2024.1.18
2024年1月更新大学受験~英語のおススメの勉強法~
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こんにちは。EDIT STUDYです。今回の記事では『大学受験~英語おススメの勉強法~』というテーマでお話ししていきたいと思います。先日実施された2024年度の共通テストの英語が例年に比べても難化したことでも受験生の多くが英語の勉強法に関して迷いが生じたかと思います。
そんな中ゼロからMARCHの逆転合格を掲げ、長年多くの生徒をGMARCH以上の逆転合格に導いてきたEDIT STUDYが大学受験における英語のおススメの勉強法を大公開したいと思います。まずは昨今の受験生を取り巻く英語の状況からみていきましょう。
求められる速読力
2024年度の共通テストが先日実施されましたが、英語特にR(リーディング)の難化が叫ばれていますが、具体的に何が難化したのか?それは『単語数』が増えたことによる求められる”速読力”の異常さです。どういうことかと言うと、共通テスト初年度の2021年度の共通テストでは約5500単語だった英語のR(リーディング)試験の総単語数が、2022年度の共通テストでは約6000単語になり、昨年度の2023年度は約6100単語、そして今年の2024年度は約6300単語になりました。
つまり共通テスト初年度から見ても約800単語増えていることになります。試験時間はセンター試験自体から変わらず80分ですので、必然的に”早く読む力”つまり『速読力』が必要になってくるわけです。これが大学受験の英語において『速読力』が求められると言える理由になります。
では『速読力』を養うためにはどうすれば良いのでしょうか?次は英語のメカニズムについて考えていきましょう。
英語に慣れるための手順
英語は言語なので成績を上げるのには時間がかかります。なぜ時間がかかるのか、要素に分けて下記の図で見てみましょう。
英語に慣れるためには上記図の通り4stepあります。①まずは単語の暗記です。単語が分からなければそもそも読めませんので当然ですね。②そして次に英文法です。こちらも①と同様文法知識がなければ読み方のルールが分からないので必要です。③そして単語と英文法を覚えて初めて読むための構造把握ができるようになります。
そして①②③のステップを経たら、最後に④英文への慣れを養うために『多読』に取り組むという手順です。この手順通り実施しないと語彙力が不足している状態で英文を沢山読み込もうとしても読めませんし、英文法や構造把握抜きに英文を読もうとしても同じことが言えます。
ですが、実は最後に落とし穴があります。実は英文に慣れるには『多読』の基準で100万語必要と言われています。100万語と言うのは先ほどの最新の2024年度の共通テストのR(リーディング)が約6300単語になりますので、約160回分に相当します。どうでしょうか。英文に慣れるための多読の基準の100万語に到達するためには共通テスト約160回分演習をする、しかもそれを1年間で達成するイメージができる受験生がどのくらいいるでしょうか。
実はゼロからMARCHの逆転合格を長年実現してきたEDIT STUDYならではの勉強方法でこの難題を解決するおススメの勉強法があります。それが次に紹介する『読み込み』です。
☆速読読み込みとは(EDIT STUDYオススメの英語勉強法)
速読読み込みとは一度完璧に文法的に精読した英文を音源を聞きながら繰り返し読むという非常にシンプルな勉強法です。読み込みは英語を速く正確に読むために必要な下記3つの要素をいっぺんに身につけられる勉強方法になります。
①語彙
前述した通り当然ながら単語・熟語を知らなければ英語は読めません。速読という観点から語彙の問題を考えた場合、単語・熟語への反応速度を上げるという形式で学習を進めておくことが望ましいわけです。反応速度を上げるには反復練習が最も効果的です。
②前から読むための文法
英語を速く読むという観点でとらえたときに、後ろから英語を訳しあげるという読み方は最悪と言えます。前から読むための文法というのは100%の正確さを捨てる代わりに98%程度の正確さでとにかく速く読むことを目的としています。例えば、普通に勉強している受験生なら”The fact that…”ときた場合、このthat節はおそらく同格のthat節と考えます。100%そうなるとは確信できないまでも英語という言語の性格上「たぶんこうなるだろう」という予測をしながら読んでいきます。速読読み込みで前から読む訓練を徹底しているのはこの予測能力を養うためです。
③英語を読むこと自体に慣れる
簡単に言うと前述した通り「これまで読んだ英文の総量=英語力」と言えます。中学で習う英文法程度の知識がある方であれば、あとは大量に英語を読んでいくうちに自ずと英語は読めるようになります。これは不思議なことではありますが、まぎれもない真実です。そのためには大量の英文に触れて英語に慣れる必要があります。
速読読み込みは1回2回ではなく数十回、数百回単位で行うものですので、読み込み用テキストに出てくる単語・熟語はほとんど見た瞬間に意味が頭に浮かぶレベルまで反復学習することができます。読み込み用テキストを指示通り勉強していれば3000単語程度は見た瞬間に反応できるようになります。
さらに、音源と合わせて読み込むことでおおよそ1分につき150語程度の英文量に触れることができ、60分で9000語、共通テストの総単語数が前述した通り約6300語ですので、これは2時間の読み込みで共通テスト約3回分の英文量を精読できているということになります。共通テスト3回分(試験時間で考えれば1回80分なので3回は240分、つまり4時間です。)を精読することに比べれば半分以下の労力で済みます。この異常なまでの効率の良さも速読読み込みがオススメな理由です。
そしてEDIT STUDYならではの大学受験における英語のおススメの勉強法としてもう1つご紹介しておきます。それは『英検対策』です。具体的な理由も交えてご紹介していきたいと思います。
英語のおススメの勉強法~英検対策~
EDIT STUDYが私立文系の大学受験において英語でおススメする勉強法の2つ目は英検対策です。そして英検対策をおススメする理由は2つあります。
1.対策難易度
2.出願に有利
1.対策難易度
1つ目の理由は『対策難易度』です。英検は共通テストのR(リーディング)と違って、傾向と対策は過去問から対応できます。何より問題形式や出題形式、難易度が共通テストと違い大きく変わることも珍しく過去問も公式HPからダウンロードできますので、非常に対策がしやすいです。この点はEDIT STUDYでも英検をおススメする理由の1つです。
また補足しておくと、英検で求められる4技能のうちReading、writingは私立文系の一般入試(いわゆる各大学学部で実施される個別入試≒赤本などの過去問)と親和性が高く、英検の対策がそのまま一般入試の対策に繋がる点もおススメしている対策難易度が高くない理由に含まれます。
さらに複数回受験も可能(下記の図を参照)なため、1度落ちても何度もチャレンジできる点含めてトータル的に見て対策難易度は共通テストほど高くないのがおススメの理由になります。
2.出願に有利
2つ目の理由はズバリ『出願に有利』な点です。どういうことかと言うと、英検のスコアを持っているとGMARCH以上合格を目指す上で非常に有利に出願戦略を練ることができます。GMARCHで言うと特に立教が英検含めた英語の外部試験利用入試を導入していますので、立教を例に見ていきましょう。
上記の通り、立教大学は英検のスコアが使用できますが、逆に言うと英検含めた英語の外部試験のスコアを持っていない受験生は共通テストの点数を使用しなければならないので、共通テストの対策難易度を考えると非常に英検がおススメです。また立教は合否を問わない形式を採用していますので、スコアさえあれば、例えば準1級を受けて不合格でもCSEスコアが2250点であれば、得点率約80%相当に換算されます。
共通テストの難易度で考えても、一発勝負の共通テストで85%を取るよりも、何度も受験できる英検でかつ対策も傾向が変わらない過去問で何度も対策を図れることを考えるとはるかに対策難易度は下がることが分かります。また立教大学以外にも英検のスコアが利用できる大学が沢山あり、出願戦略を有利に進めることが可能です。
<英検利用ができる大学学部の例>
早稲田大学文・文化構想学部 CSEスコア2200点以上(各技能500点以上)
→国語・選択科目の2科目受験可能
慶應義塾大学文学部 CSEスコア2500点以上
→国語・選択科目の2科目受験可能
明治大学経営学部(全学部) 英検準1級
→英語の点数が満点換算、国語・選択科目の2科目受験可能
東洋大学全学部
CSEスコア1980=満点の80%
CSEスコア2150=満点の90%換算
CSEスコア2304=満点換算
→国語・選択科目の2科目受験可能
上記をご覧いただいてわかる通り、学部を選ばなければ日東駒専(以下)~早慶上智まで幅広く出願できます。また2025年度入試から早慶上智GMARCHのすべての大学で実施予定になります。
✓英検準1級が「MARCH」以上の1つの目安となる
✓英検2級は「日東駒専以下(滑り止め)」として機能しやすい
というわけでEDIT STUDYがおススメする英語の勉強法の2つ目は英検になります。英検の高スコアを取っておくことを強くおススメします!最後にEDIT STUDYに入塾した場合の英検対策に関して簡単にご紹介しておきます。
EDIT STUDYの英検対策は?
英語カリキュラムには『英検対策』が含まれる
EDIT STUDYの英語カリキュラムは四技能(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)対策が含まれており、カリキュラムを進めていけば自動的に英検対策ができるようになっています。四技能の具体的な対策は以下の通りです。
Reading
日々行われるEDIT STUDYの英語カリキュラムでの対話式授業とRテストをこなすことで、2級~準1級に必要な英単語・文法の知識が身に付きます。また、SS(先生)陣がお勧めするリーディング解答法を収録した動画コンテンツなどを用意しております。
Listening
EDIT STUDYでは、前述した通り「読み込み」という音源のスピードに合わせ、対話式授業で解説した長文を読み込むトレーニングを行っております。ここで音源は、長文を読むペースメーカーの役割だけでなく、「音㱻スペル㱻意味」を結び付ける役割も担っております。日々の読み込みがリスニング力向上に役立ちます。
Writing
ライティングの基礎は単語と文法の知識です。こちらはRテストにて向上を図ります。ここから更に実践的なライティング力に昇華させるため、覚えておきたいフレーズ暗記テスト、2級・準1級ライティングテンプレート、ライティング添削など様々なサポートが用意されています。
Speaking
スピーキングはライティング同様、「アウトプット」に分類されます。そのため、ライティング力向上はスピーキング力向上にも一役買っています。これに加え、1分1秒が惜しい受験生のため、心理的・金銭的ハードルが高くならないよう、第二言語習得論に基づいた一人でもできる取り組みやすいスピーキング練習の紹介、模擬スピーキングテストを行う中で個人に最適化したトレーニングを紹介する個別スピーキング対策(3,300円/45分)など充実したサポートがございます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回の記事では『大学受験~英語おススメの勉強法~』というテーマでお話してきました。今回の共通テストのR(リーディング)の難化であらためて、昨今の大学受験の英語で必要とされる『速読力』に関してご理解いただけたかと存じます。あとはご自身の志望校に合わせて効果的な対策を積んでいただければと思います。今回の記事が少しでも受験生や受験生を抱える保護者様のお役に立てれば幸いです。
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