2024.3.18
関西大学商学部商学科進学!Y・Mくん(東福岡高校)
合格校
関西大学 商学部 商学科
関西大学 社会学部 社会学科
西南学院大学 外国語学部
西南学院大学 人間科学部 社会福祉学科
SS)こんにちは、久しぶり! 志望校の関大合格おめでとう!
Mくん)お久しぶりです。ありがとうございます。
SS)圧倒的な成長を見せつけた一年だったね。今日はその軌跡を一緒に振り返っていきたいと思っています。
Mくん)はい、そうですね。よろしくお願いします。
普通の公立中から普通に進学
SS)Mくんは福岡ではおそらく最大のマンモス校、東福岡高校(通称ヒガシ)の出身だよね。まずはヒガシに至るまでの経緯から教えてもらえる?
Mくん)そうですね、中学は普通に地元の公立中学で、小学校から塾とかそういうのは無縁でした。みんなと一緒に地元の中学に上がって、中学では野球部で副キャプテンをやっていました。
SS)そうそう、1on1面談でも話したことあったよね。「野球は正直めちゃくちゃ上手いっす」って(笑)。
Mくん)まあ守備だけっすね(笑)。打つ方はまあまあくらいです。それで野球しながら学校通ってテストがあったらテスト受けてって感じで、中学でも真ん中か、やや下くらいの成績だったと思います。
SS)野球以外は普通な感じだね。高校受験のときは勉強したの?
Mくん)そうですね。中3の夏くらいから2:1の個別指導の塾に通って少し受験対策みたいな勉強をして、滑り止めでヒガシは受かって、その後になんとか受かりそうな近くの公立高校を受けたら落ちてしまったんで、じゃあヒガシだなって。
SS)そうだったんだ。ヒガシってクラスがたくさんあるよね。特進とか進学とか。
ヒガシでの学生生活
Mくん)1学年1クラス40人くらいで、全部で16-7クラスあるんじゃないですか。一番上の1クラスが特進英数というクラスでこれは別格扱いで校舎も別です。その下に特進クラスというのが国立私立、文系理系で6-7クラスくらいあって、その下に進学クラスが10クラスくらいある感じです。
SS)すごい生徒数だね。で、Mくんはどのクラスだったの?
Mくん)普通に進学です。今でも覚えてるんですけど、ヒガシの入試のときに「光合成」って答えのところを書けなくて。「光合成」書けなくても受かるくらいなんでまあ普通に進学ですよね(笑)。
SS)なるほど。ちなみにラグビーとかサッカーの特待の人たちは?
Mくん)ああ、普通に全員進学です。ただ彼らは推薦でいい大学に行きますよね。
SS)そうだね。それでMくんは現役のときはどんな準備をしていたの?
Mくん)高校1-2年生の頃は学校終わったら博多や天神に繰り出して友達と遊ぶ日々でした。たまにももち浜まで歩いたりとか。勉強は、入学当初はちょっと頑張って定期テストの一週間前から準備したりしてたんですけど、別に勉強しなくても点数が取れるテストだったんで、だんだんゆるくなっていって、最終的にはテスト当日の朝にパパッと暗記して終わり、みたいな感じでした。
SS)だいぶゆるいね。高3になったらさすがに変わった?
Mくん)「そろそろ…」と思いつつ何もしていなかったですね。周りも勉強してなかったんで焦りも特になく、学校で配られた教材をなんとなく読みながら現役のときは西南だけ受けました。
SS)結果はどうだったの?
Mくん)余裕で落ちましたね。まあ正直九産大受けても間違いなく落ちてました。勉強のやり方も何もわかってなかったんで。
親が示してくれた浪人の選択肢
SS)そうか、潔いね(笑)。それで浪人を決めた?
Mくん)一応その後に中村とか福大の後期を受けようか考えていました。そしたら親が「浪人してもいいよ」って言ってくれて。
SS)それまでは浪人は考えていなかったの?
Mくん)はい、特に何も考えてなかったですね。受かるところ受けてそこに進学しようかなって。ただ福大は家が近すぎるので行きたくないなと思ってたのと、あとは「自分はもっとできる」って思っていた部分も少しありました。
SS)そうだったんだ。そこから塾・予備校探しを始めたと思うんだけど、最初からESを検討してたの?
ゼロからの塾・予備校探し
Mくん)最初は何もわからないので高校の担任に相談に行ったら北予備を勧められました。それで説明会に行ったんですけど、雰囲気が厳しすぎるのと、授業のレベルが高くてやめました。
SS)なるほど。まあほぼゼロだもんね。じゃあ大手予備校は?
Mくん)大手は授業内容はいいと思うんですけど、「自分で復習できるか?」ってことを考えたときに絶対ムリだなと思ってやめました。僕が塾探しの条件としてたのは、「やるべきことを提示してくれる」「勉強法まで教えてくれる」でした。そしたらお母さんがESを調べてきてくれました。
SS)お母さんの情報収集能力が高くて助かったね。個別相談と体験授業を受けた印象はどうだった?
Mくん)授業も基礎からやってくれてわかりやすい、先生がすぐ近くにいる、カリキュラムで細かくテスト指定されている、勉強法も教えてくれる、朝から開いている。1回目ですぐに決めました。
SS)決断速いね。この一年を通してもMくんは「大事なことは自分で考えて決める」という姿勢が一貫して感じられました。さて、去年の4月に授業が始まってからのこの一年を振り返ってどうですか?
楽しかった浪人生活
Mくん)一言で「楽しかった」ですね。楽しい時間でした。ヒガシの3年間も充実して楽しかったですけど、浪人の1年間も同じかそれ以上に楽しかったです。
SS)そうなんだ。すごい感想だね(笑)。たしかにずっとマイペースで勉強できていたけど、つらいとか不安とかはまったくなかった?
Mくん)うーん、最初は「本当に伸びるの?」ってちょっと思ってましたけど(笑)、四基礎文法と読み込みだけはめちゃくちゃ真面目にやりましたね。これだけはやっとかないかんて。
SS)それはなんでそう思ったの?
Mくん)いや、あれだけ何回も先生から言われたらさすがにやりますよ。四基礎文法と読み込みは最初の1ヶ月で本当に徹底的にやって、そのおかげで読み込みはずっと習慣化できました。関大の英語はかなり高得点が取れたと思いますけど、確実に読み込みのおかげです。
SS)まあね。読み込みは難関大合格にはマストだね。今年の生徒の結果を見てもそこをごまかしていると一歩届かずという感じですが、他に合格のために大事なことって何だと思う?
合格の秘訣は…
Mくん)これは僕が見ていて感じたことなんですけど、単純に「最後まで毎日来ること」。最後まで毎日来ていた人ってほぼ全員行きたい大学に決まってますよね。いろいろありながらも。
SS)そうだね。1月末までずっと毎日来ていた生徒は全員関関同立・MARCH以上に進学が決まってるね。
Mくん)そう考えると簡単っすよね。
SS)そう言えるのはすごいことだけどね。では、この1年を振り返って関大合格という結果は得ましたが、他に何か得たものはある?
Mくん)これさっきも言いましたけど、本当に「楽しかった」の一言で、頑張ったなという感じがないんですよ。先生に言われたことをやっただけ。毎日朝から行くのは当たり前。楽しい、しかない一年でしたね。
SS)周りにも恵まれたよね。
Mくん)そうですね。以前からの友達もいましたし、クラスの仲間とも切磋琢磨しながら過ごすことができました。みんながいたから頑張れたのは確実にあります。
SS)そんな充実した一年を過ごしたMくんからなにかメッセージをもらえれば。
人生が変わった一年
Mくん)俺なんかが言っていいんですかね。なにか言えることがあるとすれば、「ちゃんとやればいいだけ」。大学受験って何も知らなくてこの塾に入ったんですけど、意外と単純でした。言われた方法でただ頑張ればいい。それだけ。
SS)シンプルだけど力強いメッセージありがとう! 他になにか言っておきたいことはある?
Mくん)はい。僕は去年まで全然勉強していなくて、1年前の今頃はどこか受かりそうな大学を受けて受かったところに進学しようと思っていましたが、そこから浪人して一年後の今、志望校だった関西大学の商学部に進学することが決まりました。
SS)そうだね。すばらしいです。
Mくん)で、僕は大学に入ってからも勉強をするつもりで、その意味でここは通過点なんですが、もし去年適当に受かった大学に入っていたらたぶん僕はこの考え方、選択肢を持てていませんでした。
SS)人生の選択肢が広がった?
Mくん)はい。ぐーんと、めちゃくちゃ広がりました。ここから先どうなるかはもちろんわからないんですが、関大に行ってまたいろんな人と知り合っていろんな刺激を受けて勉強して、その先に自分のやりたい道を歩んでいけたら、この一年で確実に「人生が変わった」と言えると思っています。
SS)そうなったら私も嬉しいです。そういう考え方がMくんらしいよね。
Mくん)ありがとうございます。これからも頑張ります。一年間、お世話になりました!
SS)こちらこそありがとう。楽しい一年でした。また福岡に帰ってきたときは顔出してね!