2021.1.1
【2021年1月更新】早稲田大学に合格するために必要な勉強
こんにちは。EDIT STUDYです。今回の記事では早稲田大学に1年間の受験勉強で合格するために必要な勉強時間と勉強法(早稲田大学に合格するために必要な勉強)に関してお話ししていきたいと思います。
必要な勉強時間
これは個人差が大きいため一般化することは難しいですが、ある統計によると早稲田大学に合格するための年間勉強時間→3500時間程度とされています。当然スタート時点での学力にもよりますし、無意味に時間だけかければいいというものではありませんが、「4月~本番までの約10か月間、毎日平均10時間程度は受験勉強に費やしている」と考えると学力云々に関係なく、過去にEDIT STUDYから早稲田に合格していった人たちはそれくらいの勉強はしていたように思います。
ただし重要なのは「10か月間モチベーションを保ち、使える時間を全て受験勉強に費やす意識」であり、「限られた時間の中で何の勉強をどう行うか」であって、上記の3500時間という数字にはさほど大きな意味はありません。そのため特に現役生の方々にとってはいきなり1日10時間と言われたところで、学校等もあり中々現実的ではないかもしれませんが、その点は安心して頂ければと思います。
早稲田大学に1年で合格する勉強方法とは
さて、今回は後者の「方法論」について書いていきたいと思いますが、最も重要なことは「基礎を徹底的に、かつ可能な限り早く完成させること」です。
早稲田大学の入試は学部によって傾向と対策が大きく異なるのですが、全ての学部に共通することとして「シンプルに問題が難しい」です。そんなことは当たり前だとお思いでしょうが、ここで大事なことは「難問」と「奇問」を分けて考える必要があることで、早稲田大学の入試に関しては一定数「奇問」と言われるような出題がなされることがあります。
この辺りを一緒くたに考えている人は意外と多く、「何が分からないのかは分からないが、とにかく難しかった」という感想が吐き出されることになります。大まかな問題構成は下記のようになっています。
・基礎知識で解答できるもの→60%~70%
・基礎知識を応用する必要があるものや難解な知識を問うもの→20%~30%
・奇問やカルト問題と呼ばれるようなもの→10%
早稲田も出題の半数以上は「基礎問題」
早稲田大学といえども、難問だけで入試が構成されているわけではなく半数以上は基礎的な知識の問題で構成されています。これは地歴公民で顕著ではありますが、英語や国語に関しても同様の傾向があると言えます。賢明な人はもうお気づきだと思いますが、上記の中で10%程度を占める奇問・カルト問題については正解する必要はありません。
難関私大志望者はこの奇問対策に労力をかけようとする傾向があるのですが、本当に大事なことは「全体の70%近くを占める基礎問題を確実に完答し、応用問題の正答率を可能な限り上げること」です。これについても当たり前だと思われるかもしれないのですが、「基礎問題を確実に完答」の部分を当たり前に出来ている人は世の中的には意外なほど少ないです。
得点調整後の合否ラインが小数点第3位まで算出される早稲田大学の試験ではリアルに1点を争う勝負となります。そのため基礎問題を9割正答程度の習熟度では全く話にならず、文字通り「完答」レベルまで持っていくことが早稲田合格の必要条件になります。
基礎の完成は8-9月を目安に
この「基礎の完成」は時期としては8月~9月頃を目安にしましょう。早稲田大学の入試は学部によって傾向と対策を大きく異なるため、過去問演習を重ねることが必要不可欠です。
ただし、過去問演習を繰り返したからと言って成績が爆発的に上がるわけでもありません。過去問対策はあくまでもアウトプット対策であって、引き続き知識のインプットは並行して続けていきましょう。
早稲田大学に限らず難関大学では「思考力」を問うような出題も見られます。演習を行う際は勿論のことですが、常日頃から「なぜそうなるのか」を考える習慣を意識しましょう。