2016.10.29
ES卒塾生講師イケダの受験回想録 −第2回−ES入塾後
こんにちは。
吉祥寺校の池田です。
暑い時期も終わり涼しくなって過ごしやすい季節になりましたね。朝晩は冷えるので風邪には要注意です。
センター試験まで80日を切りましたが勉強の進み具合はどうでしょうか?
順調な方、思うように勉強ができていない方それぞれあるでしょうし、みんな色んな事を考える時期だと思います。私も受験時代すごく不安になっていた時期でしたので、みなさんの気持ちがすごくよくわかります。
大丈夫です!普段担当している講師の指示、課題、授業を着実にこなしていけば必ず合格につながります。信頼してついて来てください。受験終了まであと4ヶ月、全力で走り抜きましょう。
さて、話が変わりますが今回から私の塾生時代の話に入っていこうと思います。
授業開始後の4月は毎回の授業でテストがある環境に馴染めず苦労しました。生徒はわかると思いますが、ESはかなりテストが多い塾です。テストに合格することが志望合格につながるように毎回レギュラーテストを設定しています。
また、毎日勉強だけをやり続けるという受験生としては当たり前の事に苦労していたのを覚えています。どんなに質の高い授業を受けたとしても、ただ受けただけでは当然成績は伸びず、受験勉強は自習学習によるところが大きいです。自分のように勉強したことがない、ゼロから始める方にはわかっていただけると思うのですが、机に向かって何時間も自習をするということはなかなか辛い作業です。自分で時間を管理し日々の目標(レギュラーテスト合格)を達成する。その積み重ねが最終的に志望校合格につながります。ESでは10ヶ月のカリキュラムを1日単位で管理し、指示通りにこなせばゼロからマーチ以上に到達するように設定されています。当時、頭ではわかっていたのですがどうしても怠けてしまう癖があったため継続して行く事が非常に困難でした。
そんな時私がしていたことはシンプルに2点です。
1. 1年後の自分を想像しとにかく追い込む
合格したことを考えポジティブな気持ちになるのもいいですが、私の場合落ちてしまったら行くところがない、何もする事がなくこの先の人生どうしていけばいいのだろうと常に最悪の状況を考えるようにしていました。浪人生の場合夏まではこのくらい発破をかけてもいいのではないかと思っています。地方から上京し一人暮らしをしながら浪人生活を送っていたということもあったのですが、自宅から通っている生徒よりもそういった状況を作り出すことは容易でした。ただ追い込みすぎて精神的に疲弊してしまい勉強が手につかなくなるのでは意味がないので、追い込み過ぎないようにしましょう。特に受験終盤、今年度も先日行われましたが第3回マーク模試が終わったくらいからは精神的に辛くなってしまう方は多いと思います。時間がなくなれば誰でも焦りますし、当然のことです。
今回思うように結果が出なかった生徒の声を多く聞いたので書いておきますが、ここで結果が出なくても大丈夫です。最終的な結果は日々の準備(自習、授業)から得られます。たとえ失敗してしまったとしても所詮模試なんです。これがセンター試験本番ではなくて良かったくらいに考えましょう。何よりまだ80日もあります。ここからが本番です。
みなさんには合格作文に書いた1年後の自分が待っています。1分1秒無駄にせず良い準備をしていきましょう。
2. 自習室をとにかく利用する
授業の有無関係なく毎日9時には塾に行き、無い日は9時から21時30分まで有る日は授業終了後から21時30分まで10ヶ月間ほぼ毎日自習室にいました。周りがみんな勉強だけをしている環境なので嫌でも自分もやるようになります。
4月中にこの生活を当たり前にしておく事で1年を通して続けられましたし、10ヶ月を通して全く勉強しなかった日は1日もなかったです。特に10月以降は自習室にこもり鬼のように勉強していました。やはり不安解消には勉強が1番の薬になります。
今年度も朝から晩まで自習室にこもり勉強を続けている生徒が多数います。先ほども書きましたが、受験は自習学習によるところが大きいです。自宅だとどうしても続かない、マンネリ化してきてだらけてしまっていると自覚している人は積極的に自習室を利用してみて下さい。
今回は入塾当初の私の悩み、解決するためにどうしていたかについて書きました。参考になったでしょうか?次回は科目ごとの勉強について書こうと思います。
ここから追い込みですが、体調管理には十分気をつけて下さいね。それでは引き続き勉強頑張って下さい。