2024.8.1
大学受験~高学歴はどこから?~
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こんにちは。EDIT STUDYです。今回の記事では『大学受験~高学歴はどこから?~』というテーマでお話ししていきたいと思います。と言うのも近年はかなり考え方も多様化してきており、以前よりも”学歴”にこだわる風潮は薄れてきていると思われていますが、大学受験を取り巻く環境は未だに”学歴”を意識した受験生や保護者様がかなり多数いらっしゃいますし、注目度の高い内容だからです。
もちろんEDIT STUDYも大学受験をサポートしている塾ですので、学歴にこだわることを良い悪いと二元論で語るつもりはありません。どちらかというと”学歴”にこだわった場合は、どのラインからがいわゆる”高学歴”になるのか、をEDIT STUDY独自の視点で考察していきたいと思います。
やはりGMARCHがひとつの高学歴のライン
結論から言えば、やはり我々EDIT STUDYも『ゼロからMARCHの逆転合格』と掲げている通り、GMARCHが高学歴のひとつのラインになってくるでしょう。ではなぜそう言えるか、客観的な数字も踏まえた理由をお話ししていきましょう。
1.GMARCHが上位10-15%に位置するから
2.将来の選択肢の可能性が広がるから
ではそれぞれの理由を具体的な例を交えてさらに詳しくみていきましょう。
1.GMARCHが上位10-15%に位置するから
1つ目の『GMARCHが上位10-15%に位置するから』という点ですが、実際に最も受験者の人数の多い私立文系で圧倒的な人気を誇るGMARCHですが、全大学生の上位10-15%と言われています。この上位10-15%というのが、どのくらいなのかなかなかピンとこないと思いますのでさらに具体的な例で見てみましょう。
甲子園を目指す高校球児の人口が2024年は全国で127,031人です。そのうち3年生は40,591人になります。そして甲子園出場校が47都道府県で49校で1校当たりのベンチ入りメンバーの人数は20人ですので、レギュラーで甲子園の土を踏める高校球児は全部で980名です。
もちろん1年生や2年生でレギュラーメンバー入りする人もいるので単純計算ではありませんが、受験においても浪人生がいるのを加味すれば、高校球児の3年生で県大会ベスト8のレギュラーメンバー入りしている状態が、高校球児(同学年約4万人)の上位10-15%(4000-6000人)にあたります。これがGMARCHレベルで、甲子園出場の980名のレギュラーメンバー入りしていると同学年で上位約2.5%なので早慶上智レベルになります。
これを聞くとGMARCHが受験における上位10-15%で”高学歴”というひとつのラインと言っても過言ではないでしょう。
2.将来の選択肢の可能性が広がるから
2つ目の理由はずばり『将来の可能性が広がるから』です。具体的にどういうことかというと、大学入学後に向かえる就職活動というターニングポイントです。今では『就活では学歴は関係ない!人物重視だ!』という厳しい声が聞こえてきそうですが、就職支援もサポートしているEDIT STUDYでは”学歴が全て”とか”一流大手企業に就職するのが全て”とは全く思いませんが、実際にいわゆる学歴フィルターが事実としてあるのは無視できないでしょう。
なぜそう言えるのかを具体的な数字や具体例を交えてみていきましょう。まずは下の表を見てみてください。
※大学毎の平均年収(私大のみ抜粋)
これは各大学の就職率と出身大学別の平均年収を表にしたものです。もちろん先述した通り、世の中学歴や就職が全てではありませんし、ましてお金だけじゃないと思いますが、将来の自身のやりたいことを拡げるために資金や大手企業での人脈はかなり有効です。つまり受験生の勉強時間にはそれだけの価値がある可能性があるということです。
受験勉強は頑張れば結果を伴うから必然的に上位大学には”頑張れる人間の比率が高くなる傾向”にあります。だからこそ企業側も優秀な人材を確保したいので、ある程度人を絞る指標のひとつとして”学歴”が判断材料になることもあり得るわけです。実際に一流大手企業になるといわゆるエントリーシートの応募だけで1万人規模になることはざらです。
実際に例えばEDIT STUDYに前職が生涯年収ランキング2位のキーエンス(7億3683万:全体の平均は2億3683万)だった者が在籍しておりますが、採用に学歴が関係ない(エントリーシートは無しで簡単な履歴書のみ)キーエンスの同期がすべてMARCH以上だったということに学歴の重要性や価値が集約されている気がします。
ではGMARCHが”高学歴”のひとつのラインと分かった上でゼロからMARCHの逆転合格を実現するEDIT STUDYの具体的なノウハウをご紹介したいと思います。
どうすれば”高学歴”であるGMARCH以上合格を実現できるか
少人数対話式反転授業だから理解度が高まる
大抵の受験生の多くが「自分が何が分からないのか分からない」「どこからどのくらい始めれれば良いか分からない」という悩みにぶつかってしまいます。こうした生徒が正確に自身に最適な参考書や課題を選ぶことが出来るかと言えば難しいですよね。
EDIT STUDYではそうした数多くの生徒を10か月でMARCH以上合格に導くために「少人数対話式反転授業」という授業スタイルを実施することで10か月という短い期間で生徒の理解力を圧倒的に高めています。EDIT STUDYの「少人数対話式反転授業」には生徒が理解力を高めるための重要な4stepがありますでの各stepを順にご紹介しておきます。
1.Question
1クラス平均10名の少人数クラスで、講師が生徒一人ひとり名前を呼んで、質問を投げかけます。「誰が、いつ、何を、どう、あてられるわからない緊張感」の中だからこそ生徒の集中力が最大化されます。
2.Conversation
生徒は講師に当てられ回答した際、常に「なぜ、その回答にしたか?」根拠を問われます。講師から「なぜ?」という質問を受け続けることで、生徒は「回答と根拠をセットで考える」というクセがつき、入試に必要とされる思考力・判断力が自然と身につきます。
3.Positive Focus
正解、不正解だけではなく、正しい解答へのプロセス、チャレンジする姿勢など、ポジティブな要素に焦点を当て、褒める、認めることで生徒の意欲を高めます。ポジティブな空気はクラス全体のモチベーションを高め、質問しやすい雰囲気を生み出します。
4.Presentation
最後に授業内容をインプットする時間をとった後、その内容をプレゼンしてもらうことで「人に教える経験」をしてもらいます。なぜならラーニングピラミッド理論では「人に教えること」が最も学習効果が高いと証明されているからです。ただ、生徒がすべてを人に教えるということはハードルが高いため、プレゼンでは講師が生徒に質問サポートをし、生徒には対話を通して「人に教える経験」をしてもらいます。対話式授業の中で「人に教える経験」を積み重ねていくと、復習する時も「人に教える」つもりで勉強することが習慣化し、学習効果が自然と高まります。
だからこそ生徒の理解力が10カ月という短い期間でMARCH以上に合格出来るレベルまで高めることが出来るのです。またこうした授業内に対話があるので、生徒も講師も生徒自身の得手不得手を明確に把握できますし、対話を通して生徒との信頼関係が出来てきます。
EDIT STUDYの出願戦略
またゼロからMARCHの逆転合格を実現するEDIT STUDYの出願戦略も簡単にご紹介しておきます。EDIT STUDYでは11月から4回に分けて出願戦略面談を実施していきます。上記のような各大学の狙い目学部などを数字データから算出したり、私立文系に絞ってGMARCHを中心とした入試カレンダーを独自に作成したり、様々な情報を私立文系に特化させて出願戦略を練っていきます。また生徒個別の学力状況や将来のやりたいことを見据えた志望校選択ができる様々な仕組みやシステムがありますので、ご紹介していきたいと思います。
週に1度の1on1面談で将来の選択肢を最大限拡げる
上述した客観的な倍率や合格最低点などの数字データや統計データをもとに生徒の視野を拡げるお手伝いを週に1度の1on1面談で実施したり、11月から始まる4回に及ぶ出願戦略面談で個別で実施していきます。また個別の面談はもちろんですが、授業やクラス単位でも今回の記事のようなおススメの併願校や学部などをクイズ形式で出題するなど、視野を拡げるお手伝いを実施していきます。
もちろん当たり前のことですが、最終的なご判断は生徒様・保護者様、つまりご家庭でのご判断を尊重させていただいておりますが、EDIT STUDYでは様々な数値データなどを使って視野を拡げ、将来的な選択肢の可能性を拡げるお手伝いを出願戦略では実施していきます。
各生徒の個別学力状態から具体的に算出する
またEDIT STUDYは出願戦略面談を実施するSS(先生)が全て正社員で、出願戦略面談も全社員が厳しい研修を受けています。その年その年で更新される入試情報を全社員が同クオリティで提案できるように研修後のチェックテスト等も設けて日々研鑽を積んでいます。
その上で担当のSS(先生)が生徒の受験科目3科目全ての成績を把握しているので、客観的な数字データ(日々の学習時間の記録や年間600回に及ぶ各科目の復習テストの結果や塾内模試の結果、各大学の過去問演習などのデータ)をもとに各大学の科目配点で生徒の特性に合った受験校や併願校の選定を生徒と作戦を練りながら算出します。
※英検などの外部検定試験対策も充実しており、上述した600回のテストには英検対策も含まれています。そのほかにも必要に応じてスピーキング対策をオプションで設けており、入塾時に英検のスコアを準2級含めて持っていなかった完全にゼロスタートの生徒が夏に2級に合格し、秋に準1級に合格するなど順調に成績を上げられるカリキュラムを構築しています。
他にも英検などの外部検定試験スコアの利用や、2科目受験、小論文など本人の適性に合わせて志望校を一緒に決めていくスタンスで寄り添いつつ視野を拡げるお手伝いを実施しています。このように研修を受けた正社員のSS(先生)が感覚だけでなく、客観的な数字データをもとに3科目全ての成績を把握しているからこそ、将来的な選択肢の可能性を拡げる志望校選びのお手伝いが出来ると自負しています。
属人的に人に依存するのではなく、システム(正社員の研修でクオリティを担保し、週に1度の1on1面談や11月からの4回に及ぶ出願面談などサービスとしてシステムで固定します)に落とし込んでクオリティを維持しています。研修の中では具体的な数値データの使い方や入試カレンダーの使い方、狙い目の穴場学部の情報共有など全SS(先生)が同クオリティで提案できるように、研修などのシステムを充実させています。それを実現するためにも雇用形態的に全員正社員で雇用し、研修でクオリティを担保できるようにしています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は『大学受験~高学歴はどこから?~』というテーマでお話ししてきました。ひとつの”高学歴”のラインとしてGMARCHを理由や具体例と共にご紹介しましたが、ぜひ志望校選定や受験のモチベーションの参考になれば幸いです。