2021年度大学入試改革(新入試)とは
以下3つのコンセプトではじまった
- センター試験の廃止と共通テストによる記述式試験・英語4技能試験の導入
- 一部大学における一般入試での高校調査書の提出必須化
- AO推薦・公募推薦の廃止と総合型選抜、学校推薦型選抜の導入
2021年度大学入試改革(新入試)の背景は以下であった
- グローバル化、AIなどの技術革新による変化が激しい世の中
- これまでの受験勉強のような「暗記一辺倒の詰め込み教育」は通用しない
- 予見の困難な時代の中で新たな価値を創造していく力をつけるべき
- 英語は四技能を身に付け、記述試験を導入することで表現力・判断力を測定する
しかし、現状は高校現場、有識者などからの反発もあり、デモまで行われている
- センター試験の廃止と共通テストによる記述式試験・英語4技能試験の導入
- 一部大学における一般入試での高校調査書の提出必須化
- AO推薦・公募推薦の廃止と総合型選抜、学校推薦型選抜の導入
記述試験の採点者・採点基準問題、英語4技能試験の機会不均等(所得・地域各)
高校のレベル、教員の質により不公平
運用の実現可能性が低い
その結果、「1.センター試験の廃止と共通テストによる記述式試験・英語4技能試験」が一部導入される予定に留まっている
現実的に必要な
2021年度大学入試改革(新入試)は以下2点である
- 英語四技能の対策
- 表現力・判断力を踏まえた記述問題の対策
2021年度大学入試改革(新入試)の大きな変更点になります。
こちらを踏まえて3点を紹介していきます。
- 英語四技能の基礎知識
- 大学別-英語四技能への対応-
- 文科省新入試プレテスト徹底分析
1英語四技能の基礎知識
- CERFが英語4技能試験における言語運用能力を測る指標となる
- CERFを測る新入試対象の民間資格は6種類ある
- 受験料、規模、試験形式から「英検」がおススメ
- 民間試験受験者は資格・スコアによって6段階の中にふり分けられる
- 高校3年の4月~12月まで2回受験チャンスがある
- その6段階に該当する資格・スコアを大学に提出して、その大学を受験することが出来る
詳しく見たい
2大学別-英語四技能への対応-
- 英語四技能の導入は大学によって大きく異なる
- 2021年度大学入試改革(新入試)に向けて各大学情報が段階的に公開されている
- 定期的に大学HPにて情報を確認する必要がある
3文科省新入試プレテスト徹底分析
- 大きな入試変更が行われる「英語」「現代文」を対象とした
- 文科省が公開している平成29・30年度の新入試プレテストに基づいた分析
現代文
- 制限時間100分に、センター試験より20分長い時間設定
- 記述式大問1題、マーク式二題の構成が濃厚
徹底分析
リーディング
- 制限時間は80分、センター試験と同じ時間設定
- 大問数6題、独立した発音アクセント・文法問題の出題はなし
分析
リスニング
- 試験時間30分(センター試験比±0分)
- 問題数大問6まで―全30問 (センター試験比+6問)
- 配点100点(センター試験比+50点)+6問)