大学受験コラム

こんにちは！EDIT STUDYです。今回の記事では『大学受験・辛い時期~どう乗り越えるのか~』というテーマでいお話ししていきたいと思います。大学受験は、現役生にとっても浪人生にとっても、人生の中で最も精神的に厳しい時期の一つです。

多くの受験生が、勉強や模試の結果、試験本番への不安、そして自分に対するプレッシャーと戦っています。このコラムでは、現役生と浪人生それぞれが感じる辛い時期と、その乗り越え方を具体例を交えて紹介し、メンタル面で寄り添いながらその支えになる方法を提案します。

1. 現役生の辛い時期と乗り越え方

現役生にとって、受験勉強は初めての大きな挑戦です。高校の授業に加え、模試や過去問を解く日々が続き、勉強に追われる毎日が続きます。しかし、最も辛い時期は、思うように結果が出なかったり、他の受験生と比べて焦りを感じる瞬間です。さらに、現役生に特有の辛さは、進路が決まる中で自分の立場に対する不安や孤独を感じることです。

辛い時期

• 夏休み後の模試結果のプレッシャー
  夏休みを終え、模試の結果が悪かったり、思うように点数が伸びなかったりすると、多くの現役生は不安に襲われます。例えば、ある現役生は、「夏休みを一生懸命に勉強したのに、模試の結果が振るわず、これで本当に受かるのか不安だ」と言っていました。この時期、結果が自分の頑張りを裏切るように感じてしまい、自己肯定感が下がることもあります。

• 指定校推薦や総合型選抜の進路決定によるモチベーション低下
  特に進学校では、指定校推薦や総合型選抜（AO入試）で早期に進路が決まる生徒も出てきます。このような場合、自分の進路が未決定であることが精神的に辛くなります。「周りはもう進路が決まっているのに、自分だけがまだ決まっていない」という焦りや不安が募り、モチベーションを保つのが難しくなることがあります。例えば、ある現役生は、「周囲の友達が推薦で進学先が決まって、私はまだ受験勉強を続けていることに焦りを感じている」と話していました。

乗り越え方

• 結果を自己評価に結びつけない
  まず大切なのは、模試の結果や短期間の成果に一喜一憂しないことです。模試はあくまで自分の現在の実力を測る指標に過ぎません。例えば、ある現役生は「模試の結果を受けて、できなかった箇所を重点的に復習することで本番で自信を持てるようになった」と言っています。このように、結果をそのまま受け入れ、冷静に改善策を見つけることが重要です。

• 周囲のペースに左右されない
  進路が決まった友達がいる中で、自分の進路がまだ決まっていないことは確かに辛いことです。しかし、その気持ちに負けず、自分のペースで進むことが大切です。「周りが決まったからと言って焦ることはない。自分にとって最良の選択肢があるはずだ」と考え、焦らずに受験勉強を続けることが、最終的には自分にとって最も大切な道を見つけることに繋がります。

• 日々の小さな成功を意識する
  受験勉強は長期戦です。毎日の勉強で少しでも進歩を感じることができれば、それが自信になります。例えば、「毎日30分早く起きて勉強するようになった」や「模試の国語の点数が少し上がった」など、小さな成功に目を向けることで、気持ちが前向きになります。

2. 浪人生の辛い時期と乗り越え方

浪人生にとって、受験生活は特にメンタル面で辛さが増します。現役時代に受験に失敗したことで、自信を喪失し、精神的なプレッシャーが大きくなることがあります。特に浪人生活の初期は、現役時代の失敗が重荷となり、どうしても気持ちが沈んでしまうことがあります。

辛い時期

• 現役時代の失敗からくる不安
  「現役時代に失敗したから、今度もまたダメだろう」という気持ちが心の中で渦巻くことがよくあります。浪人生活が始まったばかりのある学生は、「現役でダメだったから、浪人でも同じように結果が出ないのではないかと心配で、勉強に手がつかない」と語っていました。こうした心の不安が勉強への意欲を奪っていきます。

乗り越え方

• 失敗を糧に前向きに進む
  浪人生にとって重要なのは、現役時代の失敗を学びに変えることです。失敗から得た教訓を振り返り、「なぜうまくいかなかったのか」「どの部分を改善すればよいのか」と冷静に分析することが、次へのステップになります。浪人生の中には、「現役時代の自分の弱点をしっかり把握し、今度はその部分に集中して勉強した結果、成績が上がった」と言う学生もいます。失敗を自分を成長させる材料として捉えることが、前向きな心を育てます。

• 自分に合ったペースで勉強を進める
  浪人生活の中で大切なのは、焦らず自分のペースで進めることです。例えば、毎日の勉強に疲れてしまったときは、思い切って休憩をとり、リフレッシュすることも重要です。長期間にわたる受験勉強では、体調や精神状態の維持が非常に大切です。ストレスを感じすぎないように、自分の体と心のケアも忘れずに行いましょう。

3. 受験生全般に共通する辛い時期と乗り越え方

現役生・浪人生に共通して訪れる辛い時期が、受験本番直前の秋から冬にかけてです。この時期は、試験が近づくにつれて焦りや不安が募り、心身ともに疲れが溜まることが多くあります。

辛い時期

• 試験直前のプレッシャーと焦り
  本番が迫るにつれて、「合格するために何をしておけばよかったのか」「試験に向けて最後の詰めをどう進めるか」といったプレッシャーがかかります。この時期、多くの受験生が「まだ間に合うか不安だ」と感じ、精神的に追い詰められることがあります。

乗り越え方

• 焦らず、目の前のことに集中する
  焦りを感じたときこそ、冷静に今できることを最優先に考え、ひとつひとつ丁寧にこなしていくことが大切です。例えば、ある浪人生は、「不安になりそうなときに、短時間で集中して問題を解くことで、少しでも自信が持てた」と語っていました。目の前の勉強に集中し、計画的に進めていくことが、プレッシャーに負けない方法です。

• リラックスとメンタルケアを大切にする
  試験前に体調を崩してしまうと、それだけで不安が大きくなります。睡眠や食事をしっかりと取り、休養をとることが重要です。また、深呼吸や瞑想、軽いストレッチなど、リラックスする時間を作り、自分をケアすることが精神的な安定をもたらします。

終わりに

大学受験は、現役生も浪人生も厳しい試練です。その辛い時期を乗り越えるためには、まず自分の気持ちに寄り添い、無理なく勉強を続けることが大切です。不安や焦りは誰にでも訪れますが、上手にリラックスし、前向きな気持ちで日々を過ごしていくことが、合格への道を開きます。自分のペースを大切にし、心のケアを忘れずに、今できることに集中して進んでいきましょう。

EDIT STUDY入塾後の具体的なサポートとは

では最後にEDIT STUDYに入塾した場合は、どんなサポートが受けられるのかご紹介しておきます。

基礎的な内容の徹底的な反復

EDIT STUDYでは10か月を通して基礎的な内容の反復を徹底的に継続していきます。これは入試本番直前までやり抜くことが重要です。エビングハウスの忘却曲線でも脳科学的に証明されているように、人は情報を覚えた瞬間から忘れ始め、20分で覚えたことを約4割忘れていることがわかります。しかし、その後の記憶保持率の低下は緩やかになり、ゆっくりと覚えたことを忘れていきます。

ということは基礎的な内容でも何度も反復して定着を図り続けるしかないのです。だからこそ基礎的な内容でも継続的に何度も反復して学習し続ける必要があります。EDIT STUDYでは年間を通してカリキュラムでこの基礎の徹底が復習の反復テストで決まっています。

年間600回のテスト中心カリキュラム

EDIT STUDYではレギュラーコースでは年間600回の復習ベースの反復テストがカリキュラムで決まっています。やることに迷わず、各科目のバランスや教材の復習タイミング（単語テストは鉄壁や出る順パス単をテスト回数だけで8-10周します。）まで全て志望校合格から逆算して決まっています。

10か月徹底度高く継続してやり抜けるよう1on1面談でサポート

上述の通り基礎的な内容の反復が重要なことは頭では分かっても、自力で10か月300日やり続ける、継続してやり抜くというのが想像以上に難しいのです。GMARCHの場合は1日8時間半以上、早慶上智に至っては1日11-12時間、土日の休みも関係なく毎日、300日やり続ける必要があります。保護者様も想像したら分かると思いますが、仕事で置き換えた時に300日、土日や祝日などの休み関係なく毎日8時間半以上や毎日11-12時間やり続けられるでしょうか？

保護者様がご想像した通り、相当なブラック企業だと言うのがハッキリと分かるかと思います。それでも保護者様からするとご家庭で勉強に取り組んでいない様子などを見ると、感情的に指摘してしまうお気持ちは分かります。ただそうするとお子様も感情的に反発してしまい、かえって勉強に取り組まなくなってしまいます。では10か月徹底度高く継続してやり抜くためにはどうすれば良いのでしょうか。

EDIT STUDYでは1点目の年間を通してのカリキュラムで復習ベースの反復確認テストが決まっているのでやることに迷うことはありません。ただ自力で1人でやり抜くのは相当難易度が高いので、毎週担当しているSS（先生）と必ず1on1面談があるので、そこでやり抜けるようにサポートしていきます。また保護者様の代わりと言ってはおこがましいですが、しっかりと生徒が勉強に向き合うように日々1on1面談で声掛けしていきます。

何でも質問相談できる週に1度の1on1面談

授業と年間600回の復習テストの成績管理をしている担当のSS（先生）と週に1度の1on1面談で成績に合わせて学習計画を最適化していきます。もちろんそこで徹底度高く継続してやり抜くために優先順位や科目のバランス、モチベーションの相談など、しっかりと継続してやり抜けるようにコミュニケーションを取っていきます。

上記の通り学習状況を全て詳細に把握しており、普段の授業も担当しているSS（先生）からのアドバイスなので、生徒自身も保護者様からのご指摘と違って、比較的素直に受け入れることが多く、行動変化しやすいのです。

週に1度の1on1面談で将来の選択肢を最大限拡げる

また客観的な倍率や合格最低点などの数字データや統計データをもとに生徒の視野を拡げるお手伝いを週に1度の1on1面談で実施したり、11月から始まる4回に及ぶ出願戦略面談で個別で実施していきます。また個別の面談はもちろんですが、授業やクラス単位でも今回の記事のようなおススメの併願校や学部などをクイズ形式で出題するなど、視野を拡げるお手伝いを実施していきます。

もちろん当たり前のことですが、最終的なご判断は生徒様・保護者様、つまりご家庭でのご判断を尊重させていただいておりますが、EDIT STUDYでは様々な数値データなどを使って視野を拡げ、将来的な選択肢の可能性を拡げるお手伝いを出願戦略では実施していきます。

各生徒の個別学力状態から具体的に算出する

またEDIT STUDYは出願戦略面談を実施するSS（先生）が全て正社員で、出願戦略面談も全社員が厳しい研修を受けています。その年その年で更新される入試情報を全社員が同クオリティで提案できるように研修後のチェックテスト等も設けて日々研鑽を積んでいます。

その上で担当のSS（先生）が生徒の受験科目3科目全ての成績を把握しているので、客観的な数字データ（日々の学習時間の記録や年間600回に及ぶ各科目の復習テストの結果や塾内模試の結果、各大学の過去問演習などのデータ）をもとに各大学の科目配点で生徒の特性に合った受験校や併願校の選定を生徒と作戦を練りながら算出します。

他にも英検などの外部検定試験スコアの利用や、2科目受験、小論文など本人の適性に合わせて志望校を一緒に決めていくスタンスで寄り添いつつ視野を拡げるお手伝いを実施しています。このように研修を受けた正社員のSS（先生）が感覚だけでなく、客観的な数字データをもとに3科目全ての成績を把握しているからこそ、将来的な選択肢の可能性を拡げる志望校選びのお手伝いが出来ると自負しています。

属人的に人に依存するのではなく、システム（正社員の研修でクオリティを担保し、週に1度の1on1面談や11月からの4回に及ぶ出願面談などサービスとしてシステムで固定します）に落とし込んでクオリティを維持しています。研修の中では具体的な数値データの使い方や入試カレンダーの使い方、狙い目の穴場学部の情報共有など全SS（先生）が同クオリティで提案できるように、研修などのシステムを充実させています。それを実現するためにも雇用形態的に全員正社員で雇用し、研修でクオリティを担保できるようにしています。

このようにしてEDIT STUDYでは10か月で間に合うように、逆転合格を掴めるように、テスト中心のカリキュラムや毎週の1on1面談で最後までやり抜けるようにサポートをしていきます。