2022.6.23
東洋大学レベル上がり過ぎ!!~その魅力と特徴とは~
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こんにちは。EDIT STUDYです。今回の記事では「東洋大学レベル上がり過ぎ!!~その魅力と特徴とは~」と銘打ってお話ししていきたいと思います。ここ最近人気、実力ともに急上昇中の東洋大学にスポットを当て、そのレベルが急上昇した秘密を長年「ゼロからMARCH」の逆転合格に導いてきた私立文系専門塾のEDIT STUDYならではの視点で徹底解説していきたいと思います。
東洋大学とは
そもそも東洋大学はどのような大学グループの位置づけになっているのでしょうか?東洋大学は関東の難関私立大学グループとして有名なGMARCHを目指す受験生の多くが併願先でも検討する関東に本部をおく私立大学グループの日東駒専と呼ばれる大学グループの一角になります。
日東駒専とは日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学をまとめたグループです。近年の都内の私立大学定員厳格のあおりから難易度も人気も上昇しています。また、各大学の人気の学部のレベルはGMARCH並みの偏差値や難易度も高まっている、そんな大学になります。
※EDIT STUDYの2022年度の東洋大学の合格速報を下記にまとめておきました。学部ごとの合格数を出しておきましたので、参考にしてください。
<2022年合格実績速報>
東洋大学70学部合格!
ライフデザイン学部15学科合格!
経済学部12学科合格!
経営学部10学科合格!
社会学部9学科合格!
法学部8学科合格!
国際学部8学科合格!
国際観光学部4学科合格!
情報連携学部2学科合格!
文学部2学科合格!
食環境学部2学科合格!
レベル上昇の魅力と特徴
ではそんな東洋大学の近年偏差値や難易度がともに上昇して、レベルが上がってきている理由を具体的に挙げていきたいと思います。EDIT STUDY独自の調査で明確になった魅力と特徴は以下の3つです。
1.立地
2.受験生のレベルの上昇
3.学部の新設や増設
それぞれの理由を具体的に根拠も交えて解説していきたいと思います。
1.立地
1つ目の魅力と特徴が意外かもしれませんが、その立地です。これは「東洋大学人気急上昇!~その魅力と特徴とは~」という別記事でもお話しした人気が高まっている理由にも上げましたが、レベルが上がっている理由の1つでもあります。実際に東洋大学は2005年に白山キャンパスを再開発し、それまで朝霞キャンパスで学んでいた文系5学部(文、経済、経営、法、社会)の1、2年生の授業を移転し、文系5学部4年間一貫教育を開始しました。実はこのことがGMARCHをはじめとする大手大学の都心回帰の先駆けとなりました。
受験生の立場で考えてみましょう。第一志望が早慶やGMARCHの生徒が併願校として滑り止めで日東駒専の大学・学部を選ぼうとします。その際に「万が一第一志望に不合格の時に通い辛い立地の大学をわざわざ滑り止めで併願するか?」という視点です。答えはほとんどの受験生がNOのはずです。第一志望に落ちて仕方がなく現役進学、既に1浪しているので2浪はないと考え、併願校にやむを得ず進学、となった時に志望度が高くなく通い辛い大学はなかなか選ばないですよね?
さらに現在はコロナの影響もあり、通学の距離やアクセスも非常に重要なポイントになります。白山キャンパスは都内はもちろん、埼玉県や千葉県、神奈川県からのアクセスも良く、各県の進学校の生徒がGMARCHの併願校として選びやすいという利点があります。これが東洋大学のレベルが急上昇している魅力と特徴の1つでもあるのです。
また埼玉の朝霞キャンパスもアクセスは悪くありませんが、朝霞キャンパスにあるライフデザイン学部をより立地の良い赤羽台キャンパスへ2021年に移転しました。東洋大学は群馬の板倉キャンパスも持っていますが、生命科学部、食環境学部(板倉キャンパス)、理工学部生体医工学科(川越キャンパス)を朝霞キャンパス、赤羽台キャンパスへ移転予定で唯一立地の悪かった板倉キャンパスを事実上の撤退とし、よりアクセスの良い状態を作っています。こうした立地も工夫して受験生が併願で検討しやすくしている点もレベルが上がった魅力と特徴の1つになります。
2.受験生のレベルが上昇している
2つ目の魅力と特徴は「受験生のレベルが上昇している」という点です。「だったら東洋大学だけじゃないだろう!」という厳しい声が聞こえてきそうなので、根拠を持ってご説明いたします。実は1つ目の理由に挙げた「立地」が深く関係しています。1つ目の理由の結びでもお話ししましたが、都内、埼玉県、千葉県、神奈川県の進学校の生徒が受験しやすい立地のため、優秀な受験生が併願校で選びやすいというのが、東洋大学の魅力と特徴として挙げられるからです。
それが最も顕著に出ているのが埼玉県です。実は東洋大学の合格者の出身高校を人数順にランキング化してみると、その特性がハッキリと分かります。しかもこれは他の日東駒専の各大学と比べても東洋大学はその傾向が顕著に現れておりますので、東洋大学が持つ立地を含めた特性により、受験生のレベルが上昇し、結果として東洋大学自体のレベルが上昇していると言えます。
東洋大学合格者出身高校ランキング
1.不動岡高校 高校偏差値65-67 2021年度 182人
2.所沢北高校 高校偏差値67-68 2021年度 155人
3.蕨高校 高校偏差値66-68 2021年度 149人
4.越谷北高校 高校偏差値67-68 2021年度 141人
5.千葉市立稲毛高校 高校偏差値67 2021年度 124人
3.学部の新設や増設
3つ目の魅力と特徴は学部の新設や増設、上記キャンパス移転に伴う改組を積極的に行っている点です。こちらも「東洋大学人気急上昇!~その魅力と特徴とは~」という別記事でもお話しした人気が高まっている理由にも上げましたが、東洋大学のレベルを上昇させている理由の1つでもあります。現在では東洋大学の人気学部でもある国際学部、国際観光学部を2017年に国際地域学部から改組しました。また同じく2017年に文学部に国際文化コミュニケーション学科を開設しました。同時に情報連携学部の就学キャンパスとして東京都北区に赤羽台キャンパスを開設しました。
国際観光学部はコロナ禍で産業としては厳しい状況にある観光業ですが、学生からの人気は非常に高く、立教の観光学部に次ぐ観光系学部として人気を博しており、特に国際観光学部は偏差値や人気でも学部によってはGMARCHの学部を凌駕しています。実はこの国際学部(グローバル・イノベーション学科:偏差値62)、国際観光学部(国際観光学科:偏差値61)、文学部の国際コミュニケーション学科(偏差値61)の3つは現在東洋大学の学部学科別偏差値のTOP3になります。こうした学部の新設や増設、改組を積極的に取り組んできたのも近年の東洋大学の人気を支える魅力と特徴の一つになります。
今回ご紹介した3つの魅力と特徴で近年、東洋大学は日東駒専の中でも偏差値や人気が高まり、GMARCHの併願校として数多くの優秀な受験生が検討する人気の大学となっており、東洋大学のレベルが急上昇しているわけです。
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