2020.1.24
明治大学情報コミュニケーション学部の日本史過去問分析【GMARCH】
Table of Contents
こんにちは、GMARCH【過去問分析コラム担当】の岩澤です。
本日は明治大学情報コミュニケーション学部の日本史過去問分析を見ていきましょう。
構成
大問3題(【1】テーマ史・【2】近代史・【3】現代史が近年の定番)
試験時間:60分
時代
近現代からの出題が多い。近年は現代史の問題が大問として出題される場合が多く、衆議院会議録や首相答弁など他ではあまり見られないような史料からの出題が特徴的である。
分野
例年大問Ⅰがテーマ史として出題される。内容は政治、外交分野からの出題が多い特にこれらの分野は重要事項の配列問題が出題されることが多い。単純な年代暗記だけでは対処が難しい場合がある。年代を覚える際にも歴史の流れを意識し、因果関係をとらえ、その中で具体的な年号を落とし込むとより暗記が効率よくなる。そのためには、単純な一問一答形式だけでなく教科書をベースとして学習を進めることが効果的である。ぶん特に近現代は各分野が複雑に影響し合っている。縦の軸と横の軸の両方をもって学習にあたっていきたい。
設問形式の特徴とポイント
正誤問題の割合が高いのが特徴。この形式の問題は単純知識はもちろん、歴史背景を捉え理解することが何よりも重要である。用語が単純に間違っている設問は知識で解けるが、因果が逆転しているような選択肢は歴史の流れを捉えていないと解答が難しくなってしまう。記述問題は基本的な用語を問われることがほとんどなので、キーワードをしっかりと漢字で書けるようにしたい。また地図や年表に関しても問われる年もあったことからこれらにも目を通しておきたい。