2019.12.19
青山学院大学文学部の過去問分析【GMARCH】
こんにちは、GMARCH【過去問分析コラム担当】の岩澤です。
本日は青山学院大学文学部の過去問分析を見ていきましょう。
学科や日程によって偏差値が大きく変わる。偏差値が一番低いのがフランス文の個別学部A方式。一番高いのが英米文個別学部B方式。
構成
〔2月13日実施〕
文(英米文A)学部:リスニングを含む5題構成で試験時間は100分。記述式とマークシート方式による選択式との併用
文(フランス文A・日本文B・比較芸術)学部:5題構成で試験時間は100分。記述式とマークシート方式による選択式との併用
〔2月14日実施〕
文(英米文B・フランス文B・日本文A・史)学部:5題構成で試験時間は90分。記述式とマークシート方式による選択式との併用
文(英米文B)学部Listenig and Composition:上記に加えて課される
時間配分 試験時間:100分
長文読解は、英文量は多いが、問題は標準レベルなので速読を持って臨み、自由英作文などのほうに時間を回せるように努めたい。
解法
入試問題の特徴とポイント
文化、歴史、社会に関する読解問題が二題。うち一題はかなり長く、速読力が問われる。和文英訳や自由英作文、並べ替え作文など、英語での表現力が問われる問題が多く出題されている。英米文学科のみで出題されるリスニング問題もテーマは文化、歴史、社会に関する長文で、難易度は高い。
設問形式の特徴とポイント
長文読解についてはその内容理解に関する問題や、英文和訳、和文英訳、自由英作文である。英米文学科に関してはこれらに加えてリスニングが出題される。内容説明主体の選択問題で、かなり長い長文が出題される。設問自体は比較的答えやすいが、直接書いてある問題だけでなく、文脈を考えながら筆者の意図を答えさせるという現代文的な要素もある。文法・語彙力を土台に丁寧に読んでいく練習をする。その後、具体的な設問にアプローチする。
解答形式の特徴
長文問題一題と、英米文学科のリスニングないしそれ以外の学科の文法問題は選択式。それ以外はすべて記述式。
英作文
自由英作文あり。