2023.11.16
塾に2つ通うのはアリか、無しか?!
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こんにちは。EDIT STUDYです。今回の記事では『塾に2つ通うのはありか、無しか?!』というテーマでお話ししていきたいと思います。なぜ今回のテーマを選んだかと言いますと、EDIT STUDYのにゅ塾面談にお越しいただいた生徒様・保護者様からもご質問いただくことも多く、昨今の入試改革含めて多様化している時代背景を踏まえ、コラム記事で回答していきたいと思います。
ですので今回は塾に2つ通うのはアリか、無しか、特に大学受験の中でも私立文系受験において塾の掛け持ちはありか、無しかというお話で進めていきたいと思います。実際に中学受験の場合などは、塾の掛け持ちに関しては肌感ですが3割程度の方がしてらっしゃると思いますが、大学受験に関してはどうなのでしょうか。
塾の掛け持ちは条件付きでアリ!基本は無し!
結論を最初にお伝えすると『塾の掛け持ちは条件付きでアリ!基本は無し!』というのが結論になります。具体的な例を交えて条件付きでアリの例を提示しますので、下記にご自身が当てはまるようでしたら、塾の掛け持ちはアリと判断していただければ差し支えないと思います。
1科目のみ特化して受講
1科目のみ特化して受講して伸ばしたい、もしくは伸ばしている最中などの場合は、塾の掛け持ちはアリという条件に当てはまります。理由としては、志望校によっては私立文系受験で必要な3科目のバランスを考えた際に最適だからです。
具体的には、例えば第一志望が上智や立教などで英語の受験の際にTEAPや英検などの外部検定試験のスコアが必須になってくる大学を志望しているとします。その場合、2年生のうちから外部検定試験対策の英語の専門塾に通い、順調にスコアアップしている状態だとします。
上記の場合は、3年生になっても受験ギリギリまで外部検定試験対策の英語の専門塾に通い、外部検定試験のスコアアップと一般入試の英語対策を並行した方が合格可能性を高められる場合があります。残りの国語と選択科目(日本史・世界史・政治経済・数学など)は、大手予備校や中堅予備校で単科で受講して3科目の成績を伸ばしていく場合です。このような条件に当てはまる場合は、塾の掛け持ちはアリと言えます。
ではそれ以外の場合は、なぜ基本的に塾の掛け持ちは無しなのでしょうか。理由を交えてご説明していきたいと思います。
条件に当てはまらない場合、塾の掛け持ちはリスク!
前述した条件に当てはまらない場合は、塾の掛け持ちはリスクを伴うため、基本的には無しの方が志望校合格の可能性を高めることができます。ではなぜ塾の掛け持ちはリスクがあるのか理由は下記2点になります。
・相当高い自己管理能力が求められる
・3科目のバランスを考えた出願戦略が組めない
相当高い自己管理能力が求められる
1つ目のリスクの『相当高い自己管理能力が求められる』とは、どういうことか。これは2つの塾の指導方針が異なるからです。当たり前のことですが、それぞれの塾に指導方針があり、合格までの優先順位やプロセスは異なります。それぞれの担当の講師から違う内容で指導を受けた場合、最終的に自身で取捨選択をしていかなければなりません。
そのためにもそれぞれの塾で受講している受験3科目のバランスを自身で全て把握し、進捗に合わせて配分を変える必要があります。もちろん塾の講師は自身が教えている科目を優先順位として上に置くのは当然ですが、それが必ずしも正しいとは限りません。なぜならその講師は他の科目の成績を詳細には把握していないからです。
ですので、志望校合格のためにも自身で2つの塾で教わっている内容と自身の実膂力を常に客観的に把握でき、その上で取捨選択やスケジュール管理のできる、高い自己管理能力が求められるわけです。大人でもかなり難易度の高い自己管理能力ですので、安易に2つの塾を掛け持ちするのはリスクがあるでしょう。
3科目のバランスを考えた出願戦略が組めない
2つ目の理由としては『3科目のバランスを考えた出願戦略が組めない』という点です。これは1つ目の理由でも出てきましたが、2つの塾に通っているので、それぞれの塾での成績が共有されることはありませんので、自分自身で3科目のバランスを考えた出願を考える必要があります。
2つの塾を掛け持ちするのはリスクがある、と言った1つ目の理由の『相当高い自己管理能力が求められる』は成績を上げる上でのリスクですが、今回の2つ目の『3科目のバランスを考えた出願戦略が組めない』は合格する上でのリスクになってきます。
なぜそう言えるかというと、志望校合格に向けて成績を上げるのと同じくらい3科目のバランスを考えた出願戦略は非常に重要だからです。なぜなら受験生に人気のある私立文系大学の難関大学とされるGMARCHと一口に言っても、それぞれの大学・学部で科目配点は異なるからです。
例えば英語の配点が国語や選択科目に対して倍の大学や学部もあれば、3科目均等配点の大学・学部もあります。またGMARCHの中でも古文の配点が低かったり、大学や学部によっては現代文までの配点で済む大学もあります。こうしたことを加味すると3科目の自身の成績を正確に把握し、どういったバランスで出願するかは非常に重要になってきます。
以上、2つの理由から2つの塾を掛け持ちするのはリスクがあるため、条件に当てはまらない場合は塾の掛け持ちは無しと言えるでしょう。最後にEDIT STUDYだったらどうかというお話もしておきます。EDIT STUDYでは結論から言うと、塾の掛け持ちは不要です。その理由をEDIT STUDYならではのサポートを紹介しつつ、ご説明いたします。
少人数対話式反転授業だから理解度が高まる
大抵の受験生の多くが「自分が何が分からないのか分からない」「どこからどのくらい始めれれば良いか分からない」という悩みにぶつかってしまいます。こうした生徒が正確に自身に最適な参考書や課題を選ぶことが出来るかと言えば難しいですよね。
EDIT STUDYではそうした数多くの生徒を10か月でMARCH以上合格に導くために「少人数対話式反転授業」という授業スタイルを実施することで10か月という短い期間で生徒の理解力を圧倒的に高めています。EDIT STUDYの「少人数対話式反転授業」には生徒が理解力を高めるための重要な4stepがありますでの各stepを順にご紹介しておきます。
1.Question
1クラス平均10名の少人数クラスで、講師が生徒一人ひとり名前を呼んで、質問を投げかけます。「誰が、いつ、何を、どう、あてられるわからない緊張感」の中だからこそ生徒の集中力が最大化されます。
2.Conversation
生徒は講師に当てられ回答した際、常に「なぜ、その回答にしたか?」根拠を問われます。講師から「なぜ?」という質問を受け続けることで、生徒は「回答と根拠をセットで考える」というクセがつき、入試に必要とされる思考力・判断力が自然と身につきます。
3.Positive Focus
正解、不正解だけではなく、正しい解答へのプロセス、チャレンジする姿勢など、ポジティブな要素に焦点を当て、褒める、認めることで生徒の意欲を高めます。ポジティブな空気はクラス全体のモチベーションを高め、質問しやすい雰囲気を生み出します。
4.Presentation
最後に授業内容をインプットする時間をとった後、その内容をプレゼンしてもらうことで「人に教える経験」をしてもらいます。なぜならラーニングピラミッド理論では「人に教えること」が最も学習効果が高いと証明されているからです。ただ、生徒がすべてを人に教えるということはハードルが高いため、プレゼンでは講師が生徒に質問サポートをし、生徒には対話を通して「人に教える経験」をしてもらいます。対話式授業の中で「人に教える経験」を積み重ねていくと、復習する時も「人に教える」つもりで勉強することが習慣化し、学習効果が自然と高まります。
だからこそ生徒の理解力が10カ月という短い期間でMARCH以上に合格出来るレベルまで高めることが出来るのです。またこうした授業内に対話があるので、生徒も講師も生徒自身の得手不得手を明確に把握できますし、対話を通して生徒との信頼関係が出来てきます。
EDIT STUDYの出願戦略とは
またEDIT STUDYの出願戦略も簡単にご紹介しておきます。EDIT STUDYでは11月から4回に分けて出願戦略面談を実施していきます。上記のような各大学の狙い目学部などを数字データから算出したり、私立文系に絞ってGMARCHを中心とした入試カレンダーを独自に作成したり、様々な情報を私立文系に特化させて出願戦略を練っていきます。また生徒個別の学力状況や将来のやりたいことを見据えた志望校選択ができる様々な仕組みやシステムがありますので、ご紹介していきたいと思います。
週に1度の1on1面談で将来の選択肢を最大限拡げる
上述した客観的な倍率や合格最低点などの数字データや統計データをもとに生徒の視野を拡げるお手伝いを週に1度の1on1面談で実施したり、11月から始まる4回に及ぶ出願戦略面談で個別で実施していきます。また個別の面談はもちろんですが、授業やクラス単位でも今回の記事のようなおススメの併願校や学部などをクイズ形式で出題するなど、視野を拡げるお手伝いを実施していきます。
もちろん当たり前のことですが、最終的なご判断は生徒様・保護者様、つまりご家庭でのご判断を尊重させていただいておりますが、EDIT STUDYでは様々な数値データなどを使って視野を拡げ、将来的な選択肢の可能性を拡げるお手伝いを出願戦略では実施していきます。
各生徒の個別学力状態から具体的に算出する
またEDIT STUDYは出願戦略面談を実施するSS(先生)が全て正社員で、出願戦略面談も全社員が厳しい研修を受けています。その年その年で更新される入試情報を全社員が同クオリティで提案できるように研修後のチェックテスト等も設けて日々研鑽を積んでいます。
その上で担当のSS(先生)が生徒の受験科目3科目全ての成績を把握しているので、客観的な数字データ(日々の学習時間の記録や年間600回に及ぶ各科目の復習テストの結果や塾内模試の結果、各大学の過去問演習などのデータ)をもとに各大学の科目配点で生徒の特性に合った受験校や併願校の選定を生徒と作戦を練りながら算出します。
※英検などの外部検定試験対策も充実しており、上述した600回のテストには英検対策も含まれています。そのほかにも必要に応じてスピーキング対策をオプションで設けており、入塾時に英検のスコアを準2級含めて持っていなかった完全にゼロスタートの生徒が夏に2級に合格し、秋に準1級に合格するなど順調に成績を上げられるカリキュラムを構築しています。
他にも英検などの外部検定試験スコアの利用や、2科目受験、小論文など本人の適性に合わせて志望校を一緒に決めていくスタンスで寄り添いつつ視野を拡げるお手伝いを実施しています。このように研修を受けた正社員のSS(先生)が感覚だけでなく、客観的な数字データをもとに3科目全ての成績を把握しているからこそ、将来的な選択肢の可能性を拡げる志望校選びのお手伝いが出来ると自負しています。
属人的に人に依存するのではなく、システム(正社員の研修でクオリティを担保し、週に1度の1on1面談や11月からの4回に及ぶ出願面談などサービスとしてシステムで固定します)に落とし込んでクオリティを維持しています。研修の中では具体的な数値データの使い方や入試カレンダーの使い方、狙い目の穴場学部の情報共有など全SS(先生)が同クオリティで提案できるように、研修などのシステムを充実させています。それを実現するためにも雇用形態的に全員正社員で雇用し、研修でクオリティを担保できるようにしています。
まとめ
今回の記事では『塾に2つ通うのはアリか、無しか?!』というテーマでお話してきましたが、基本的には条件付きでアリ、基本的にはリスクがあるので無しという結論になります。上記でご紹介した通り、EDIT STUDYであれば、理解をするために『少人数対話式反転授業』があり、成績を上げるための『復習テスト』が600回あり、合格可能性を高める『出願戦略1on1面談』がシステムとして構築されています。
また英検などの外部検定試験対策も他の2科目と同時並行で進めるためにカリキュラムに既に組み込まれているだけでなく、writingの添削も随時受け付けていますし、オプション講座でスピーキング対策も実施できます。これらの充実した指導を受けられるシステムが構築されていますので、EDIT STUDYの場合、塾の掛け持ちは不要です。
今回の記事が受験期の大事な環境選びの一助になれば幸いです。
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