2025.8.1
明治大学はGMARCHの中で「レベルが低い」のか?
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こんにちは。EDIT STUDYです。今回の記事では『明治大学はGMARCHの中でレベルは低いのか?』というテーマでお話ししていきたいと思います。明治大学はGMARCHの一員として、長い歴史と伝統を誇る大学です。しかし、「明治大学は他のGMARCH校に比べてレベルが低いのでは?」という誤解を抱く人もいるかもしれません。実際には、以下の2点において明治大学は十分に評価されています。
1. 就職実績の高さ
2. 高水準の教育内容と学問の深さ
それぞれ細かく見ていきましょう。さらに、「狙い目の学部」として実際の入試データに基づいて分析します。
1. 就職実績の高さ
明治大学は、GMARCH内でも非常に高い就職実績を誇ります。特に、文系・理系ともに高い就職率を達成しており、企業や公務員への就職に強い実績があります。
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文系就職率は約98%、理系就職率は96%以上。
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明治大学からは、三菱UFJ銀行や日本IBM、ソニー、または政府機関など、名だたる企業や団体に多くの卒業生が就職しています。
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有名企業400社への就職率は20%で、GMARCH内でも上位にランクインしています。5人に1人が大手企業に就職している計算です。
この就職実績を見れば、明治大学は非常に強力な「実力校」であることがわかります。
2. 高水準の教育内容と学問の深さ
明治大学は、学問の深さと教育の質においても高い評価を受けています。各学部には、専門的な知識と実務経験を持った教授陣が揃い、学生に実践的な学びを提供しています。
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法学部や経済学部には、弁護士や元高官、経済学者などが教授として在籍し、実務経験に基づいた指導が行われています。
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ゼミや実務研修も充実しており、学生たちは現場の視点を学び、実践的な能力を養っています。
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また、国際交流プログラムや留学支援も非常に充実しており、グローバルな視野を持った学生の育成に力を入れています。
このような教育環境を提供する明治大学は、学生の能力を最大限に引き出すことができる場です。
3. 狙い目学部:倍率と私立文系方式3教科型の合格最低点
明治大学の2025年度入試データをもとに、合格最低点の低さと倍率の低さのバランスを考慮した、狙い目学部TOP3をまとめておきます。あくまで合格最低点の低さと倍率の低さのバランスで見た内容ですので、問題の細かい難易度や各受験生との相性は別でみる必要があります。
1. 文学部(日本文学専攻)
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合格最低点:209点/300点(69.7%)
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倍率:4.2倍
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特徴:文学部は、特に日本文学専攻が倍率が低く、合格最低点も比較的安定しています。倍率の低さと合格ラインの低さがバランスよく、狙いやすい学部です。文学に興味がある場合、競争が激しい他学部に比べて、こちらは比較的入りやすいと言えます。
2. 情報コミュニケーション学部(情報コミュニケーション学科)
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合格最低点:189点/300点(63.0%)
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倍率:6.0倍
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特徴:情報コミュニケーション学部は合格最低点が低く、倍率も高めですが、近年のデジタル化社会を反映して人気が高まっている学部です。もし情報関連の分野に興味がある場合、合格最低点が比較的低く、得点調整が効きやすいので狙い目です。
3. 経営学部(経営学科)
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合格最低点:231点/350点(66.0%)
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倍率:5.5倍
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特徴:経営学部は倍率も比較的安定しており、合格最低点も高すぎないため、得点調整がうまく働く学部です。経営学に興味がある場合、比較的手堅く合格を狙える学部であり、戦略的に準備すれば十分合格圏に入れる可能性があります。
総まとめ
これらの学部は、合格最低点の低さと倍率の低さの両方をバランスよく兼ね備えており、実力があれば合格の可能性が高いです。自分の得意科目に応じて、これらの学部を狙うのが効率的でしょう。特に文学部(日本文学専攻)は倍率が最も低く、確実に対策をすれば合格が見込めます。
受験生へのアドバイス
明治大学は、「ブランドや偏差値だけでなく、合格最低得点ライン・倍率・教育内容」を考慮して受験校を選ぶべきです。法学部や経済学部は得点調整が効きやすく、狙いやすい学部です。自分の得意科目を活かし、合格最低点を目指して着実に対策を行いましょう。
明治大学は実力校であり、学生にとって多くのチャンスを提供する大学です。受験を考える際は、学校の特色をよく理解した上で、自分に最適な学部と試験方式を選びましょう。
このように、明治大学は決して「レベルが低い」と言える大学ではなく、その実力を証明するために多くの実績と充実した教育環境を持っています。
最後にEDIT STUDYならではの出願戦略を簡単にご紹介しておきます。
EDIT STUDYの出願戦略とは
最後にEDIT STUDYの出願戦略を簡単にご紹介しておきます。EDIT STUDYでは11月から4回に分けて出願戦略面談を実施していきます。上記のような各大学の狙い目学部などを数字データから算出したり、私立文系に絞ってGMARCHを中心とした入試カレンダーを独自に作成したり、様々な情報を私立文系に特化させて出願戦略を練っていきます。また生徒個別の学力状況や将来のやりたいことを見据えた志望校選択ができる様々な仕組みやシステムがありますので、ご紹介していきたいと思います。
週に1度の1on1面談で将来の選択肢を最大限拡げる
上述した客観的な倍率や合格最低点などの数字データや統計データをもとに生徒の視野を拡げるお手伝いを週に1度の1on1面談で実施したり、11月から始まる4回に及ぶ出願戦略面談で個別で実施していきます。また個別の面談はもちろんですが、授業やクラス単位でも今回の記事のようなおススメの併願校や学部などをクイズ形式で出題するなど、視野を拡げるお手伝いを実施していきます。
もちろん当たり前のことですが、最終的なご判断は生徒様・保護者様、つまりご家庭でのご判断を尊重させていただいておりますが、EDIT STUDYでは様々な数値データなどを使って視野を拡げ、将来的な選択肢の可能性を拡げるお手伝いを出願戦略では実施していきます。
各生徒の個別学力状態から具体的に算出する
またEDIT STUDYは出願戦略面談を実施するSS(先生)が全て正社員で、出願戦略面談も全社員が厳しい研修を受けています。その年その年で更新される入試情報を全社員が同クオリティで提案できるように研修後のチェックテスト等も設けて日々研鑽を積んでいます。
その上で担当のSS(先生)が生徒の受験科目3科目全ての成績を把握しているので、客観的な数字データ(日々の学習時間の記録や年間600回に及ぶ各科目の復習テストの結果や塾内模試の結果、各大学の過去問演習などのデータ)をもとに各大学の科目配点で生徒の特性に合った受験校や併願校の選定を生徒と作戦を練りながら算出します。
他にも英検などの外部検定試験スコアの利用や、2科目受験、小論文など本人の適性に合わせて志望校を一緒に決めていくスタンスで寄り添いつつ視野を拡げるお手伝いを実施しています。このように研修を受けた正社員のSS(先生)が感覚だけでなく、客観的な数字データをもとに3科目全ての成績を把握しているからこそ、将来的な選択肢の可能性を拡げる志望校選びのお手伝いが出来ると自負しています。
属人的に人に依存するのではなく、システム(正社員の研修でクオリティを担保し、週に1度の1on1面談や11月からの4回に及ぶ出願面談などサービスとしてシステムで固定します)に落とし込んでクオリティを維持しています。研修の中では具体的な数値データの使い方や入試カレンダーの使い方、狙い目の穴場学部の情報共有など全SS(先生)が同クオリティで提案できるように、研修などのシステムを充実させています。それを実現するためにも雇用形態的に全員正社員で雇用し、研修でクオリティを担保できるようにしています。