2024.4.14
関西大学法学部法学政治学科進学! K・Sくん(高卒認定)
合格校
関西大学 法学部 法学政治学科
SS)第一志望群だった関大合格おめでとう!
Sくん)ありがとうございます! でも、僕なんかが合格者インタビュー受けていいんですかね。1個しか受からなかったですけど…。
SS)全然いいよ! 最後まで頑張った結果だし、1個でも関関同立の一角に合格をもらえたんだからすごいよ。それに順風満帆じゃない人もたくさんいるわけだからそのあたりのリアルもお伝えできるインタビューになれば。
Sくん)そうですね。よろしくお願いします!
SS)まずは受験シーズンで一番印象的だった出来事から聞いていい?
忘れもしない、地下鉄博多駅のホーム
Sくん)それは…忘れもしない2/7、法政大学人間環境学部の試験後、博多駅の地下鉄のホームでの出来事ですね…。
SS)おお、かなり具体的なシチュエーションだけど何があったの?
Sくん)近畿大学の合格発表です。「さすがに近畿は大丈夫」と思っていたんですが、結果は不合格。僕の受験戦略だと近畿は滑り止めの位置付けだったので、それをスマホの画面で見た瞬間に血の気が引いていくのがわかりました。
SS)そういえば近畿は2つとも落ちてたね。実力的にはさすがに合格圏内でしたが、あれは何が起きたの?
Sくん)これはもう完全に猛省しているのですが、一言で言うと舐めてました。近畿は過去問は1年分しか解かず、まあ受かるだろうと甘く見ていたところに手痛い一撃を食らわされたという感じでした。
SS)たしかに1月後半になって勉強量が減っていたよね。そこからはどうしたの?
Sくん)近畿に受かる前提で出願計画を立てていたので、そこから先は絶望を抱えつつとにかく目の前の試験に集中するしかないと思って受験していました。
SS)まあね。中期後期を受けるかもしれないってメッセージも来てたよね。
Sくん)はい。あの頃は追い詰められていました。
SS)それが歓喜に変わったのはいつ?
忘れもしない、地下鉄祇園駅のホーム
Sくん)あれは…忘れもしない2/16、最後の試験終了後の祇園駅のホームで、まあ無理だろうなと思って見た関西大学法学部の共通テスト枠が合格していたときです。
SS)おお、また具体的なシチュエーションきたね。あのバンザイシステムでC判定だったところよね?
Sくん)そうです。正直無理だと思っていたので合格を知った瞬間は本当に嬉しかったです。すぐに今まで応援してくれた母に電話したらすごく喜んでくれて、電話越しに声が震えていました。
SS)そうだよね。心配だったと思うよ。運も実力のうちということで、結果オーライだと思います。では、この一年を振り返っていきたいんですが、まずはSくんは熊本在住だったにもかかわらずESを検討した理由を教えてください。
リアルゼロからの大学受験勉強
Sくん)そうですね。僕は少し特殊な経歴で、もともと高専に通っていたんですが、勉強に興味が持てず全く勉強しない日々を過ごしていました。「このまま遊んでいていいのか…」と悩むようになり、2022年に高卒認定を取って受験を考えるようになりました。
SS)そうだったよね。2023年は共通テスト受けたんだっけ?
Sくん)受けました。が、リアルに1問もわからず、「これは1年でなんとかなるレベルじゃねえ…」と直感しました。やはりまともに高校で勉強している生徒たちとは大きく差を付けられていることを実感しました。
SS)そうなんだよね。普通の公立高校の普通科に通っているだけでも実は結構勉強してるんだよね。それで自分がゼロだと気付いてどうしたの?
Sくん)「ゼロからMARCH」を見つけました(笑
SS)正解ですね(笑
Sくん)はい。
SS)とはいえ熊本からだと距離もあるし、あえてESを選んだ決め手は何だったの?
自分の基準が大学受験レベルではないことを自覚
Sくん)それは体験授業ですね。僕は英語がとにかく苦手で完全にゼロだったのですが、体験授業で基礎文法を学んだときに「これならいけるかも!」って思えました。そこが大きかったです。
SS)それはよかったです。じゃあ体験授業でいけるという感覚を持って、実際すぐに適応できた?
Sくん)4月は必死だったのと英語の授業の復習だけに集中できたので、なんとかなりそうな感じがしていました。ところが、5月に入って数学の最初のRテストの点数が21点(100点満点)だったんですよね。
SS)それはマズいね。数学はちゃんと勉強しなかったの?
Sくん)英語は本当にゼロからだったのでとにかく言われた通りにやろうと決めていたんですけど、数学は自分のペースというか今までの自分の勉強基準でやっちゃったんですよね。そしたら21点で。あのときは高専の3年間で自分がかなり堕落していたことに気付かされました。
SS)自分の基準がMARCH基準とは大きくズレていたことに気付いたのか。そこからは修正できた?
Sくん)はい。Rテストは基本的に合格できる基準を保てました。
SS)じゃあ他には特に苦労はなかった?
Sくん)いや、結局英語には苦戦しました。基礎から始めて言われた通りに勉強して英語が読めるようになってきた実感は確実にあったんですけど、そこから問題を解いて点数として表れるというところまではなかなかいかなくて、それが苦しかったですね。
SS)英語は伸びるまでに少しタイムラグがあるんだよね。今日頑張ったから明日から読める、今月頑張ったから来月から読める、というイメージだと苦しくなるかもしれない。最低でも3ヶ月スパンでは考えたい。
Sくん)頭ではわかってはいたんですけど、もともと英語が苦手というのと伸びないので英語にあまり時間をかけなくなって、そしたらまた英語が読めなくなってという悪循環に陥ってしまいました。
SS)全員が全員、順調に過ごせるわけではないからね。順調じゃなくても最後までやりきったSくんは見事でした。
同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨できる環境
Sくん)そうですね。そこは一緒に勉強したり息抜きしたりできる仲間がいたので助かりました。少人数クラスだと自然とみんなで切磋琢磨できる雰囲気はできますね。
SS)全員が全員と仲良くなる必要はないと思うけど、同じ目標を持って切磋琢磨できる環境は大事だよね。では、そんな苦労を重ねながらもなんとか結果を出したSくんから今後の受験生に向けて何かアドバイスをもらえる?
Sくん)アドバイスできるような立場ではないですが、僕の反省点としては、やはり英語から目を背けていた時間が長かったことだと思います。私立文系の大学受験では英語から逃げることはできませんし、周りを見ていたら真面目に読み込みをしていた人は全員伸びていました。4月の最初の段階で、確実に読み込みを習慣化すること。そのうえでRテストに合格し続けること。この2つが大事だと思います。
SS)そうだね。特別なことをやるのではなく、やるべきことを最後まで継続することが大事だと思います。今日はありがとう。大学も楽しんでください!
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