2020.11.17
【2021年2月更新】オンライン塾・予備校の実績について
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こんにちは。EDIT STUDYです。今回はオンライン塾・予備校の実績についてお話ししていきます。通常の塾・予備校選びの際は実績を重視される方も多いですが、オンライン塾・予備校の実績についてはどのようにとらえるといいのでしょうか?
オンライン塾・予備校の実績に関しては、通常の塾・予備校と同様にサイト上で公表されていることが多いです。一般的には、受講者の「合格大学」と「合格体験記」が掲載されており、「合格人数」が公表されている場合もあります。つまり、実績の見せ方としては通常の塾・予備校とオンライン塾・予備校はほとんど同じと考えていいでしょう。
ただし、オンライン塾・予備校の実績を調べる際に注意しておきたいことが3点あります。列挙した上で詳しくお話ししていきます。
オンライン塾・予備校の実績を見る際の注意点
① 母数がわからない
② 虚偽がバレにくい
③ SNSでの情報収集とステマ
① 母数がわからない
オンライン塾・予備校の場合、たとえば「慶應義塾大学法学部合格」という実績があったとしても、全部で何人の生徒が受講していて、そのうち何人が慶應義塾大学法学部に合格したのかを知ることは基本的にできません。
これは実績を見るうえで非常に大きなファクターで、3人しか受講者がいない中で1人が慶應に合格したのであればそれは快挙ですが、10人の生徒のうち1人が慶應に合格したのであればそれなりの優良塾、仮に100人いる中で慶應合格が1人となるとそれは塾・予備校の実力ではなく、たまたま高学力の生徒が100人の中にいただけと考えるのが妥当でしょう。このように、塾・予備校の実績を考える際に「母数」という要素は無視することができません。
通常の塾・予備校に関しても普通は母数を詳細に公開するということはしませんので同様に注意は必要なのですが、通常の塾・予備校は大まかにクラス数や1クラスの人数から母数を推定することができます。一方で、オンライン塾・予備校に関しては推定さえ一切できないというところがより慎重にならざるを得ない理由です。
② 虚偽がバレにくい
こう言ってしまうと身も蓋もないですが、オンライン塾・予備校の実績は仮に虚偽だとしてもバレにくいということは知っておいた方がいいかもしれません。実際にかつてインターネット予備校ロジックという業者があったのですが、その業者は営業開始初年度から東大合格者を複数人輩出、さらに東大合格率も80%以上という、どうひいき目に見てもムチャクチャな実績を謳って営業活動をしていました。
普通の塾・予備校でそこまでの虚偽実績を出してしまうと近隣からの口コミが酷いことになって廃業してしまいます。ロジックの場合は虚偽のレベルが悪質すぎたためオンラインでも評判が最悪で廃業してしまいましたが、ここを巧妙にレベル調節されると消費者としては見抜く術がありません。
オンラインではない登校型の塾・予備校では、クラスがありクラスメイトがいてその中で交流もあり、誰がどこに進学したか詳細まではわからないとしても大まかにはわかるという状況が通常です。なので、その状況でメチャクチャな虚偽実績を掲げることはリターンよりもリスクの方が圧倒的に大きく、塾・予備校側として虚偽実績を出すことは得策ではありません。
ところが、オンライン塾・予備校の場合は消費者側からどのような生徒が何人受講しているのかを知る術は基本的にありませんので、上記のような抑止力は働かず、誤解を恐れずに言えば「言ったモン勝ち」という状況であることは知っておくべきポイントの1つです。
③ SNSでの情報収集とステマ
オンライン塾・予備校は、その入り口からしてインターネットを経由するため、インターネット上のツールと相性が良いというのが特徴です。特にサービスの評判を知りたい際には消費者の声が直接反映されるTwitterやInstagram、FacebookといったSNSを活用することが非常に重要です。このようにインターネットやSNSを活用して情報収集をすることは有効である一方で、「ステマ」という言葉も同時に押さえておく必要があります。
ご存知の方も多いでしょうが、「ステマ」というのは「ステルスマーケティング」の略で、簡単に言うと業者がお金を払って自社に有利な(主に虚偽の)情報をインターネット上に流す行為を指します。自らの姿を見えなくしてマーケティングをしているということから、レーダーで発見されない戦闘機「ステルス」の名前をもじって”ステルスマーケティング”と呼ばれています。
これはオンライン塾・予備校に限らずではありますが、インターネット上にはステルスマーケティングであろうと思われる書き込み・情報が多数散らばっています。試しに先述した「インターネット予備校 ロジック」で検索してみると、悪質な虚偽実績を掲載するなど散々な結果をもたらして廃業した予備校であるにも関わらず、最高の予備校であるかのような書き込み・情報がインターネット上に残存しています。インターネット上で大学受験のオンライン塾・予備校を検索する際は「ステマ」という言葉はおさえた上で情報収集をしましょう。
まとめ
先述した通りオンライン塾・予備校の実績を鵜呑みにすることは危険です。では、どうすればいいのでしょうか?オンライン塾・予備校を選ぶ際は実績に重きを置かず、「人」と「システム」を重視することをお薦めします。
「人」というのは直接教えてくれる講師やコーチは言うに及ばず、電話で対応してくれる事務の方を含め、そのサービスに関わっている「人」全体から誠実な印象を受けるかどうかが非常に重要なポイントになってきます。最終的には個人の主観にはなりますが、オンライン塾・予備校だからといって全てオンライン上の手続きで済ませてしまうのは非常にリスクが高いと言えます。
もう一点、「システム」というのは、「人」より少し難しい話になりますが、オンライン塾・予備校では「勉強量管理」「進捗管理」の2点が重要になります。なぜならオンライン塾・予備校は通常の塾・予備校のように特定の時間に特定の場所に集まるという強制力がないため、どのような形の塾・予備校であれ、生徒の勉強量と進捗を管理するシステムは絶対に必要になるからです。このシステムが理に適っているか、また、それが机上の空論ではなく実際に機能しているか、このあたりを重点的にチェックすると後悔のないオンライン塾・予備校選びができるでしょう。今までの記事でオンライン塾・予備校の実績についてに関してお話ししてきましたが、オンライン学習で成功するために重要なことを最後にお話ししておきます。
「コミュニケーション」がカギ
特に浪人生の受験勉強に「コミュニケーション」は欠かせません。なぜならば理由は至ってシンプルです。現役時代とのギャップです。現役生の時は普段意識していませんが、高校に所属しクラスメイトや部活動の仲間たち、学校の先生とコミュニケーションが発生する環境が整っています。しかし、ひとたび浪人生となると高校の友人や学校の先生のように当たり前にコミュニケーションを取っていた環境がなくなります。
これは浪人生の勉強に対するモチベーションの低下、場合によっては受験勉強自体を諦めてしまうことになり兼ねません。だからこそ、高校時代と変わらない、むしろそれ以上の「コミュニケーション」の”質”と”量”の確保が重要になってきます。
では我々EDIT STUDY+onlineのオンライン学習ではどのようにこの「コミュニケーション」の”質”と”量”を担保しているのか?簡単にお話ししておきます。
「EDIT STUDY+online」の3つの柱
EDIT STUDY+onlineでは以下の3つの柱でオンラインでもLIVEと変わらない「コミュニケーション」の”質”と”量”を確保しています。
①いつでも質問できる「少人数対話式LIVE授業」だから、生徒は理解できる
②自動的に成績の上がる、私大文系専門のテスト中心カリキュラム
③週に1度の1on1面談で自習計画を最適化し、モチベーションを高める
①いつでも質問できる「少人数対話式LIVE授業」だから、生徒は理解できる
授業は常に双方向で、いつ誰が何をどう聞かれるか分からない緊張感の中進行します。だから集中力が保たれます。また常に「なぜ?」と根拠を聞かれるため、入試実践力、つまり思考力や判断力が養われます。当たり前ですが、授業内でもこうして「コミュニケーション」が発生する仕組みになっています。
②自動的に成績の上がる、私大文系専門のテスト中心カリキュラム
EDIT STUDYでは「授業の復習テスト」を年間300回実施し、生徒の暗記徹底を図ります。このテストに合格していけば私大文系入試に必要とされる知識が全て身に付き、自動的に成績が上がるようテストカリキュラムが組まれています。また、授業の復習テストになるので授業の理解度や復習の練度の指標になり、生徒と講師のコミュニケーションの質を高めます。
③週に1度の1on1面談で自習計画を最適化し、モチベーションを高める
生徒がきちんと計画通りに勉強出来ているか、正しい勉強法を実施出来ているか、一人ひとりの普段の授業の対話や授業の復習テストを通して翌週の自習計画を最適化していきます。その際に結果だけでなく、勉強プロセスや姿勢など生徒一人ひとりのポジティブな要素や変化に焦点をあて、褒めて、認めることでモチベーションを高めていきます。
他のオンライン学習との違い
多くのオンライン学習サービスが存在しますが、ここまで生徒さんに寄り添い、最適な学習指導をしているオンラインの塾・予備校は存在しないと自信を持ってお伝え出来ます。
例えば他のオンラインサービスだと授業が映像授業であったり、LIVE授業だとしても実施するのは大学生のアルバイトで雇用形態から質を担保するための研修が難しく、質が人によって偏ってしまう。また学習計画を面談で実施する際に担当するのがプロ講師だとしても授業は映像で理解度を正確に把握できていなかったり、大学生のアルバイトで自習計画を最適化するノウハウが希薄であったり、生徒のモチベーションを維持・向上するスキルを正確に持ち合わせていないなど矛盾が生じることがほとんどです。
それに対しEDIT STUDY+onlineでは授業はLIVEでかつ双方向のコミュニケーションが発生する「対話式授業」で実施し、かつ面談も授業を担当しているプロ講師が実施します。また面談の際にPPC(ポジティブサイコロジーコーチング)という心理学の一分野の確固たる外部の認定資格を保持した講師が科学的根拠に基づき、モチベーション維持・向上に寄与します。こうした違いがEDIT STUDY+onlineにはあります。