2019.10.28
青山学院大学法学部-過去問分析-
Table of Contents
【英語】
■構成
長文読解2題・会話文1題・文法・語彙1題・英作文1題・リスニング
■時間配分 試験時間: 90分
“出題量と時間配分
試験時間は90分、その中で1000字弱の長文読解、400字程度の会話文が二題、文法・構文問題、自由英作文が出題される。長文読解、会話文は難易度が高いわけではないが、それなりの長さがあり、内容もあまり問題集で見慣れないものなので難しく感じられるかもしれない。文法・構文問題は標準的なものなので、これを早く終わらせ、読解、英作文に力を注ぎたい。”
■解法
“長文読解の設問は内容説明、英文和訳、主題、内容真偽など。問題文に下線部が引いてあってそれについて答えるという形ではなく、英文内容についてを聞いてくるので、文章全体の理解も問題を解く上で必要。
■全体を通じて長文問題の比重が非常に高く、内容説明や和文英訳など記述式の問題もある。英文自体の難度も高い上に文章量もかなり長い。そのため時間内に解くには速読、速解力が求められる。
■専門用語を含めて語中がほぼないことも特徴なので語彙力は高めておく必要がある。また出題テーマの傾向上、法律、経済、社会分野の語彙に関しては特に注意が必要。
■文法・語彙問題に関しては、空所補充の問題はその空欄の前後をよく確認し、どの品詞がどのような形で入るのかを考え、選択肢を絞った後、文意から判断する。
■出題範囲(分野)の特徴は社会・経済・国際関係などの分野に関する読解問題、日常生活に関する会話問題、自由英作文の他に文法・構文問題が出題される。内容的には標準的な難易度であるが、時事的な長文、ネイティヴの表現など、受験の古典的知識よりアクチュアルな内容が出題される傾向がある。
しっかり文脈を読める読解力があれば対処可能。
出題形式の特徴
長文問題では下線部の意味を問う問題、内容を問う問題、英文和訳。文法・構文問題と会話文では穴埋め問題。他に自由英作文。どれも出題形式としては標準的なものであり、普段の問題集で見かける形式なので取り組みやすい。
回答形式の特徴
長文読解問題の中の小問としての英文和訳、大問一題にあたる自由英作文以外はすべて選択式。記述問題もそれほど量は多くない。設問リード文も英文で、何を問われているか迷う程ではないが、油断せずしっかり読むこと。”
■英作文
一つのトピックについて100字以内で自分の考えを書かせる自由英作文。結論について、なぜそう考えるのかという理由、考えられる反論なども盛り込めると、論理的で分かりやすい文章となる。