2023.3.25
学習院大学経済学部経済学科進学! 木村 颯汰君 (川越東高等学校)
合格校
学習院大学 経済学部 経済学科
國學院大学 観光まちづくり学部 観光まちづくり学科
駒澤大学 経済学部 商学科
駒澤大学 経済学部 現代応用経済学科
東京経済大学 経済学部 経済学科
東京農業大学 国際食糧情報学部 アグリビジネス学科
立正大学 経済学部 経済学科
SS) 木村くん学習院大学合格おめでとうございます!
木村君) ありがとうございました!
SS) 合格がわかった瞬間はどんな感じでしたか?
木村君) 父と一緒に見たんですよ。僕より父の方が喜んでました。もう半泣きでした(笑)なんか感慨深そうな顔してて、握手しましたね。
SS)想像するとすごい良い光景ですね。お父さんも嬉しかったんだろうね。じゃあ入塾までの経緯とか色々聞きたいんですけど、木村君はちょっと特殊なケースでしたよね。
スモールステップの連続で日々実力を確認できる!
木村君)そうですね。8月の3週目あたりの夏から入塾しました。
SS)それまではどういう塾に通ってたの?
木村君) オンラインの予備校で早稲田特化型みたいな塾でした。スローガンが「早稲田しか見えねえ」みたいな感じです。最初はやっぱりみんなモチベは高いじゃないですか?誰だってそうだと思うし、僕もそうだったんですけど、やっぱり勉強習慣に波があって、7月後半から8月前半にかけて勉強時間0時間0分が続いてしまって…これはなんとかしないとな、となって塾探しを始めました。
SS)多くの受験生が猛勉強し始める夏休みの時期にそうなっちゃうとキツイよね…
木村君)そうですね。自分は現役の時もそのモチベーションの波にやられてしまって失敗したので、これを改善するために途中入塾にはなるんですけどEDITSTUDYに入塾してターニングポイントを作ろうとしました。
SS)残り半年だとしても環境を変えて勉強した方が良いという判断だったんだね。
木村君)はい。父とも何時間も話しましたけど、途中で辞めるっていうわけなんで違約金とかも払わなきゃいけなくて…
SS) え?違約金とかあるの?
木村君)たしか4万円くらい払いましたね。
SS)うちの塾では考えられないことだったので少し驚きました…自己管理の難しいオンライン形式だからこそ辞めていく生徒も多く、そういう仕組みがあるのかもね。勉強はどんな感じでやってたの?
木村君) 基本的に指示された参考書をやって、10日以内に勉強報告っていう表みたいなのをpdfで作って、それを印刷して、でまたそれをpdf化してメールで送って、3日以内に返信が来て「この点数じゃダメだよ」とかいう話をされて補正していくみたいな感じでした。あとは授業音声講義っていうのがあって、その授業を何回聞いたかを報告をするようなシステムでした。
SS)そういう指示はどうやって受けるの?
木村君)LINEのボイスメッセージで送られてくるので、返答できないんですよ(笑)やり取りにはならないので、その先生が悪いわけじゃないんですけど、ちょっとやりづらかったですね。
SS)ボイスメッセージは斬新だね(笑)どの辺がやりづらかった?
木村君) 先生からの指示は基本的に音声なので勉強についての相談ができないことと、オンラインだからこそやっぱり自分が今どこにいるかってすごく見づらいし、模試は所詮偏差値しか出ないじゃないですか?それが当てになるかって言われたら微妙なところなので、やっぱり小テスト形式のようなスモールステップで自分の実力を確認していく形が一番僕には合ってたかなっていう風に今振り返れば思います。
SS)ある程度のスパンで自分が今どれだけできてるのかとか、他の受験生と比べてどのあたりの位置にいるのか、みたいな進捗が見える形の方が頑張りやすかったかな?
木村君)そうですね。オンラインだと本当に孤独なので基準がわかりづらかったです。EDITSTUDYでは実際に足を運んで教室に行っている分、周りの生徒の勉強時間がどれくらいかとか、自分はレギュラーテスト90点だったけど隣の生徒は98点で、上には上がいるんだなとか、そういう情報が目に見えて入ってくるのでその刺激をモチベーションに変えられた思います。
SS)なるほどね。じゃあEDITSTUDYに通った後の6ヶ月間の中で一番つらかったことを教えてください。
過去問は文字通り「過去」でしかない!
木村君) そうですね。一番つらかったのは英語ですね。過去問の話なんですけど、学習院の過去問は国語は80%くらい、日本史は80~90%で安定してたんですけど、英語がとにかく苦手で…
SS)たしかに英語にはずっと苦しめられていたよね。
木村君) 一番ひどかったのは英語なので、英語だけ入念に対策しようってなって学習院の入試前日に過去問解いたら過去最低の40%を叩き出しちゃって…それが例えば11月とかだったらまだあるかなと思うんですけど、僕の場合は前日だったのでさすがに「ちょっと無理じゃない?」ってなってました。
SS)それはだいぶメンタルえぐられるね…じゃあ心理状態としては結構やばい状態で第一志望の入試には臨んだわけだ。
木村君)そうですね。そんな感じでしたね。
SS) 前日の過去問演習が過去最低だったとしても結果としては見事合格できていたわけで、このことから得た教訓は何だと思う?
木村君)どれだけ過去問で悪い点数取ったとしても、まず捉え方としてそれは一瞬のもので、過去問なんだから文字通り過去のものでしかないし、そこで悩みすぎてもしょうがないと思います。そこであれこれ悩んで新しい教材に手を出してみたり、特殊な勉強法を試してみたりするのではなく、今までやってきたことを淡々と続けるべきです。で、そのためにはやっぱりルーティンワークを固定するのがめちゃくちゃ大事だと思います。
SS)たしかに過去問を解いた直後に「この文法書やった方が良いですか!?」って焦って相談してくる生徒も多いけど、何か新しいことをやって勉強のリズムを崩すよりは日々のルーティンワークを見直すことの方が大事だったりするよね。
木村君)そうですね。その時ショックを受けるのはしょうがないですけど、だからと言って今までやってきたことが間違っていたわけではないので、淡々と目の前のことをつづけることが大事だと思います!
SS)そういう意味で言うと後半の木村君はメンタル的にかなり強かったと思うんだけど、何か大切にしていた考え方とかある?
努力=お祈り 自分が前を向けるような捉え方が大事!
木村君) これは概念的な話なんですけど、一応勉強するっていうことは志望校合格というゴールに向けた努力だし、努力したやつだけが成功すべきだとは僕も思うんですけど、世の中そううまくはいかないじゃないですか?努力は必ず報われるっていう言葉は僕はあんまり信じない方がいいんじゃないかと思ってて、じゃあなんで努力するんですかって言われたら、これほんとに気持ち悪い言い方しますけど、努力ってお祈りだと思うんですよ。
SS) お祈り?(笑)どういうこと?
木村君) お祈り、祈禱ですね(笑)努力って神社にお参りするのと一緒だと思ってて、お参りって願いが絶対叶うわけじゃないけど、一応しておいた方が良いよねって感じじゃないですか?努力した方が受かる可能性が高いから、一応やっといた方がよねっていうイメージで勉強してた方が気持ちちょっと楽だと思うんですよね。あんまり抱え込みすぎると努力してない自分のせいだからもう無理だって言って志望校を下げちゃったり、必要以上にダメージを受け過ぎちゃったりするじゃないですか。その努力に対する、何ていうんですかね、見返りをあまり考えないことが本当に大事だと思います。
SS)なるほどな~少しでも成績を上げるために色んなことを考えて格闘してきた木村君ならではの表現だね。お祈り、つまり努力というものは絶対にそれが身を結ぶという保障はないけども、念のためやっておくに越したことはないものであるって風に捉えてた方が、目の前の勉強を頑張れるっていうことかな?
木村君) そうですね。そう考えた方が楽だって途中から気づいて、今勉強できたら自分の運気を上げられるかもな?勉強できてラッキー!くらいの気持ちでやってました(笑)
SS)捉え方次第で全然違うね(笑)たしかにそれくらい勉強というものを楽に捉えていた方が継続できそうだね!じゃあ大学受験、必死に頑張って第一志望校の合格掴んだわけですけども、大学受験を通して得たものや学んだことはありますか?
木村君) 今バイトしててまだ始めて3日ぐらいなんですけど、社会に出るっていう時にやりたいことだけできるのが社会ではないと思うんです。やらなくちゃいけない、僕の場合英語ですね。好きではないけどやらなくちゃいけないことを、しっかりやり抜いたという経験が得られたことが良かったです。嫌なことだとしても最後までやり抜く力とそれに向き合うための集中力がついたと思います。
SS)木村くんが言うと説得力があるね!悪戦苦闘しながらもなんとかここまでやってきた道のりを近くで見てきた分、すごく腑に落ちる感じがしてます!では最後に、未来のEDITSTUDY生にエールをお願いします!
木村君) そうですね。「努力はたまたま報われるよ」っていうことですね(笑)努力に対する見方というか、努力をする自分に対して厳しい目線で見ないで、たまたま報われるものだなっていう気持ちでやっていったら、最後まで諦めないで継続できると思います。努力は祈禱と言ったので、ぜひ皆さんも祈禱を頑張ってください!(笑)
SS)自分を追い詰めてしまいがちな受験生みんなに響く優しい言葉だなと思いました!今日はありがとうございました!
木村君) ありがとうございました!