2020.11.20
【2021年2月更新】オンライン塾・予備校のデメリット
Table of Contents
今回の記事では前回の「宅浪とオンラインの塾・予備校の比較」の続きとして一般的な塾・予備校と比較したときのオンライン塾・予備校のデメリットについてお話ししていきます。
デメリット
① 「安さ」に気を取られがち
オンライン塾・予備校の授業料は普通の塾・予備校に比べて「安い」ことが多いです。一般的に最も高くなる傾向がある大学受験予備校の年間授業料は100万円前後、夏期講習等を含めるとそれ以上となることも多いですが、オンライン塾・予備校の場合、例えば最も安価なスタディサプリであれば月額1980円、テキスト代を含めても年間50,000円程度に収まります。しかし、これが「担当コーチが丁寧に指導」する「合格特訓コース」となると月額9,800円、テキスト代を含めると年間150,000円程度に上がります。これでもまだ「安い」と感じますよね?ここがオンライン塾・予備校のデメリットのひとつだと考えます。
なぜなら一般的な塾・予備校であれば、教室・自習室をはじめとした施設利用、勉強に最適な環境維持、講師の日常的な働きかけ、授業、自習サポート、その場での質問対応、進路指導など具体的なサービスに対して費用を支払うという感覚を持てますが、オンライン塾・予備校の場合はその「安さ」ばかりに気を取られ、具体的なサービス内容の検討、また、その費用対効果の検討が二の次になる傾向があります。この状態で自身の成績を最大化し、志望校合格のための”正しい塾・予備校”選びが本当にできるでしょうか?恐らく答えはNOです。だからこそ「安さに気を取られがち」というのはデメリットの1つだと言えます。
② ライバルがいない
オンライン塾・予備校にはライバルが存在しません。オンライン塾・予備校のサービスの中には、塾内SNSを構築したりバーチャル自習室を用意するなどしてライバルを可視化させようという試みはありますが、実際に塾・予備校の校舎に通い、同じ授業を受け、同じ自習室で切磋琢磨する実在するライバルの存在にはやはり敵いません。
また、実は私たちが勉強をするときは、中学入試・高校入試・大学入試はもちろん、中学校の中間テスト対策でさえ、「誰かと点数を競う」ということが前提となっているケースがほとんどです。このことの良し悪しは置いておいても、ライバルがいないということは勉強をするうえで大きなデメリットになると言えます。
③ 電子機器に依存する
オンライン塾・予備校のサービスを享受するためには、スマホ・タブレット・PC等の電子機器を使用することが前提となっています。これら電子機器を使って遠隔地にいながらクオリティの高い授業を受け、勉強時間を管理し、学習進捗の記録をつけ、また、Zoomなどを通してオンラインでの個別コーチングを受けることも可能になります。
しかし、忘れてはならないのは、結局、勉強自体は机に向かって行うものだということです。スマホで授業動画を見るだけで成績が上がるというようなことは起きません。動画はあくまでも理解のサポートですから、本当に学力をつけたいのであれば、動画を見た後に自分の頭を使って問題に取り組む必要があるのは言うまでもありません。オンライン塾・予備校ではこの認識を見失う可能性が高く、その場合はスマホやタブレットに依存しているだけの状態になってしまう恐れがあります。
④ 責任者がいない
こう書くと語弊があるように思うかもしれませんが、オンライン塾・予備校には責任者がいないことが普通です。仮に通学型の塾・予備校に通っていて成績が上がらなければ、その授業を担当している先生、またはクラスがある場合は担任、最悪でもチューターが責任を持って面談対応することが一般的です。少なくとも校舎があり、そこに先生がいる以上、責任者がいないということはありません。
一方、オンライン塾・予備校の場合、最終的な責任は誰が負っているのか、そもそも責任者という概念があるのか、不透明なこともあります。これはオンライン塾・予備校側が意図的に責任逃れをしているというよりは、システム自体がサービスであるという構造上の特徴と言えるかもしれません。
まとめ
①「安さ」に気を取られがち
② ライバルがいない
③ 電子機器に依存する
④ 責任者がいない
以上4点は、オンライン塾・予備校を受講する際のデメリットになる可能性があるものです。大学受験において浪人生で宅浪かオンラインの塾・予備校どちらにするか悩んでいる人が後悔のない塾選びができるよう、メリットだけでなくデメリットも慎重に見極めていきましょう。今回の記事ではオンライン塾・予備校のデメリットに関してお話ししてきましたが、オンライン学習で成功するために重要なことを最後にお話ししておきます。
「コミュニケーション」がカギ
特に浪人生の受験勉強に「コミュニケーション」は欠かせません。なぜならば理由は至ってシンプルです。現役時代とのギャップです。現役生の時は普段意識していませんが、高校に所属しクラスメイトや部活動の仲間たち、学校の先生とコミュニケーションが発生する環境が整っています。しかし、ひとたび浪人生となると高校の友人や学校の先生のように当たり前にコミュニケーションを取っていた環境がなくなります。
これは浪人生の勉強に対するモチベーションの低下、場合によっては受験勉強自体を諦めてしまうことになり兼ねません。だからこそ、高校時代と変わらない、むしろそれ以上の「コミュニケーション」の”質”と”量”の確保が重要になってきます。
では我々EDIT STUDY+onlineのオンライン学習ではどのようにこの「コミュニケーション」の”質”と”量”を担保しているのか?簡単にお話ししておきます。
「EDIT STUDY+online」の3つの柱
EDIT STUDY+onlineでは以下の3つの柱でオンラインでもLIVEと変わらない「コミュニケーション」の”質”と”量”を確保しています。
①いつでも質問できる「少人数対話式LIVE授業」だから、生徒は理解できる
②自動的に成績の上がる、私大文系専門のテスト中心カリキュラム
③週に1度の1on1面談で自習計画を最適化し、モチベーションを高める
①いつでも質問できる「少人数対話式LIVE授業」だから、生徒は理解できる
授業は常に双方向で、いつ誰が何をどう聞かれるか分からない緊張感の中進行します。だから集中力が保たれます。また常に「なぜ?」と根拠を聞かれるため、入試実践力、つまり思考力や判断力が養われます。当たり前ですが、授業内でもこうして「コミュニケーション」が発生する仕組みになっています。
②自動的に成績の上がる、私大文系専門のテスト中心カリキュラム
EDIT STUDYでは「授業の復習テスト」を年間300回実施し、生徒の暗記徹底を図ります。このテストに合格していけば私大文系入試に必要とされる知識が全て身に付き、自動的に成績が上がるようテストカリキュラムが組まれています。また、授業の復習テストになるので授業の理解度や復習の練度の指標になり、生徒と講師のコミュニケーションの質を高めます。
③週に1度の1on1面談で自習計画を最適化し、モチベーションを高める
生徒がきちんと計画通りに勉強出来ているか、正しい勉強法を実施出来ているか、一人ひとりの普段の授業の対話や授業の復習テストを通して翌週の自習計画を最適化していきます。その際に結果だけでなく、勉強プロセスや姿勢など生徒一人ひとりのポジティブな要素や変化に焦点をあて、褒めて、認めることでモチベーションを高めていきます。
他のオンライン学習との違い
多くのオンライン学習サービスが存在しますが、ここまで生徒さんに寄り添い、最適な学習指導をしているオンラインの塾・予備校は存在しないと自信を持ってお伝え出来ます。
例えば他のオンラインサービスだと授業が映像授業であったり、LIVE授業だとしても実施するのは大学生のアルバイトで雇用形態から質を担保するための研修が難しく、質が人によって偏ってしまう。また学習計画を面談で実施する際に担当するのがプロ講師だとしても授業は映像で理解度を正確に把握できていなかったり、大学生のアルバイトで自習計画を最適化するノウハウが希薄であったり、生徒のモチベーションを維持・向上するスキルを正確に持ち合わせていないなど矛盾が生じることがほとんどです。
それに対しEDIT STUDY+onlineでは授業はLIVEでかつ双方向のコミュニケーションが発生する「対話式授業」で実施し、かつ面談も授業を担当しているプロ講師が実施します。また面談の際にPPC(ポジティブサイコロジーコーチング)という心理学の一分野の確固たる外部の認定資格を保持した講師が科学的根拠に基づき、モチベーション維持・向上に寄与します。こうした違いがEDIT STUDY+onlineにはあります。