2020.6.12
青山学院大学2021年度(新入試)個別学部日程を検証!【2020年6月12日更新】
Table of Contents
◆一言でいうと?
超複雑&対策難易度大幅UP!
◆具体的に言うと?
超複雑
✓学部によって「A方式」「B方式」「C方式」「D方式」という区分があったりする
✓多くの方式で「共通テスト」+「独自問題」によって合否が出る
✓「共通テスト」で85%以上のスコアを取る必要があるかもしれない
✓「独自問題」は学部によって「科目」に加えて、「総合問題」「小論文」などがある
対策難易度大幅UP!
・「総合問題」は科目横断的(英語・歴史・政経まで問われる内容)だったりする
・「小論文」は学部ごとに特化したテーマとなることが予想される
・そのため2020年度までの私大文系受験と出題形式など大きく異なっている
・「経済学部」のみ、シンプルな私大文系を踏襲した入試形式となっている
◆超複雑なため学部ごとに個別学部日程を検証!
文学部英米文学科
→独自問題である「総合問題」は過去問で対策するよう指示されています
文学部フランス文学科
→「総合問題」は図表などを含めた日本語の文章から外国の文化、社会などの教養があるかを確認するテストのようです
文学部 日本文学科
→独自問題である「国語」は過去問で対策するよう指示されています
文学部史学学科
→独自問題である「地理歴史」は過去問で対策するよう指示されています
文学部 比較芸術学科
→芸術史に関する基礎知識を身につけていることを確かめ、文章への類推・反論など一般的な小論文能力を測る試験となっています
教育人間科学部 教育学科
→教育学科が入学者に求める「人間と社会について、論理的に思考・判断し、自らの考えを適切に表現することができる力」を問うことが出題の狙いとのことです
教育人間科学部 心理学科
→日本語の文章を論理的に読み解き、その理解に依拠したうえで自分の考えを、適切な日本語表現を 使って展開できる能力が求められます。
また、人の心や社会問題に対する関心および知識を持っている かを問う。
提示されたデータから情報を読み取り、その情報および自分の知識に基づいて論理的に考 える力があるかどうかを判断する問題とのことです。
経済学部 経済学科
経済学部 現代デザイン学科
法学部 法学科
→独自問題である「総合問題」は以下の出題とのことです。
政治、経済、社会、文化など人間の営為の諸分野に関する歴史について、国や地域、時代、分野等 で細分化された領域の深い理解のみならず、特定の分野や視座に偏らない横断的・総合的理解を有し ていることは、法学及び政治学を学ぶための基礎的素養である。また、入学後はそのような基礎的素 養の高度化が望まれ、情報の収集・発信を可能とする言語能力、論理的思考能力、表現能力の伸長を 必要とする。入学希望者がこれらの基礎的素養及び能力を備えていることを考査するため、世界史、 日本史及び政治・経済の基礎的内容(高等学校卒業相当のレベル)に関する相当量の資料を読解し、 論理的思考や推論、文章表現を用いて解答することを求める。なお、前記の諸分野に関する基礎理解 (知識)は必要であるが、本試験が受験者の思考と表現を特に重視することに留意されたい。 なお、A方式において国語総合との融合がなされるのは、法学部入学後には条文・判例・論文など の国語で表現された文章に接し、これを正確に読解するだけでなく、社会に存在する諸問題について、 複数の立場や考え方を理解しながら、合理的な論拠を示した説得力のある文章を構成し、表現することも必要になるためである。
経営学部経営学科
→独自問題である「英語」は過去問で対策するよう指示されています
経営学部マーケティング学科
→独自問題である「英語」は過去問で対策するよう指示されています
国際政治学部国際政治学科
→独自問題である「論述」は国際社会のあり方について特に国際政治の観点から関心を有し、高校卒業レベルの知識および語学力を 駆使して、論理的に思考し、判断し、表現する力を確かめる問題とのことです。
→独自問題である「総合問題」は図表・グラフ・英文があり、そちらをヒントに判断力を確かめる問題となっています。
国際政治学部国際経済学科
→独自問題である「論述」は国際社会のあり方について特に国際政治の観点から関心を有し、高校卒業レベルの知識および語学力を 駆使して、論理的に思考し、判断し、表現する力を確かめる問題とのことです。
→独自問題である「総合問題」は図表・グラフ・英文があり、そちらをヒントに判断力を確かめる問題となっています。
国際政治学部国際コミュニケーション学科
→独自問題である「論述」は国際社会のあり方について特に国際政治の観点から関心を有し、高校卒業レベルの知識および語学力を 駆使して、論理的に思考し、判断し、表現する力を確かめる問題とのことです。
→独自問題である「総合問題」は図表・グラフ・英文があり、そちらをヒントに判断力を確かめる問題となっています。
総合文化政策学部総合文化政策学科
→A方式独自問題「総合」は幅広い教養力を身につけ、文化の事象を歴史(タテ軸=日本史・世界史)と社会(ヨコ軸=倫 理・政治・経済)の関わりから総合的に把握するとともに、それを的確に言語化できる(=国語) 能力をもち、文化の総合的な理解をさらに文化の創造へとつなげていくことのできる学生をイメー ジした出題を行うとのことです。
→B方式独自問題「小論文」は日本語の文章を読んで理解する力、情報を的確に分析する力、自分の意見や発想を表現する力、そ して文章を論理的に展開できる力を備えているかを考査することを狙いとする。
社会情報学部 社会情報学科
→D方式独自問題「総合」は社会情報学部の総合問題の入試では、現代的な問題に関する文章や統計データから必要な情報を読 み取り、物事を論理的に考察する力、考察したものを説明する的確な表現力が試されます。
地球社会共生学部 地球社会共生学科
→独自問題「小論文」は日本語の文章を読んで理解する力、情報を的確に分析する力、自分の意見や発想を表現する力、そして文章を論理的に展開できる力を備えているかを考査することを狙いとしているようです。
コミュニティ人間科学部コミュニティ人間学科
→独自問題「小論文」の設問は問題文の中に二つの設問が内在し、一つ目はそれぞれの図から、そのデータの内容をくみ 取り、整理することができるかどうかを試されている。
二つ目は、さらにその読み取りと理解や解釈に加えて自身の知識や教養を併せて意見や考えを述べるという形をとっている。 設問は今日の地域の中小企業が抱える問題を文章ではなく、グラフ化された図に示されている内容 の中から読み取る必要がある。また、その自治体の地域が課題に取り組む内容を読み取り、理解した うえで自己の意見を展開できるかどうかを評価していくものである。 図示されたグラフ内には項目ごとの差があるものやないものを読み取ることが必要である。さらに同じテーマでありながら地域を都道府県と市区町村に分けてみると、差があるもの、または差がな いものを読み取る必要もあると考えられる。さらにこれらのデータと自分の知識や教養を併せた意見の展開がされるかどうかをみていくものである。