2019.1.18
ネットの口コミとの向き合い方
たくさんの大学塾・予備校のネット口コミが掲載されている代表サイトといえば「塾ナビ」になります。
大学受験塾・予備校は「講師」「カリキュラム・教材」「塾の周りの環境」「塾内の環境」「料金」の5項目を5段階で評価され、総合評価が☆マークと共に5段階で表示されます。ちなみにEDIT STUDYも塾ナビに掲載しているため、4つの口コミが投稿されています。(総合評価5.0点が2口コミ/3.0が2口コミ※2019年1月11日時点)
塾ナビ以外にもネット上で評判を確認できるツールとしては「Yahoo知恵袋」「ランキングサイト」などがあります。ここではこれらすべてを「ネット口コミ」と定義して話を進めていきます。
<ネット口コミとの向き合い方>
「高い評価も、普通の評価も、低い評価も、ほんの少しだけは参考にしてみるが、判断材料には絶対にしない」
< 2つの理由>
①その塾・予備校に通ったほんの一部の生徒の意見に過ぎない(通った生徒でもないかも)
口コミをネットに投稿している生徒はその塾・予備校に通ったほんの一部の生徒に過ぎません。つまり掲載された内容は氷山の一角に過ぎないのです。こんなことを書くと元も子もないのですが、実際はその塾・予備校に通っていなかった人の投稿かもしれませんし、その塾・予備校の競合の会社が書いた可能性さえあります。
話が少し飛びますが、先日EDIT STUDYにランキング系のHP制作会社の方が営業に来ました。そこで提案されたのは「自社で大学受験の塾・予備校ランキングサイトを作って、1位にすれば入塾者が増えますよ」との内容でした、まさに自作自演です。(もちろん丁重にお断りしました)またネット口コミではないですが、以前、有名な「文系塾・予備校ランキング本」の出版をその本で毎年1位になっている塾が自費出版していたと内部告発があり、ネットで話題になりました。
まとめると口コミは一部の人の意見に過ぎず、高い評価も、低い評価も何か意図がある口コミの可能性もあるということです。
②口コミはあなたと同じ学力・性格・価値観を持った人ではない
投稿している人が仮にその塾・予備校に通っていた生徒だとしても、投稿した人はあなたと同じ学力・性格・価値観を持った人ではありません。その塾・予備校とのマッチングを考える際には「先生・講師との相性」「授業レベル・進度との相性」「周りの生徒やクラスの雰囲気との相性」など複合的に、様々な要素が重なり合います。
口コミはあなた以外の人が体験した結果であって、あなたが入塾した後に体験することを何も約束するものではありません。
<ネット口コミとの向き合い方 まとめ>
「高い評価も、普通の評価も、低い評価も、ほんの少しだけは参考にしてみるが、判断材料には絶対にしない」
入塾を検討する際は必ず2つ以上の大学受験塾・予備校を比較するため実際に校舎に足を運び、個別面談・説明会・体験授業に参加して下さい。最後は自分が最も信頼出来て、本気で頑張れそうな大学受験塾・予備校を選び頑張るのみです。