はじめまして!
EDIT STUDY代表取締役CEO小路永(ショウジナガ)です。

一人ひとりのゴールに伴走することで「やり抜く力」と「折れない心」を養い、より多くの人たちに「人生の選択肢の広がり」を提供する。

これはEDIT STUDYが掲げるVisionです。

なぜEDIT STUDYはこのようなVisionを掲げているのか。
それをご説明する前に少し僕自身のことをお話させていただくと、僕は高校生当時、偏差値50程度の都立高校に在籍し、3年間サッカー部の活動に没頭していました。サッカー部では100人を越える部員をまとめるキャプテンを務めていましたが、勉強はまったくできておらず、現役時の大学受験はほぼ不戦敗状態でした。「部活あるある」ですね。ただ、正直なところ根性で勉強すればなんとかなるとも考えていましたし、根性には自信がありましたので、卒業後は意気揚々と大手予備校に入校して勉強に励みました。日曜日も入れて平均10時間の自習をこなし、月の自習時間は300時間を越えました。これだけ勉強して落ちるわけがないと自信を持って受験に臨み、結果は全滅。

自分なりに「受験勉強をやり抜いた浪人生活」でしたので、さすがにガッツリ心が折れました。予備校や受験費用を払ってくれた親にも申し訳なく顔も合わせられないし、友人にも会いたくなく、家に引きこもっていました。

そんな真っ暗闇の中、母親が調べて紹介してくれたのがDietStudyという吉祥寺にある大学受験塾でした。何かしらのキッカケを使って少しずつ前に進む必要性を感じていたので、とりあえず話を聞きに行くと、個人事業主の代表として一人で塾を運営していた東大卒の村山先生(現EDIT STUDY取締役)が以下の話をしてくれました。

「去年の1期生は3人で、早稲田・明治・立命館に合格した。君が入れば2期生。」
「聞くところ君の1浪目の勉強量は凄まじいが、勉強の仕方が間違っていた。」
「自分(村山先生)も2浪経験者だからいろいろと気持ちはわかる。」
「その勉強量を維持して、基礎を大切に正しく勉強すれば早稲田に合格する。」

直感的にその言葉を信じ、2浪目はDietStudyでお世話になろうと決めました。2期生は僕を含めて5人。授業は5文型の基礎(ゼロ)からはじまり、正しい勉強法を身につけてさらなる努力を重ねた僕は、村山先生の予言(?)の通り、翌年の春にめでたく早稲田大学商学部に合格することができました。

僕は、この2浪という苦しい経験を経て、自分に「やり抜く力」と「折れない心」が身についたように感じています。今後の人生でもっと苦しいことがあっても「なんとかできる」という自信も加わりました。もともとチャレンジを好む性格ではありましたが、「やり抜く力」と「折れない心」はここでピカピカに磨かれたとはっきり言えます。

その「なんとかできる」という自信のおかげもあって、就職活動では第一志望であった(株)キーエンスに内定を得ることができました。リーマンショックによる市況悪化の影響を受け、前年度140名から20名まで採用枠が激減した中での内定でした。このあたりから、「自分の考え方を広めていくことで人の役に立てるのではないか」と漠然と考えるようになりました。内定後の大学四年時には就活支援団体「就活道場」を代表として立ち上げ、電通・博報堂・アクセンチュア・リクルート・ユニリーバなどの一流企業内定者を多数輩出した後、早稲田大学商学部を卒業しました。早稲田大学では、とにかく人に恵まれ、たくさん成長できたように感じます。

そして、いずれは教育業界で働きたいという想いから、(株)キーエンスを新卒入社から2年半で退職し、(株)湘南ゼミナールに転職しました。個別指導部門の森塾事業部に所属しながら、経営企画室で働く機会もいただき、学習塾・予備校の分析を担当していました。その分析を進めれば進めるほど、「自分が通ったDietStudyという塾を社会に広げて、貢献したほうが良いのではないか?」という想いが湧き上がってきます。大手予備校は「授業だけ」、衛星予備校は「動画だけ」、個別指導は「主にアルバイトでクオリティが担保されない」、自学自習は「アルバイトの学習管理だけ」と、塾・予備校の都合で運営されていることがわかってきたのです。

僕が通った当時のDietStudyを思い出すと、村山先生が英国の授業を担当し、日本史の学習進捗管理もしてくれて、困ったときは話を聞いてくれました。村山先生が僕にしてくれたことを、より多くの人が、より多くの生徒にサービスとして提供できるようにしたい。そして、僕のように苦しい受験生活を通して、「やり抜く力」と「折れない心」を身につけ、人生の選択肢を広げてほしい。そんな想いが止まらなくなり、すぐに村山先生に連絡をし、「一緒にDietStudyを社会に広めて、より多くの人の人生に貢献しましょう!」と情熱的に提案した結果、2013年12月9日にDietStudyを個人事業から法人化することが決まりました。

これがEDIT STUDYのVisionの裏にあるストーリーです。

法人化した後は、Vision実現に向けて、通ってくれている生徒へのクオリティを最優先に、「正社員のみ」「少人数対話式授業」「1on1面談」というコンセプトに基づき、1年1校舎ずつの校舎展開をしてきました。2020年には新入試に対応するため、あらゆるコンテンツを組み合わせて成長していくブランドの約束として、塾名をEDIT STUDYに変更しました。生徒数としては創業から8年で10倍の成長を実現しています。

一人ひとりのゴールに伴走することで「やり抜く力」と「折れない心」を養い、より多くの人たちの「人生の選択肢の広がり」を提供する。

EDIT STUDY はなぜ存在するのか。それは「Visionを実現するため」。それだけです。
僕は、僕自身が「やり抜く力」と「折れない心」を持ってVisionを実現することを誓います。

株式会社EDIT STUDY
代表取締役CEO
小路永 啓多