2022.9.15
早慶上智と同じレベルのGMARCHは青山学院大学、国際政治経済学部だ!
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こんにちは、EDIT STUDYです。今回は近年人気も実力も上昇してきている大学グループの『GMARCH』の中でも「早慶上智と同じレベルのGMARCHは〇〇大学、〇〇学部だ!」というテーマでお話していきたいと思います。
早慶上智とは
関東だけでなく、全国において最難関私立大学グループとして有名な早慶上智とは早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学をまとめたグループです。関西圏も含めた全国の私立大学の頂点に位置する早慶上智は、その難易度からも企業からの評価は高く、就活時の学歴フィルターでいうと、出身大学だけでもアドバンテージが取れるといわれるほど評価の高い大学です。毎年受験生からの人気も高く、熾烈な争いがくり拡げられています。
GMARCHとは
関東の難関私立大学グループとして有名なGMARCHとは、学習院大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学をまとめた大学グループです。首都圏に位置する私立大学の中では、早慶上智に続く偏差値の高い大学となっており、就活時の学歴フィルターもGMARCHレベルで区切っている企業が存在すると言われています。
私立文系大学の偏差値ごとの大学群
上記図を見ると大体の各大学群の立ち位置が分かるかと思います。早慶上智を最上位とした時にすぐ下に構えるのがGMARCHになります。今回取り上げる『GMARCH』は早慶上智の下位に位置していますが、GMARCHの中でも近年早慶上智に匹敵する、肩を並べるとも言われる学部がいくつか存在します。それが今回の題名にもある、青山学院大学国際政治経済学部になります。では具体的にその理由や特色に関して見ていきましょう。
青山学院大学国際政治経済学部が早慶上智レベルと言われる理由
GMARCHの中でも青山学院大学国際政治経済学部が早慶上智レベルと言われる理由は2つあります。
1.偏差値
2.倍率
1.偏差値
1つ目の理由は偏差値になります。青山学院大学国際政治経済学部の偏差値は直近ですと67になります。先ほどのピラミッドの図で表示した通り、早慶上智の大学グループの偏差値帯が大体64-70になりますので、確かに客観的な数字で早慶上智レベルと言えます。もちろん、一概に偏差値だけで、レベルが測れるわけではありませんが、1つの目安になるのは間違いありません。
2.倍率
そして2つ目の理由が倍率です。青山学院大学国際政治経済学部がその偏差値も上述した通り、早慶上智レベルと言えますが、倍率も高く入試難易度が高いことも早慶上智レベルと言える理由の1つになります。実際にどのくらいかと言うと、下記に青山学院大学国際政治経済学部の2022年度の入試倍率をまとめておきましたので、ご確認ください。
青山学院大学国際政治経済学部のそれぞれの入試方式の倍率は2022年度の全学部入試が33.0倍、共通テスト利用も27.8倍の倍率になり、GMARCHの倍率が大体平均で10倍前後で推移しているのを考えても、青山学院大学国際政治経済学部の人気、難易度の高さが伺えます。
また個別入試方式が7.2倍と一見倍率が低そうに見えますが、青山学院大学国際政治経済学部(青山学院大学経済学部を除く全ての学部が入試改革に取り組んでいます。)は入試方式を従来の方式から大きく変更しており、問題形式が国公立の2次試験のような内容になっているため、非常に難易度が高く偏差値、倍率以上に難易度が高い状況になっています。
※青山学院大学の入試方式が気になる方はコチラ(青山学院大学新入試の内容をまとめた記事)をクリック!
青山学院大学国際政治経済学部の特色
では青山学院大学国際政治経済学部の学部としての特色はどのような学部になっているのか。こちらもご紹介しておきます。青山学院大学国際政治経済学部は現代のグローバル社会の目まぐるしい変化に対応すべく、政治と経済をあらゆる視点から捉え研究する学部です。
実際に卒業生の多くは国連などの国際組織、官公庁、NGO、ジャーナリストとして活躍しています。
本格的に学んだ専門家がまだまだ少ない分野なので、今後ますます注目されるでしょう。カリキュラムは具体的に実践的分野も多く、学科間を越えた自習選択の科目や「ブリッジゼミナール」と呼ばれる、学科間を越えたゼミナール選択が出来るユニークな制度も取り揃えています。
また、「グローバルガバナンス」という国際機関や官公庁、NGOなどで活躍するスペシャリストを育成するコースも存在します。また、特徴として実践的な講義やゼミナール活動も数多く存在し、例えば現役の外交官を含む現場で活躍する外務省職員が教鞭をとる授業も存在します。
おもな内容は日本外交や外交組織の説明、日本の安全保障政策の特色、日本の対アジア外交、国際援助政策などです。教科書だけでは得られない、生きた外交論を学ぶことができます。こういった実践的な講義は青山学院大学国際政治経済学部と外務省の連携があって実現されたもので、他の大学ではほとんど例がありません。
また、防衛省の職員との連携で開かれるプログラムもあり、内容は、日本の防衛政策の背景となっている内外の政治環境や防衛政策決定過程について、実際に政策立案やその実施に関わった防衛省の専門家が直に教えるもので、このような形式で国際政治を教えるのは日本の大学では初めてのことです。
また、政治分野もにならず経済界とのつながりも多く、野村證券との連携で「日本経済と証券ビジネス」というユニークな講座も開設されています。
青山学院大学国際政治経済学部の就職実績
結論「迷ったらどっちに行けばいいの?」
最後に仮に青山学院大学国際政治経済学部と早慶上智に合格した場合にどちらに行けば良いのか?に関しても言及しておきたいと思います。これに関しては読者の方が次にあげる2つの視点でどちらを優先するかを考えれば良いかと思います。それは「興味のあること」or「将来の可能性」です。
これはどういうことかというと、上述した通り、青山学院大学国際政治経済学部自体は早慶上智レベルと言っても過言ではない、偏差値や人気、実力もある学部です。ですが、就職活動となった場合はいわゆる”学歴フィルター”が未だに存在するのも事実ではあります。そうなった場合に、早慶上智グループの大学学部の方がGMARCHグループの大学学部よりも選択肢を拡げられる可能性があります。
ただし、早慶上智の興味のない学部と青山学院大学国際政治経済学部に関して興味があるという状況であれば、上述した将来の可能性と天秤にかけて青山学院大学国際政治経済学部を選択するのもアリだと思います。こうした意味で最後は「興味のあること」or「将来の可能性」という視点で選択することをオススメします。
今回は「早慶上智と同じレベルのGMARCHは青山学院大学、国際政治経済学部だ!」という題名で記事を書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。ご覧いただいた方の出願方針や参考になれば幸いです。