2020.11.10
【2020年11月更新】オンライン塾・予備校を検討する際に重要なこと
こんにちは。EDIT STUDYです。今回の記事では、現状のコロナ禍で緊急事態宣言や自粛要請が出たこともあり、需要の増えてきている「オンライン塾・予備校」に関する記事を書いていきたいと思います。
まず最初にそもそも「オンライン塾・予備校を選ぶ際に重要なことは何か」ということに関してお話ししていて来たいと思います。オンラインだけではありませんが、特にオンライン塾・予備校で”費用”を比較することは非常に重要です。ただし、現状正しく”費用”を比較しようとすると以下のような問題に直面します。
・選択するコースによって料金が大きく異なる
・サイト等に記載のない追加受講が必要になる場合がある
・季節講習(夏期講習、冬期講習など)の受講が必要な場合がある
・個別指導形式では年間の必要受講コマ数が予測できない
・実店舗がなく、保護者への対応もオンラインのみであることが多い
などなど様々な事情によってオンライン塾・予備校では入塾時に通年での必要費用を明確に知ることが難しいという現実があります。つまり、保護者様や生徒様が各オンライン塾・予備校のサービスや費用をフラットな視点で比較検討することはほとんど不可能な状況だと言えます。
しかし、場合によっては年間100万円以上もの費用がかかるオンライン塾・予備校の”費用”における比較検討ができない現状は極めて不健全ではないでしょうか?保護者様や生徒様が”正しい”塾・予備校選びをするためには、サービスと費用を正しく比較する必要があります。
今回の記事ではそれぞれのオンライン塾・予備校の必要費用を同条件で比較検討することができる3つの条件をご提示します。
① 志望校別に受講コースを比較する
② 年間受講コースがある場合はその費用を用いる
③ 年間受講コースがない場合は「週15時間」受講とする
それぞれ条件の意味合いを詳しく説明していきます。
① 志望校別に受講コースを比較する
これは大学受験は国立理系・国立文系・私立理系・私立文系と大きく4つに分類できます。それぞれ必要科目数が異なるため、志望校別に比較する必要があるからです。
② 年間受講コースがある場合はその費用を用いる
年間受講コースは追加料金を設定していない場合も多く、そのまま比較検討に使用することができます。追加料金が発生する可能性がある場合は多くのオンライン塾・予備校がその旨を記載しています。
③ 年間受講コースがない場合は「週15時間」受講とする
どの程度の受講時間が妥当かは個人差もあり議論がわかれるところですが、国の教育ローンを提供している日本政策金融公庫の融資条件が「週15時間の受講(=月間60時間=年間720時間)」であるため、それに準拠する形式で考えます。
上記3つの条件で算出すれば、各オンライン塾・予備校の費用の算出が正確に出来、正しく比較検討することができます。みなさまの悔いのない塾・予備校選びのご参考になれば幸いです。