2020.7.22
現役生(高1、高2)は何から勉強すればいい?
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本記事はこんな人におすすめ!
- MARCH以上の文系学部を目指している人
- 現役生(高1、高2)で受験を意識している人
- 現役生(高1、高2)で部活をしていてあまり時間がない人
- 勉強を何からすればいいかわからない人
こんにちは、EDITSTUDYです。
現役生(高1、高2)の多くが大学進学を目指しているかと思います。しかし高1、高2の段階だと受験はまだまだ先のような気がして本腰を入れられないという人もいますよね。
高1、高2であれば学校の行事や部活などで忙しい毎日を送っていて時間があまりない人が多いです。
しかし、受験のことは頭で考えているけど何をしていいかわからない、部活で忙しい人は時間が無いなかで効率的にやるにはどうしたらいいかと悩んでいる人は大勢います。
今日はそんな人がどういう勉強していけばいいかを考えていきたいと思います!
高1、高2から受験勉強を始めるメリット
- 年単位の時間的余裕がある
- 心理的余裕が生まれやすい
- 焦って勉強をしなくてもよい
年単位で考えると受験まで2年、1年半くらいの時間があります。
よく難関大を目指している人で「難関大を目指しているから難しい問題をやらなきゃ!」とい人がいます。
最終的に難しい問題が解けたらいいのですが、いきなり難関大の入試レベルが解けるわけもなく、結局何をしていいかわからず受験をむかえてしまう人が多くいます。
難関大とはいえ、問題は基礎問題をしっかり勉強しておけば解けます。難しく見えるのは基礎問題を同時に複数聞かれているから難しく見えるのです。
という意味で、まずは高1、高2の段階では時間があるので焦らずに基礎学力をつけていきましょう!
高1、高2から始めるデメリット
デメリットは長く続きにくいことです。
始めたばかりはモチベーション高く勉強しますが日が経つにつれてモチベーションが下がってしまうことがあります。受験がかなり先に感じてしまいモチベーション高く保てないです。
一旦、勉強から離れて日が開いてしまうとペースを戻すことが難しいです。高1、高2の段階でのポイントは無理なく細く長く続けられることです。
今まで勉強習慣がなかった人が急に4時間、5時間勉強するのはかなりの精神力が入ります。
みなさんがいきなり「4時間、5時間ランニングしてください」と言われたら「無理だよ・・・」と思うはずです。
勉強も同じです。今まで勉強習慣が無かった人は30分、1時間勉強してみることから始めましょう。
その為にもどの科目をどのように勉強してどの教材を使うかが非常に重要になります。
次はどう勉強したらいいか考えていきましょう。
私大文系受験の勉強方法
- 英語
- 社会
- 国語
私大文系を受験する人の多くが英語・社会・国語選択だと思います。
その中でも一番重要な科目は英語です。各大学の入試配点を見ても国語・社会が100点満点に対し英語は120点、150点満点の大学が多いです。
結論として英語ができなければ合格が難しいということになります。
受験は3科目トータルでの総合点で合否が決まるので英語の出来が受験結果に大きく表れます。
高2から勉強を始めるなら、まずは英語から始めるのが良いです!英語は勉強してから点数に現れるまで時間がかかりますので高2のうちに基礎を固めておくことが非常に大切です。
英語の勉強法
そもそも英語をどのように勉強したらいいか知っていますか?
一言で英語と言っても上記に挙げたような
- 長文読解
- 英文解釈
- 英文法
- 英単語
といったような分野があります。よく単語を完璧に覚えたのに成績が上がらない、長文をたくさん読んだのに成績あがらないと聞きます。
まさにその通りで上記に挙げた一つを完璧にこなしても成績はあがりません。全てを満遍なく完璧にこなさないと成績には反映されません。
また、勉強する順番も大切です。いきなり長文もやっても解けるはずもありません。
上記ピラミッドに示したように英単語⇒英文法⇒英文解釈⇒英語長文と正しい方法・順番で行うことが必要です。
まずは単語からやってみよう!
とは言え、高1、高2の段階で全てをやるのは学力的、時間的にも難しいのでまずは単語からやりましょう。
多くの現役生(高1、高2)が学校で単語帳を配られている思います。あれこれ手を出すのは良くないないので学校で配られている人は既に持っているものを完璧にしましょう。
持っていない人がいたら「システム英単語Basic」をおすすめします。こちらは共通テストレベルの単語が収録してあります。最初のページは中学レベルの単語もある為、無理なく進められます。
同じシリーズで「システム英単語」があり、こちらはMARCH以上を目指すのならやっておいたほうがいいとネットや口コミで溢れています。
高1、高2の段階であれば背伸びせず身の丈にあった「システム英単語Basic」をやりましょう。自分のレベルにあった教材を使わないと挫折してしまいます。
はやる気持ちはぐっとおさえ「自分が続けられるモノ」をやりましょう。
英文法はどうやるの?
みなさん英文法と言われたらどんな教材が浮かびますか?
文法・語法とするなら「アップグレード」、「ネクステージ」、「ビンテージ」あたりが有名ではないでしょうか?
入試の文法問題をカバーするのなら上記の教材で十分です。入試で問われる文法問題を網羅しておりどれか一冊を完璧にいておけば十分に入試で戦えます。
では高1、高2の段階から上記参考書をやれたらいいかというと答えは「人による」です。
上記の参考書は実際に入試で出た問題を抜粋しています。何故「人による」かと言うと問題を解く以前にそもそも問題文の英文が読めない人がかなりいます。
読めないと何を言っているかわからないのでどういう文法問題が聞かれているかもわからなくひたすら答えのみを暗記してしまい効果がない勉強になってしまいます。
上記参考書の中身を見て問題文の英文を読むのが一苦労する人はまだ上記参考書をやるのは辞めたほうがいいでしょう。
では、文法はどうしたらいいかと言うと最初は「接続詞・関係詞、To不定詞、分詞」をマスターしましょう。
どうして「接続詞・関係詞、To不定詞、分詞」かというと多くの英文はこの文法が主として構成されています。
この文法が理解できたら長文や英文を読むための文法はある程度クリアしたと言ってもいいでしょう。
高1、高2の段階で英単語と「接続詞・関係詞、To不定詞、分詞」を理解できていると高3になり本格的に受験勉強に入ったときに違和感なく勉強に入れるはずです。
高1、高2の段階で自分が持っている単語帳と「接続詞・関係詞、To不定詞、分詞」を理解できたら「速読英単語・入門編」を使ってみましょう。
こちらは普通の単語帳とは違い英文を読みながら単語を覚えていく単語帳になります。
入試では長文読解が多く出題されます。「速読英単語・入門編」は単語を覚えながら英語長文にも触れられる単語帳です。
「速読英単語・入門編」をやることで高1、高2の早い段階から長文に触れることができます。
また、速読英単語の英文を読むときは「接続詞・関係詞、To不定詞、分詞」を意識しながら読むとぐっと読解力がつくのですらすら読めるまで繰り返し読んでみてください。
まとめ
現役生(高1、高2)の段階であれば英語を最優先にして勉強をおすすめします。英語はすぐに得点に反映されにくく地道に正しく勉強することが必要です。
まずは自分が持っている単語帳から始めて「接続詞・関係詞、To不定詞、分詞」を理解したら「速読英単語・必修編」を使い英文をたくさん読むトレーニングをしましょう。
そして社会・国語に関しては学校の授業を大切にして理解していくことをおすすめします。