2023.3.9
立命館大学経済学部進学!T・Mくん (博多青松高校)
合格校
立命館大学 経済学部
東洋大学 経済学部 経済学科
東洋大学 経済学部 国際経済学科
産業能率大学 経営学部 マーケティング学科
福岡大学 経済学部 経済学科
福岡大学 商学部
SS)立命館合格おめでとう! 本日はインタビューよろしくお願いします。
Mくん)ありがとうございます。よろしくお願いします。
SS)まずは合格の瞬間の話から聞かせてください。
立命館大学不合格の報告
Mくん)あ、あれはちょっと事情がありまして。挨拶に来たときに「立命館ダメでした」って報告したじゃないですか。
SS)そうだったね。私の手元のデータだと立命館は実力相応校とみていたので驚きました。
Mくん)僕も結構ショックだったんですけど、あの後家に帰りまして夜に見たら受かってたんですよ(笑
SS)そんなことある?
Mくん)最初見たとき回線が混んでて個人ページがつながらなくて、番号一覧の方で確認したんですね。ただそのときに番号を縦に見てしまっていて、本当は横に番号が並んでいたという。
SS)ものすごい凡ミスだね(笑
でもまあ落ちてると思ってたのが受かってたのは嬉しかったんじゃない?
Mくん)そうですね。自分の中でも立命館に決められたらなというのがあったので、素直に嬉しかったです。
SS)親御さんも喜んでくれた?
Mくん)はい。珍しく父も満足そうで、よかったなと思いました。
浪人するかどうか迷っていた一年前
SS)よかったです。
では、ここに至るまでの道のりを振り返っていきたいと思います。まずはどうやってEDIT STUDYを知ったの?
Mくん)母が探してきてくれました。
SS)一年前、お母さんと面談に来られたときのことを思い出します。Mくんはちょっと事情があったよね。
Mくん)高校入ったくらいからいろいろありましたね。最初に入った高校の校風が合わなくて辞めて、その後に交通事故に遭ってしまって体調が優れない日々が続きました。それまで比較的真面目に勉強をして成績も悪くなかったんですが、この頃から自分の中で勉強の価値を見失っていきました。
SS)今年も体調と相談しながらの受験勉強だったね。
Mくん)はい。当時も体調は良くなくて、でも大学には行こうということでこの辺りにある個別指導塾に通っていました。
SS)そうそう、そんな話を聞きました。結局去年の受験はどうだったんだっけ?
Mくん)前期は西南学院大学と福岡大学を受けて両方落ちました。後期に九産大と久留米大を受けて、久留米大は落ちて九産大は受かりました。
SS)九産大合格は覚えてたけど、久留米大には落ちてたんだね。シビアな結果です。
Mくん)ですね。思っていたより厳しい結果でした。それで僕は九産大に進学しようかなと思っていました。
SS)面談でそう言ってたね。理由を聞いたら「どうせやってもできないから」という感じで、特に英文法がわかる気がしない、そこが納得できないと浪人しても意味がないという調子でした。
Mくん)ですね。僕はここに来る人たちの中でも珍しいかもしれませんが、特別にやる気があったわけではありません。
SS)そうだったね。九産大への進学とギリギリまで迷っていたと思うけど、最終的に決断した理由って何だったの?
Mくん)決断というか、決めずにいたら普通に入学金の振り込み期限が切れたんですよね。それと、そのときに母に泣かれました。
SS)そうだったんだ。お母さんはなんて?
Mくん)応援するからもう一年頑張ってみてほしい、と。普通逆じゃないですか? 頑張るからもう一年応援してほしいって、子どもが頼む側というか。うちは逆だったんですよね。
SS)そうだね。面談でそのあたりの話もしたけど、お母さんとしてはMくんは体が弱い分、学歴だけは身につけさせてあげたいと仰っていました。
Mくん)そうでしたね。
SS)それで浪人することになったんだけど、他にも塾・予備校は検討してたよね?
復習中心の勉強スタイル
Mくん)はい。浪人なら「予備校」というイメージがあったので、僕の中ではYゼミ、K合、S台を考えて、その中で一番基礎からやれそうなYゼミに見学に行きました。S台とK合はレベルが高い気がしていて。
SS)なるほど。で、最終的にEDIT STUDYに決めた理由は何だったの?
Mくん)大手予備校の勉強の進め方が、僕が中退した公立高校に似てたんですよね。
SS)というのは?
Mくん)あの予習主体の進め方です。自分でまず予習してきて、授業を受けて理解するってやり方で、あれは僕はついていけなくなるなと感じたんです。その点、復習中心で進めるここならやっていけそうだなと。
SS)そのあたり冷静だね。さて、そうやって始まった浪人生活だけど、振り返って一番きつかったことはなに?
Mくん)きつかったことですか。うーん、それはやっぱりレギュラーテストの勉強ですかね。夏前くらいからRテストの種類が増えて、夏過ぎくらいからは範囲も増えて、少しずつ負担が増えていったのがきつかったですね。
SS)わりと簡単にクリアしているようにも見えたけど。
Mくん)いや、特に英単語と英文法問題はかなり苦労しました。苦労したんですけど、塾に来て、勉強して、Rテスト受けてっていうリズムは習慣化できていたので、なんとか乗り越えられたって感じですかね。
SS)入試が近づいてきてからは、塾には来れても授業には出られないという状況も続きました。
万全とは言えない状況でベストを尽くす
Mくん)そうですね。事故の後遺症でどうしても体力的に厳しいところがあって、塾に行くことはできたんですけど、授業には出られないってときが続きましたね。
SS)そうだね。ただ私から見てもかなりつらそうだったので、そこはだましだましで、最後までやり抜くというところを重視していました。そういうつらい時期はどうやって乗り越えたの?
Mくん)これといってないんですけど、たとえば塾から駅への帰り道、新天町の入口にたい焼きがあるじゃないですか? あれを楽しみに一日頑張るとか、そんな感じで過ごしてましたね。
SS)小さな楽しみを見出しつつなんとかやり抜いた感じだね。結果、見事立命館大学合格を勝ち取ったわけだけど、ESで合格できた要因って何だと思う?
Mくん)去年と一番違ったのは、常に何をするかが決まっていたことですね。去年は自分が主体で自分のペースで進める感じだったのが、今年はカリキュラムとRテスト範囲がバチっと決まっていて。
SS)どうだった?
きついけど、やるしかない
Mくん)きついなとは思ったけど、やるしかないという絶妙な量でしたね。やろうと思えばやれる量というか。
SS)それはよかった。
Mくん)そのRテストの繰り返しで政経が大幅に伸びました。それで大学合格が見えてきた気がします。
SS)大の苦手としていた英文法は?
Mくん)これは年末年始で一気に伸びましたね。年始に英文法の総復習テストがりましたよね? あのタイミングで満点目指して詰め込んだ結果、共通テスト後の1月後半から2月初旬にかけてめちゃくちゃ解けるようになりました。
SS)本当にギリギリ間に合ったんだね。
Mくん)はい。入試段階では「何が問われているのかわかる」という状態でした。
SS)それはすごい。一年前の自分に教えてあげたいね(笑
この10ヶ月で学力はだいぶ上がったと思いますが、他になにか得たものはありますか?
Mくん)まずは「立命館大学」という学歴ですね。あとは、勉強期間中にクラスの他の人とかと話していて、みんな多彩な背景というか、それぞれ違った事情を背負って勉強してるんだなと思うことが多かったです。そういう意味で、人間関係については新しい発見があったと思います。
SS)そうですね。そのおかげで楽しくやれた部分もあったかと思います。
では最後になりますが、未来のES生に向けてなにかエールなどもらえますか?
サボる意味はない
Mくん)はい。まずRテストはきちんと合格すること。これはマストです。それから、英語なり古文単語なり、苦手なものもあると思うんですが、苦手なものは何周もやりましょう。粘り強くやることが大事です。受かりたいならやりましょう。
SS)苦手の英文法を克服したMくんが言うと説得力があるね。
私からひとつ聞きたいことがあります。Mくんは体調が優れない中で頑張っていたわけだけど、言ってしまえば体調のせいにしてサボることもできたよね? なんでサボらず最後までやり抜けたの?
Mくん)え、だってサボる意味ないじゃないですか。
SS)たしかに。
簡潔で力強い回答ありがとう! これから初めての一人暮らしで期待も不安もあると思いますが、関西での生活を楽しんでください!