【大学受験】個別指導塾はやめるべき3つの理由

※個別指導塾⇒先生:生徒=1人:2人or1人:1人の指導形態

『個別指導塾に通ったのに志望大学にも合格しなかった。しかも授業料が高すぎる・・・。』
これを読んで頂いている方がこのようにならないように【大学受験】個別指導塾はやめるべき3つの理由を書かせて頂きます。併せて個別指導塾の裏事情も含めて大学受験の塾・予備校選びの参考にして頂ければと思います。

①講師のクオリティーの低さ

正社員は基本的に電話受け・授業のコマ作り・面談・電話対応等を行う業務上、個別塾の講師の90~95%は大学生のアルバイト講師が担当しています。彼ら、彼女らの在籍大学は様々ですがMARCH以上の学生もいれば大東亜帝国(大東文化・亜細亜・帝京・国士舘)以下の大学生講師も一定数います。当然マニュアルも研修もありますが、現実的にそれらが通用するのは公立の高校入試までです。公立の高校入試までであれば問題がパターン化しており、聞かれる知識も基本的なモノばかりなので大東亜帝国の学生であっても予習をすれば対応することが出来ます。また、成績優秀で上位校を狙う生徒は高いレベルの授業を求めて集団塾に行くため、偏差値50前後の公立高校を狙う生徒ばかりの個別塾で指導することは大東亜帝国の大学生でも可能なのです。

しかし、ここで考えて頂きたいのは、そのような生徒をメインターゲットとしている個別塾からMARCH以上の大学に合格することは可能でしょうか。個別塾の大学受験指導に関してはマニュアルもなく(あってもクオリティが極めて低く事実上ないに等しい)、全ては講師のマンパワー次第となります。大学受験生徒に対しては高学歴なエースアルバイトをあてることが多いですが、そのエースアルバイトが伝えることができるのは自身が成功した勉強方法だけです。それがたまたま当たれば良いですが、これまでの積み重ねやフィードバックによる修正はなく、その指導法は汎用性があるものとは言えません。つまり、確立された指導法ではないため自分に合うかどうかも分からないうえに、本当に効果を発揮するかどうかも極めて不透明なのです。

結論として、個別塾は公立高校受験の偏差値50前後を狙う生徒にとってのみ効果があり、大学受験でMARCH以上を狙う生徒は入塾すべきではありません。

②致命的な授業進度の遅さ

個別塾の良い点はその人のペースに合わせて教えてくれることです。その一方、いつまでも進まずに気付けば受験範囲が終わっていなかった・・・ということが多々あります。高校受験に比べて大学受験の範囲は遥かに広く、深いです。1科目に必要な知識量は軽く10倍を超えています。その範囲の膨大さという現実を無視して自分のペースに合わせてもらっていてもいつまで経っても範囲が進まず、結果、練習問題は解けても大学入試問題が解けるようにはなりません。進度を確保するためにペースを引っ張れる先生なら良いのですが、個別指導塾の場合、普段は中学受験生・高校受験生をメインで指導している都合上、進度を上げる感覚を持ちづらい環境にあります。

そうするとどのような事態が起きるかというと、夏以降は指導している先生側もなんとなくこれは受からないと気付き始めます。とはいえ、大学には合格させないといけないので誰でも入れる大学に志望校を下げること、推薦入試(特にAO)入試を勧め、塾の実績のためにも現役合格の価値を説き始め、現役合格=成功と目的をすり替えることで顧客満足度を高めようとします。身に覚えがある方もいるのではないでしょうか。

結論として、個別指導という性質上進度が確保できず、大学受験ではMARCH以上の大学に合格することはまずありません。ただし、現役で低偏差値、無名大学に合格することは可能です。

③あまりに高い授業料

①②でアルバイト講師について書いてきましたが、正社員講師を売りにしている個別指導塾もあります。しかし、このような塾の場合、正社員であり1:1のマンツーマン指導を売りにしていることから1コマ90分1万円~という高額な授業料を請求されます。幣塾に入塾した生徒でも過去某マンツーマン個別塾に1年間通い、MARCH以上に合格出来るという触れ込みで週4コマ+夏期・冬期講習で年間合計約240万を授業料に注ぎ込んだ結果、大東亜帝国にかろうじて合格したとのことでした。一般常識的にも志望校から考えても費用対効果は極めて低かったと言えます。

さらに、この手の塾の致命的な弱点は、指導する「講師」と授業提案を担当する「営業」が完全に分離している点です。営業は生徒の学習状況が分からないまま、講師が書く生徒日報と営業の目標コマ数(授業数)と目標授業料を照らし合わせながら非常に高額な授業料を提案してきます。

結論として、お金に余裕がある方は選択肢としてこの手の個別指導を選んでもよいかもしれませんが、一般的に費用対効果は極めて低い結果となる可能性が高いでしょう。