2016.9.6
ES卒塾生講師ナカノの受験奮闘回顧録<9月編>
はじめまして!
町田校専任講師の中野です。
いきなりではありますが、私はEDIT STUDYの卒塾生ですので、まずは私が当時、塾でどのように過ごし、どのように勉強していたのかをブログを通して少しずつご紹介していきたいと思います。
今は9月ですので、私が受験生時代の9月に考えていたことを書いてみたいと思います。
皆さんの参考になれば幸いです。
まず、当初、私の志望校は中央大学でした。
が……、最終的に進学したのは青山学院大学です。もちろん今となっては青学を誇りに思うのですが、今でも中央大学の前を通ると、行きたかったなあ、、、とちょっとだけ思ってしまいます。
さて、そんな私の自己紹介を簡単にしますと、偏差値40の農業高校(食品科)を1年生で中退。その後、バイト(焼肉屋)をしながら遊びまわり、勉強の二文字がかすかに読める程度の通信制高校を卒業しました。
そんな私ですから、「ゼロから」というよりマイナスくらいからのスタートで、EDIT STUDYでの勉強はとてもつらかったということを覚えています。
先ほどご紹介したような生活だったため、勉強習慣がなく、生活リズムも不規則だったので、まずは、『とにかく朝から自習室に毎日行く!』ということを自分の中でルールとして決めました。
勉強をする気がなくても自習室に行けば、同じ目標を持った人達が自習しているので『やらなければいけない』という気持ちが少し出て、本当にちょっとしたことからやり始め、次第に机へ向かう時間が増え、勉強に集中できるようになっていったように思います。
それでもなお、授業内での先生からの問いに答えられなかったり、塾の帰り道にクラスの友人数人と世界史の問題や年号を出し合って答えられないのが、、、というより問題の意味すら分からなかったのが悔しかったです。
いつしか『中央大学合格』というより〝恥をかきたくない″〝こいつらを負かしたい″という思いが、私を動かす原動力となっていました。まだ受験本番が遠く、現実味がない夏頃の私には一番のモチベーションになっていたように思います。(負けると悔しくて勉強しようと思いますしね。)
そんな感じで夏の終わり、ちょうど今頃の時期には勉強習慣もつき、生活リズムも改善され、世界史は日に日にできるようになっていく感覚がありました。
もともと世界史のテストは毎回ギリギリで合格はしていたんですが、世界史のテストが始まった当初はとてもつらく、1範囲覚えるのに少なく見積もってもトータル6時間くらいかかっていました。この苦行にも似た『6時間』を日々乗り越えていくことで、だんだんと覚えるコツを掴み、4時間くらいで合格点がとれるようになりました。
とはいえ、2周目のテスト(同じ範囲のテストが少し期間を空けてやってきます)が始まった時には前にやったことをほぼ忘れている状態でした・・・。
しかし、一回覚えたことがあるので、また覚えるというより思い出すという感覚で、初めて覚えた時は6時間もかかったのに、2回目は2時間くらいで済んでいました。あまりわかってもらえないんですが、このよみがえる記憶 … 私はこの感覚が好きです!笑
逆に一番初めにテキトーにやってしまった範囲は2周目の時に非常に苦労した記憶がありました。(ちゃんとやっておけば良かったと後悔しながら、長々と勉強していました…)
そういったことがわかりはじめ、自制できるようになり、ようやく受験生らしくなってきたと思います。
まだ暑さも続きそうですし、だらける時期ですが、誘惑を断ち切って頑張りましょう!
これから月に1回更新していきたいと思っていますのでよろしくお願いします!!