2016.11.18
ES卒塾生講師ナカノの受験奮闘回顧録<11月編>
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!町田校の中野です。
11月も半ばになり、センター試験まで残り2ヶ月、私大一般入試まで3ヶ月と大学受験ムードが色濃くなってきましたね!
さて今回は、私がこの時期どのように勉強をしていたのかを紹介したいと思います。
私はセンターまで残り100日を切り、マーク模試が終わり自己採点をした際、“やばいな”と焦りを感じ始めました。しかし同時に、半年前まで”I like is soccer.”なんて言っていた私が、きちんと高校に通い、まじめに勉強してきた人と同じ土俵に立って、勝負している、ということは凄まじいスピードで成長しているのだと思いました。これは私に限らず、EDIT STUDYの生徒は“ゼロから”の生徒が多いので、ほとんどの生徒が感じるのではないかと思います。
とはいえ、志望校に合格するためには英語の点数がまだ足りず、社会も得意といえるまでではなく、ここから何をすればよいのか、するべきなのかを真剣に考えました。
そもそも短期間で人並みに英語ができるようになったのは一重に“読み込み”のおかげでした。
※“読み込み”とは、1回授業で精読した英文を繰り返し(何十回、何百回単位で)その英文のCDのスピードで黙読、音読したり、CDなしでできるだけ早く読んだりする勉強方法です。詳細は、塾長がブログに書いています。
この“読み込み”という勉強はかなり地味なのですが効果は絶大です。約1分で150語程度の英語を読むことができ、さらに英語の本質というかパターンや癖みたいなものがつかめて、毎日一生懸命やれば、英語を前から早く正確に読む力がつきます。
したがって、単純に“読み込み”の量と質を増やし、世界史の教科書を完璧と言えるまで覚えればいいのではないかと考え、ひたすら速読英単語必修編を読み込み、世界史は特に年号を暗記しました。
そのような状況だったため、センター試験の発音・アクセント問題のようなたった配点が2点しかない問題を拾っている余裕は全くありませんでした。
塾に向かう電車の中、お昼ご飯を買いに行く道中、お風呂の中ですらひたすら速読英単語必修編、世界史教科書を読んでいました。
生徒と話していると、世界史の流れがわからない、意味が理解できないなどの声をよく聞きます。この点に関しては、私も人と比べ理解力があるほうではなかったのでとてもよくわかります。
しかし、私自身が実際にもがき、苦しみながらやりきって思ったことは、とにかくまず覚える(暗記する)ことです。流れや因果関係、理解はその後についてきます。そもそも世界史の“流れ”なんて年号暗記で一発です。ゴリゴリの丸暗記です。つまり、ただの暗記でしかないので、ここに頭の良さは関係ないと思っています。 現行の大学受験(私大文系)は暗記量で勝負できます。
私の暗記方法としてとにかくひたすら反復し、声に出すというシンプルなものでした。覚えられればなんでもいいと思います。そして、毎日友人と世界史の問題を出し合いながら勉強し、細かすぎる問題や絶対入試にでないであろう雑学も出し合っていたのですが、これが意外と効きました。競い合うことで楽しく勉強できたのだと思います。
そうしていくうちにテスト範囲なんかどこであろうと教室についてから、少し確認する程度で合格できるようになっていました。
そもそもEDIT STUDYではそれほど多くの参考書を与えらないので、同じものを何回も、ボロボロになるまで、どこに行くにも持ち歩き、読み、覚えました。
塾から与えられたものだけを指示された正しい作法で行えば、必ず学力は上がります。
10月に入ってから演習も増え、今までの積み重ねが点数であらわれて焦りはじめているかもしれませんが、英語はとにかく指示通りの作法で読み込みをして、今後、演習やテストで知らなかった、わからなかった単語・熟語を一つずつおさえ、本番でわからない問題があっても「自分がわからないならみんなもわからないだろう!」と思えるまでとことん勉強をやり込みましょう!愚直ですが、結局それが自信につながると思います。
もう残り三カ月で受験も終わり、その先に待っているのは大学生活です。悔いの残らないよう最後まで全力で頑張りましょう!