2019.10.14
<2019年10月更新>【新入試英語-第6問-】プレテスト分析&対策
Table of Contents
みなさんこんにちは、2021年度大学入試改革(新入試)担当の初田です。
今回はH30年試行調査英語(リーディング)第6問を見ていきたいと思います。
TOPICS
第6問はセンター試験第4問Aと第6問の複合問題
センター試験と同じような対策をしよう
共通テスト英語まとめ
第6問はセンター試験第4問Aと第6問の複合問題
✓センター試験の類似点と異なる点
✓必要な語彙はセンター試験と同じ程度
共通テスト第6問はA,Bの二つの問題が出題されていました。センター試験との変更点としては、問題Bにグラフを用いた点、問題が段落ごとの出題ではなくなっている点、正解数の指定がある複数選択問題の出題がある点が異なっています。
問題そのものはベーシックな長文問題ではありますが、引き続き「読めれば解ける」ではなく「読めたうえで文章が言っていることを考える」必要があるのは他の大問と変わらず、文章の要旨の把握や文章から考えられる内容を推測するなどの思考力を問われています。
出題の形式的にはセンター試験第4問Aと第6問の複合問題と言ってよく、形式面にはすぐになれることができるでしょう。
読解に必要な語彙力もセンター試験と同程度あれば十分で、ごく一部難易度の高い単語があるものの、一般的な受験テクニックである類推などをすれば読解上の問題はありません。
センター試験と同じような対策をしよう
✓確実な英語力を身に着けよう
第6問を解くうえでセンター試験とは異なった対策を取るようなポイントはありませんでした。思考力を問われる試験ではありますが、この部分は慣れていくことで回答が可能でしょう。ほかの大問と同様、形式が変わるからと言って慌てることなく、今までの知見を活かした英語学習を徹底して行うことが高得点へつながります。慌てることなく日ごろの学習を継続していきましょう。共通テスト第6問は他の大問よりもシンプルな読み取り問題で、得点をしやすい印象を受けました。試行調査第4問や第5問よりも安定して得点を取る必要がある部分でしょう。
共通テスト英語まとめ
共通テストの英語で求められるようになるのは今まで以上の「正確な読み取り」と「速読解スピード」です。
文法問題が削除されたとしても、その分増えた英文や考えながら回答を連続して行うことはそれ相応の負担になることは間違いありません。また複数の文章をまたいだ問題や、問題の内容を把握したうえで解く必要がある問題、正解数の指定されていない問題など、単語だけをつなげて雰囲気で読み取る人気の手法も通用しづらくなっています。
日ごろから英文に触れる習慣を身に着け英語になれるような学習を継続してくださいね。