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大学受験において個別指導塾はやめるべき3つの理由

こんにちは。EDIT STUDYです。今回の記事では”大学受験において個別指導はやめるべき3つの理由”というテーマでお話ししておきたいと思います。もちろん誤解しないでいただきたいのは個別指導が全て間違えているというわけではありません。というのも中学受験や高校受験においてはある程度実績のある個別指導塾も多く、中学受験や高校受験とは相性が良い部分もあるためです。しかしこと大学受験においては向いていない可能性が高いため

 

『個別指導塾に通ったのに志望大学どころかどこにも合格しなかった。しかも授業料が高すぎる・・・。』

 

これを読んで頂いている方がこのようにならないように”大学受験において個別指導塾はやめるべき3つの理由”を書かせていただきます。併せて個別指導塾の裏事情も含めて大学受験の塾・予備校選びの参考にして頂ければと思います。

※個別指導塾の定義⇒先生:生徒=1人:2人 or 1人:1人の指導形態

 

まずは前提として大学受験に個別指導が良い悪いではなく合う合わないの視点で合わない可能性が高いというだけですので、最初にこういうパターンの生徒は大学受験においても個別指導が合う可能性がある点に関してお話ししておきたいと思います。

 

大学受験において個別指導が合うケース

 

では大学受験において個別指導が合うケースはどんなケースでしょうか。それは『1科目集中強化型』のケースになります。

 

1教科集中強化型ケースとは

 

具体的に『1科目集中強化型』のケースとはどんなケースでしょうか。例えば帰国子女で英語は何も問題なく英検も準一級のCSEスコア2400以上を既に持っている状態で、選択科目(日本史・世界史・公共政経・数学など)は自力で重点的に自習で進められる。その代わり国語が壊滅的に出来ず、特に古文などもマンツーマンでの付きっ切りの指導が必要なケースです。

 

こうした場合は集団授業でクラスに所属して、3科目バランスよく切磋琢磨していくよりも1教科集中してマンツーマン指導で強化していく方がトータルで見ても効率は良いでしょう。ほかにも帰国子女でなくても逆に国語が昔から得意でかつ選択科目は暗記が得意で歴史科目が好きな点もあり自力で学習を進めることが可能、その代わり壊滅的に英語が出来ないなどのケースもマンツーマン指導で英語に特化して強化していくのは選択肢としてアリだと思います。その場合は大学受験においても個別指導が上手く当てはまるケースかと思います。

 

逆に上記のような特殊なケースを除いては、大学受験において個別指導は合わないケースが多く見られます。次はその理由に関して具体的に説明していきたいと思います。

 

大学受験において個別指導塾はやめるべき3つの理由

 

最初に”大学受験において個別指導はやめるべき3つの理由”をお伝えします。それは下記3点になります。

 

①講師のクオリティーの低さ
②受験生を取り巻く環境
③あまりに高い授業料

 

では実際にそれぞれ具体例を交えてみていきましょう。

 

①講師のクオリティーの低さ

 

大学生アルバイトがメインでマニュアルも不確か

 

まず1つ目の理由は講師クオリティーの低さです。正社員は基本的に電話受け・授業のコマ作り・面談・電話対応等を行う業務上、個別塾で実際に授業を実施する講師の90~95%は大学生のアルバイト講師が担当しています。彼ら、彼女らの在籍大学は様々ですがGMARCH以上の学生もいれば大東亜帝国(大東文化・亜細亜・帝京・国士舘)以下の大学生講師も一定数います。もちろん雇用形態でアルバイトが全て悪い、もしくは学歴が全てと言っているわけではありません。

 

当然マニュアルも研修もありますが、現実的にそれらが通用するのは公立の高校入試までです。公立の高校入試までであれば問題がパターン化しており、聞かれる知識も基本的なモノばかりなので大東亜帝国の学生であっても予習をすれば対応することが出来ます。また、成績優秀で上位校を狙う生徒は高いレベルの授業を求めて集団塾に行くため、偏差値50前後の公立高校を狙う生徒ばかりの個別指導塾で指導することは大東亜帝国の大学生でも可能なのです。

 

しかし、ここで考えて頂きたいのは、そのような生徒をメインターゲットとしている個別指導塾からGMARCH以上の大学に合格することは可能でしょうか。個別指導塾の大学受験指導に関してはマニュアルもなく(あってもクオリティが極めて低く事実上ないに等しい)、全ては講師のマンパワー次第となります。(研修があるとはいえ通常の正社員に行うような研修は”アルバイト”で時給が発生する雇用形態のため満足に行うことはできません。)

 

講師の求められる領域

 

そもそもなぜこうした講師のクオリティになってしまうのかと言うと、個別指導塾において講師に求められる領域の問題があります。どういうことかというと、個別指導塾のメインは中学受験や高校受験になりますので、勉強における知識や出願形式の知識、指導方針のメインは必然的に中学受験や高校受験になります。

 

ただ中学受験や高校受験と大学受験はその毛色が少し異なっています。中学受験や高校受験は地域の中学や高校の範囲で済みますが、大学受験になれば私立文系と言えど、全国の受験生と全国区で勝負することになります。それだけ受験方式も大学や学部になると多岐にわたり、上位の難関大学を目指そうとすれば、本当にシビアな1点の争いになるため、受験方式や大学・学部の知識を網羅するのは難易度が非常に高くなります。

 

ましてや中学受験や高校受験がメインなら尚更です。そうなると大学生アルバイトの講師の方は生徒の大多数が中学受験や高校受験になりますので、メインの知識領域は大学受験とは異なってきます。GMARCHレベルを1年で狙おうとするとかなりシビアな1点の争いになりますのでこうした出願関係の知識も必須になります。そう考えるとGMARCHレベルを1年で狙おうとすると個別指導のスタイルと相性が悪い可能性が高いということです。

 

大学受験生徒に対しては高学歴なエースアルバイトをあてることが多いですが、そのエースアルバイトが伝えることができるのは自身が成功した勉強方法や出願方法だけです。それがたまたま当たれば良いですが、これまでの積み重ねやフィードバックによる修正はなく、その指導法は汎用性があるものとは言えません。つまり、確立された指導法ではないため自分に合うかどうかも分からないうえに、本当に効果を発揮するかどうかも極めて不透明なのです。

 

結論として、個別塾は公立高校受験の偏差値50前後を狙う生徒にとってのみ効果があり、大学受験でGMARCH以上を狙う生徒は入塾すべきではありません。

 

 

②受験生を取り巻く環境

 

授業進捗が致命的に遅い環境

 

2つ目の理由は受験生を取り巻く環境です。個別指導塾の良い点はその人のペースに合わせて教えてくれることです。その一方、いつまでも進まずに気付けば受験範囲が終わっていなかった・・・ということが多々あります。高校受験に比べて大学受験の範囲は遥かに広く、深いです。1科目に必要な知識量は軽く10倍を超えています。

 

ただし、中学受験や高校受験がメインの個別指導塾で大学受験の範囲が終わるように講師の方に引っ張っていってもらう環境作りとしては難しいと言わざるを得ません。なぜなら大学生アルバイトの講師の方はメインが中学受験や高校受験なのである程度本人のペースに合わせても受験範囲は本当に基礎的な内容ばかりなので一定レベルまでは範囲が終了するからです。

 

大学受験の知識量は前述した通り、1科目10倍近くになりますのでそうはいきません。具体的にどういうことかというと、個別指導塾のメインは中学受験や高校受験と前述しましたが、ということは通う生徒層もメインは小学生や中学生になります。個別指導塾の大学受験学年の高校3年生や浪人生は全体の1‐2割程度になります。ということは大学生アルバイトの指導方針もメインは中学受験や高校受験になるということです。

 

こうした環境に身を置いて、大学受験の範囲の膨大さという現実を無視して周りの小学生や中学生と同じように大学受験を控える受験生が自分のペースに合わせてもらっていても、いつまで経っても範囲が進まず、結果、練習問題は解けても大学入試問題が解けるようにはなりません。進度を確保するためにペースを引っ張れる先生なら良いのですが、個別指導塾の場合、普段は中学受験生・高校受験生をメインで指導している都合上、進度を上げる感覚を持ちづらい環境にあります。

 

そうするとどのような事態が起きるかというと、夏以降は指導している先生側もなんとなくこれは受からないと気付き始めます。とはいえ、大学には合格させないといけないので誰でも入れる大学に志望校を下げること、推薦入試(特にAO)入試を勧め、塾の実績のためにも現役合格の価値を説き始め、現役合格=成功と目的をすり替えることで顧客満足度を高めようとします。身に覚えがある方もいるのではないでしょうか。

 

大学受験における自習環境

 

前述してきた通り、大学受験の知識量は膨大で中学受験や高校受験に比べ1科目の知識量は10倍とも言われています。当然授業も重要ですが、自習に割く時間が非常に重要になってきます。GMARCH以上に合格している生徒の平均勉強時間が1日9時間と言われていますので、確かに自習時間が非常に重要なのは当然です。

 

ということは、日々の自習環境も非常に重要になってきます。ここで考えたいのは個別指導塾の自習環境です。個別指導塾のメインは中学受験や高校受験になるとお話してきましたが、ということは通う生徒も小学生や中学生がメインになります。

 

つまり勉強する塾の環境、自習室の環境は小学生や中学生がメインの環境になります。また授業においても環境は特殊で授業形式は生徒が2名で講師が1名の2対1の形式が多いです。つまり大学受験を控える受験生と小学生が同時に同じ講師の方に教わるという形式になります。これを考えても環境的に良い意味での大学受験のシビアなピリついた雰囲気は難しいと言えます。

 

こうした環境に身を置き、上位10%と言われるGMARCH以上に合格するため、日常的にシビアに自身を追い込むことは可能でしょうか。1日9時間という勉強時間を確保し、さらに自習の9時間の中身をシビアに集中して過ごすことは可能でしょうか。授業はもちろん重要ですが、1週間の中で圧倒的に自習時間の方が長いわけですから、その自習時間を過ごすのに最適な環境とは呼びにくいと思います。逆に言えば自分のペースでのびのびとやりたいという大東亜帝国を目指す方に取っては相性が良いと言えます。

 

結論として、個別指導という性質上勉強の進度や最適な自習環境が確保できず、大学受験ではGMARCH以上の大学に合格することはまずありません。ただし、現役で低偏差値、無名大学に合格することは可能です。

 

 

③あまりに高い授業料

 

 

①②で個別指導に関しては主に受験生を支える講師が大学生アルバイト講師であるという点、そして受験生を取り巻く環境について書いてきましたが、正社員講師を売りにしている個別指導塾もあります。しかし、このような塾の場合、正社員であり1:1のマンツーマン指導を売りにしていることから1コマ90分1万円~という高額な授業料を請求されます。

 

幣塾に入塾した生徒でも過去某マンツーマン個別塾に1年間通い、GMARCH以上に合格出来るという触れ込みで週4コマ+夏期・冬期講習で年間合計約240万を授業料に注ぎ込んだ結果、大東亜帝国にかろうじて合格したとのことでした。一般常識的にも志望校から考えても費用対効果は極めて低かったと言えます。

 

分業という落とし穴

 

さらに、この手の塾の致命的な弱点は、指導する「講師」と授業提案を担当する「営業」が完全に分離している点です。ちなみに個別指導塾の面談は多くのところが年間3回程度ですが、この面談を担当するのが”営業”になります。営業となっている以上、成績を上げることがメインの面談ではなく、新しく授業コマ数を増やすための面談がメインになります。

 

実際に営業を担当する正社員は直接授業で指導しているわけではないので生徒のリアルな学習状況が分かっていません。そんな生徒の学習状況が分からないまま、講師が書く生徒日報と営業の目標コマ数(授業数)と目標授業料を照らし合わせながら、授業コマ数の追加の提案をしてきます。しかも非常に高額な授業料を提案してきます。

 

これで本当に志望校合格に向けた最適なサポート体制と言えるでしょうか。そもそも授業を担当している講師が直接面談で必要な授業コマ数を提案してくるサポート体制ではない状態で、上位10%と言われるGMARCH以上に合格することができるでしょうか。

 

結論として、お金に余裕がある方は選択肢としてこの手の個別指導を選んでもよいかもしれませんが、一般的に費用対効果は極めて低い結果となる可能性が高いでしょう。

 

一方EDIT STUDYでは生徒が適正なタイミングで復習を実施し、そこから課題を抽出し、自習に繋げられるような取り組みやシステムが構築されており、日々生徒の自習計画を最適化し、成績向上に寄与しています。せっかくなので最後に簡単にその取り組みやシステムをご紹介しておきます。

 

個別指導でGMARCH以上の逆転合格を目指したい方へ

 

EDIT STUDYの個別指導~+Personalコースとは~

 

 

EDIT STUDYの+Personalコースの個別指導が大学受験で不向きな個別指導なのに、GMARCH以上の逆転合格が実現できるのは下記3つのポイントです。

 

①指導に当たるのは全員が研修を受けた正社員
②受験生を取り巻く環境
③良心的な授業料

 

先ほどの個別指導が大学受験に不向きな3つの理由と比較しながら、それぞれ具体的に見ていきましょう。

 

①指導に当たるのは全員が研修を受けた正社員

 

 

EDIT STUDYの+Personalコースは私立~国立の文系から理系まで幅広く対応している個別指導のコースです。また前述した個別指導の塾のデメリットであった、指導に当たる講師は全て正社員のSS(先生)で全員が厳しい研修を受けて、生徒の志望校に合った個別のカリキュラム作成や指導に当たります。

 

 

『ゼロからMARCHの逆転合格』を掲げて長年逆転合格をサポートしてきたEDIT STUDYのカリキュラムをベースに、それぞれの生徒の志望校にフルコミットしたカリキュラムを作成し、週に1度の1on1面談で、日々のオーダーメイドテストや勉強時間など客観的な指標をもとにカリキュラムをアップデートして最適化していきます。

 

 

また週に1度の面談ではカリキュラムをアップデートする際に生徒と対話しながらKPT分析を実施します。生徒の進捗に合わせて最適化していくので、生徒のモチベーション維持・向上に寄与できます。

 

 

②受験生を取り巻く環境

 

EDIT STUDYの+Personalコースは他の個別指導の塾と違って、基本的に大学受験に特化しています。また通う生徒は基本的に高校3年生か浪人生になりますので、受験学年の生徒のみです。ですので、自習室の環境は非常に受験勉強に適しており、自習室は私語厳禁で集中できる環境になっています。

 

またEDIT STUDYの+Personalコースは個別指導と言っても、10名前後の集団の対話式授業と動画授業を組み合わせることができるため、少し集団での周囲の進捗や刺激が欲しい場合は対話式授業に参加することも可能です。またオーダーメイドテストの中で科目や範囲によっては集団授業の生徒とテストのみ一緒に受けたり、交換採点を実施したりも選択できるため、周囲の進捗の確認をしたい場合は柔軟に対応ができます。

 

 

③良心的な授業料

 

そして3つ目は良心的な授業料です。先述した通り、基本的に個別指導の塾は生徒1人に対して先生が1人もしくは生徒2人に対して先生が1人という体制のため、料金が一般的な集団授業の塾に比べて割高になることが多いです。

 

EDIT STUDYの+Personalコースは基本的に10名前後の少人数クラスと料金は同じです。これは先述した通り、少人数対話式授業への参加と動画授業の組み合わせを生徒の特性にあって自由に選択できるように柔軟性を持たせているからです。

 

ですので、その分余計な負担を感じずに柔軟に対応できる個別指導コースである+Personalコースを選択いただくことが可能です。

 

▼実際に+Personalコースで志望校合格を果たした生徒の合格者インタビュー
早稲田大学社会科学部進学! A・Tさん(久留米大学附設高校)

 

 

明治大学情報コミュニケーション学部進学!Y・Oくん(小松川高校)

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。今回の記事では”大学受験において個別指導はやめるべき3つの理由”というテーマでお話ししてきましたが、大学受験において個別指導の塾が相性が悪い理由を明確化しましたが、そんななかでもどうしても個別で柔軟な対応を求める場合は、EDIT STUDYの+Personalコースがございますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

 

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