読解に特化した文法―分詞

さて、今までのコラムでは読解に特化した文法として、五文型、接続詞・関係詞、To不定詞について説明をしてきましたが、本日はその最後に当たる分詞についてお話をします。

分詞の基本

分詞はまず、大きく分けて現在分詞(Ving)と過去分詞(V.p.p.)が存在します。また、現在分詞は名詞的用法・形容詞的用法・副詞的用法(分詞構文)として、過去分詞は形容詞的用法・副詞的用法(分詞構文)として文中で機能します。つまり、過去分詞に名詞的用法はありません

以上が、分詞の基本となります。
では早速例文を見てみましょう。

① Leaning a language is difficult.
② I know the girl playing the piano.
③ Walking in the park, He met his old friend.

訳は以下のようになります。

①言語を学ぶことは難しい。
②私は、ピアノを弾いている女の子を知っている。
③公園を歩いていたとき、彼は古い友人に出会った。

分詞の処理は最も簡単にできる

分詞は今まで取り扱った文型の中で最も機械的に処理ができる文法事項になります。以下の項目を押さえておけば分詞についての処理は万全で、それこそ早稲田の入試まで対応できます。

まず、分詞の見分け方は以下の通りです。

① 名詞的用法―分詞がS.O.Cのいずれかになる
② 形容詞的用法―名詞の直後に分詞が置かれている
③ 副詞的用法(分詞構文)―基本「,」で区切られている(例外あり)

以上を踏まえ、例文を確認しましょう。

① Leaning a language is difficult. 名詞的用法=文中でSになっている。
② I know the girl playing the piano. 形容詞的用法=名詞の直後に分詞
③ Walking in the park, He met his old friend. 副詞的用法=「,」で区切られている

分詞の処理は以上で終了です。
ただ、副詞的用法=分詞構文についてはもう少し説明をしておきます。

分詞構文について

③Walking in the park, He met his old friend.
③公園を歩いていたとき、彼は古い友人に出会った。

この訳を見たとき、Whenが使われていないのに「~とき」という訳が付いていることを不思議に思われているかもしれません。

副詞的用法=分詞構文には5つの意味がある

分詞の副詞的用法=分詞構文には以下の意味があり、どの意味を用いるかは文脈と読み手の判断にゆだねられています。

① 時 ≒When
② 理由 ≒Because
③ 条件 ≒If
④ 譲歩 ≒Though
⑤ 付帯状況 「→(~して)」「~しながら」

先ほどの例文だと

③ Walking in the park, He met his old friend.

の青字部分はWhen he walked in the park,と解釈することができます。なので、

③公園を歩いていたとき(When)、彼は古い友人に出会った。

という訳になるのです。
以上で分詞については終了となります。

これで読解に特化した英文法についてはおしまいとなります。

いかがでしたでしょうか。もちろん文面だけでは理解できる範囲は限られています。大切なことは、以上をしっかりと覚え、日々の学習の中できちんと使用していくことです。ぜひ今までの文法を振り返って使ってみてください。

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