2025.6.23
法政大学はGMARCHの中で「レベルが低い」のか?
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こんにちは。EDIT STUDYです。今回の記事では『法政大学はGMARCHの中でレベルは低いのか?』というテーマでお話ししていきたいと思います。GMARCHに名を連ねる法政大学ですが「中央・明治・立教など他校より格下では?」という疑問が浮かぶことがあるという発言を受験生からよく耳にします。本記事では、以下2点を軸にその実態を詳しく検証します。
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就職実績から見た法政大学の強み
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著名教授と実務教育が支える教育内容
さらに、「狙い目の学部」について実際の倍率・合格最低点(私立文系方式3教科型)をもとに詳しく解説します。
① 就職実績で見る法政大学の真価
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2023年卒業生の内定率99.3%と非常に高く、有名企業・公務員など幅広く進出しています
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文系主要学部からは大手企業や公的機関に多数の卒業生を送り出しており、企業側からも高評価。
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法科大学院(ロースクール)や経営学などの専門領域でも専門職大学院として社会に即戦力を供給しています
他のGMARCH校と肩を並べる、安定かつ実践的な就職実績が魅力です。
② 教育内容も本格派:実務経験豊かな教授陣と講義
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法学部には現職判事や検察官出身者、トップ弁護士らが教授として授業を担当し、現場目線で法を学べる環境があります
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経営学部では「市場経営学科」を中心に、企業で精通した教授による実践的なカリキュラムが豊富です
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ゼミ活動も活発で、実務課題やフィールドワーク型の学習を通じて、社会で即戦力となる力を養う仕組みが整っています。
「座学だけで終わらない」実践教育が、社会から高く評価されている理由です。
③ 狙い目の学部とは? 倍率&合格最低点で比較(私立文系方式3教科型)
2024年度一般選抜(3教科型)の実績を法政データから抽出し、他学部との比較も含めてまとめました。
経済学部(経済・国際経済・現代ビジネス)3教科型(B方式)
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経済学科:240.9/350点(≈68.8%)
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国際経済学科:224.3/350点(≈64.1%)
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現代ビジネス学科:219.7/350点(≈62.8%)
実質倍率(共テB方式3教科型):
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経済学科:3.26倍
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国際経済学科:3.03倍
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現代ビジネス学科:3.35倍
経営学部(経営学科・経営戦略・市場経営等)
他学部との比較(3教科型B方式)
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社会学部:倍率3.55〜5.75倍(学科により差)
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国際文化学部:6.73倍とやや高倍率
分析まとめ
学部 | 最低点率 | 倍率(3教科型) | 特徴 |
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法学部 | 法律64.8〜67% | 4.3〜6.4倍 | 伝統的人気。倍率高め |
経済学部 | 経済68.8%、国際経済64.1% | 約3.0〜3.3倍 | 得意科目活かせる |
経営学部 | 約…? | 約3.1〜4.5倍 | 実務志向に強い |
社会学部 | – | 3.6〜5.8倍 | 学科次第で狙える |
国際文化学部 | – | 6.7倍 | 人気高く狭き門 |
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法学部は合格率はやや高いものの倍率も高く、得点力勝負になる人気学部。
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一方、経済学部・経営学部は得点率60〜70%あれば確実に勝負でき、倍率3〜4倍と狙いやすい。
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社会学部も穴場といえ、学科次第ではしっかり狙える。
GMARCHと言えば人気学部になると倍率は5-10倍(実質倍率で)なので、他の大学・学部と比べても倍率が5倍未満で推移している学部は狙い目と見ても差し支えないでしょう。
総まとめ
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法政大学はGMARCHの中で「レベルが低い」わけではない。
– 就職実績・実務教育・専門職大学院の成果がすべてにおいて評価されている。 -
狙い目の学部は明確にある。
– 特に 経済学部・経営学部 は倍率・最低点ともに60%台で手頃、とくに実務教育と結びついた内容が魅力。
– 法学部と比べればやや落ち着いた倍率で、「現実的な挑戦部門」としておすすめです。
受験生へのアドバイス
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自分の得意科目構成に合わせて、「60〜70%得点できる方式学部」を狙うことが重要。
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法政のように「学部ごとの得点率・倍率・教育内容」の違いを理解し、戦略的に選ぶことが合格への近道です。
最後にEDIT STUDYならではの出願戦略を簡単にご紹介しておきます。
EDIT STUDYの出願戦略とは
最後にEDIT STUDYの出願戦略を簡単にご紹介しておきます。EDIT STUDYでは11月から4回に分けて出願戦略面談を実施していきます。上記のような各大学の狙い目学部などを数字データから算出したり、私立文系に絞ってGMARCHを中心とした入試カレンダーを独自に作成したり、様々な情報を私立文系に特化させて出願戦略を練っていきます。また生徒個別の学力状況や将来のやりたいことを見据えた志望校選択ができる様々な仕組みやシステムがありますので、ご紹介していきたいと思います。
週に1度の1on1面談で将来の選択肢を最大限拡げる
上述した客観的な倍率や合格最低点などの数字データや統計データをもとに生徒の視野を拡げるお手伝いを週に1度の1on1面談で実施したり、11月から始まる4回に及ぶ出願戦略面談で個別で実施していきます。また個別の面談はもちろんですが、授業やクラス単位でも今回の記事のようなおススメの併願校や学部などをクイズ形式で出題するなど、視野を拡げるお手伝いを実施していきます。
もちろん当たり前のことですが、最終的なご判断は生徒様・保護者様、つまりご家庭でのご判断を尊重させていただいておりますが、EDIT STUDYでは様々な数値データなどを使って視野を拡げ、将来的な選択肢の可能性を拡げるお手伝いを出願戦略では実施していきます。
各生徒の個別学力状態から具体的に算出する
またEDIT STUDYは出願戦略面談を実施するSS(先生)が全て正社員で、出願戦略面談も全社員が厳しい研修を受けています。その年その年で更新される入試情報を全社員が同クオリティで提案できるように研修後のチェックテスト等も設けて日々研鑽を積んでいます。
その上で担当のSS(先生)が生徒の受験科目3科目全ての成績を把握しているので、客観的な数字データ(日々の学習時間の記録や年間600回に及ぶ各科目の復習テストの結果や塾内模試の結果、各大学の過去問演習などのデータ)をもとに各大学の科目配点で生徒の特性に合った受験校や併願校の選定を生徒と作戦を練りながら算出します。
他にも英検などの外部検定試験スコアの利用や、2科目受験、小論文など本人の適性に合わせて志望校を一緒に決めていくスタンスで寄り添いつつ視野を拡げるお手伝いを実施しています。このように研修を受けた正社員のSS(先生)が感覚だけでなく、客観的な数字データをもとに3科目全ての成績を把握しているからこそ、将来的な選択肢の可能性を拡げる志望校選びのお手伝いが出来ると自負しています。
属人的に人に依存するのではなく、システム(正社員の研修でクオリティを担保し、週に1度の1on1面談や11月からの4回に及ぶ出願面談などサービスとしてシステムで固定します)に落とし込んでクオリティを維持しています。研修の中では具体的な数値データの使い方や入試カレンダーの使い方、狙い目の穴場学部の情報共有など全SS(先生)が同クオリティで提案できるように、研修などのシステムを充実させています。それを実現するためにも雇用形態的に全員正社員で雇用し、研修でクオリティを担保できるようにしています。