2025.11.25
同志社大学~関東の大学で言うとどのレベル?~
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こんにちは。EDIT STUDYです。今回の記事では『同志社大学~関東の大学で言うとどのレベル?~』というテーマでお話ししていきたいと思います。というのも定員厳格化の煽りや共通テストが開始され、大学受験や私立受験を取り巻く環境が非常に変化しているなか、あらためて大学のレベル感について広く質問をいただく機会が増えたからです。
同志社大学と言えば、関西の関関同立(関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学の総称)の一角として最も高い人気を誇る大学で、関関同立の中でもひとつ頭が抜けている印象ですが、実際に関東で言うと、どのレベルと同じと言えるのか具体的に根拠となる数字も交えながら見ていきましょう。
GMARCHと関関同立の難易度
関東でGMARCH(学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政)と称される大学群と、関西で関関同立(関西・関西学院・同志社・立命館)と称される大学群は、大学受験では同じような扱いを受けることが多いのですが、詳細に比較検討すると違いはあるのでしょうか。まずは純粋な受験難易度、入りやすさの面からみていきたいと思います。
とはいえ、ご存知の通り、私立大学は大学ごと学部ごとに試験形式が異なり受験生との相性で結果が変わる部分も大きく、その偏差値だけを比べてどちらの方が入りやすいとは言い難い状況です。例えば、中央大学経済学部に合格して法政大学社会学部に落ちるということは普通ですし、立教大学文学部に合格して青山学院大学法学部に落ちるということもザラにあります。
そこで、まったく同じ基準で難易度を測れる共通テスト利用枠のボーダーラインを使って比較してみます。共通テストの英語・現代文・社会の3科目で合否判定できる大学・学部のうち、GMARCHの中で最もボーダーラインが低いと思われる「法政大学・現代福祉学部」と、同志社の中で最もボーダーラインが低いと思われる「同志社大学・スポーツ健康学部」をみてみましょう。
同志社大学と法政大学の比較

※数値はすべて大学公式発表に基づく
数字でみるとわかりますが、2022年度は8%近く法政大学の方が合格最低点が高い状況でしたが、2023年度以降は法政と同志社では大きな差はないと言えます。
ここでもう1つ数字で見比べてみましょう。関東でGMARCHと同様に人気が高く、GMARCHの併願で検討されることの多い日東駒専(日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学)の中でも屈指の人気を誇る東洋大学と同志社大学を先ほどと同様、共通テスト利用枠のボーダーラインを使って比較してみます。
同志社大学と東洋大学の比較

過去3年間を見るとかなり近いボーダーになっていますし、直近の2024年はむしろ東洋大学の方がボーダーが高くなっています。つまり関関同立の一角である同志社大学は実はGMARCHの中でも最も入りやすいとされる法政大学よりも難易度が高いどころか、法政大学と難易度が変わらないどころか日東駒専のなかの東洋大学と同等に入りやすいと言っても過言ではありません。
GMARCHと関関同立の価値
先ほどは受験難易度という軸で関東のGMARCHの一角を担う法政大学や日東駒専の一角を担う東洋大学と同志社大学を比較しましたが、進学先という意味でも「同志社大学のレベルは関東だとどのレベルか」は普遍的なテーマです。
法政大学は最近地位を向上させつつありますが、東京での就職活動で法政大学という学歴をアピールできる場面というのはほぼ存在しないでしょう。GMARCHは学歴として「マイナスではないが大きくプラスでもない」というのが現実です。東京ではやはり東大東工一橋早慶ICUが圧倒的で、GMARCH卒でその壁を突き抜けるためには体育会の主将くらいは務めておかないと超一流企業の就職活動では厳しいと言われています。
※実際に3大商社である三井物産、三菱商事、住友商事は最低でも早慶上智と言われており、東大東工一橋早慶ICUが圧倒的に多くを占めており、GMARCHはほとんどいません。
一方、同志社大学は、京都では早慶(以上)の存在感をもって君臨しています。というのも、同志社は関関同立の中でも同志社に次ぐブランド力を持っており、関西圏の大学序列では国立の京都大学を頂点として、大阪大学、神戸大学と国立が続きますが、その次のグループとして関関同立、特に同志社と立命館が位置付けられているからです。
要するに、法政大学の場合は東大、東工大、一橋、慶應、早稲田、上智、ICU、もっと言えば都立大、横浜国立、横浜市立、千葉大など近隣に格上とされる大学が大量にあるせいで相対的に低く評価されがちで、関関同立はその点で優位に立っています。実際の受験状況としても、例えば東京大学の滑り止めで法政大学に入学するという方はおそらくほとんどいませんが、京都大学や大阪大学の滑り止めで立命館大学に入学するという方は一定数います。結果的に、同志社大学は関西圏では「かなりレベルの高い頭がいい大学」と一般に認知されています。
実際、弊塾EDIT STUDYにも立命館を中心に関関同立を第一志望とする生徒が例年数多くいます。ここまでは客観的な視点で「立命館の価値」をお話してきましたが、実際になぜ関東からわざわざ同志社大学をはじめとする関関同立の進学を目指すのか?または進学を決めたのか?生徒の生の声をいくつか紹介しておきます。興味のある方は写真やリンクをクリックしてください。
※関関同立の各大学特集をまとめた記事もご紹介しておきます。
◇合格者インタビュー記事紹介
合格の決め手は出願戦略!立命館大学産業社会学部人間福祉専攻進学! Y・Iくん(佼成学園高校)
将来の夢のために就職実績を優先して同志社大学を第一志望に!
EDIT STUDY入塾後の具体的なサポートとは
では最後にEDIT STUDYに入塾した場合は、上記のような出願戦略含めてどんなサポートが受けられるのかご紹介しておきます。
基礎的な内容の徹底的な反復
EDIT STUDYでは10か月を通して基礎的な内容の反復を徹底的に継続していきます。これは入試本番直前までやり抜くことが重要です。エビングハウスの忘却曲線でも脳科学的に証明されているように、人は情報を覚えた瞬間から忘れ始め、20分で覚えたことを約4割忘れていることがわかります。しかし、その後の記憶保持率の低下は緩やかになり、ゆっくりと覚えたことを忘れていきます。

ということは基礎的な内容でも何度も反復して定着を図り続けるしかないのです。だからこそ基礎的な内容でも継続的に何度も反復して学習し続ける必要があります。EDIT STUDYでは年間を通してカリキュラムでこの基礎の徹底が復習の反復テストで決まっています。
もちろん英検対策の確認テストもこのカリキュラムに組み込まれています。また授業の中で英検対策の4技能(Reading・Writing・Listening・Speaking)のそれぞれの技能の対策講座も実施します。
※Writing添削は年間を通して無料で無制限に添削を実施できます。
年間600回のテスト中心カリキュラム

EDIT STUDYではレギュラーコースでは年間600回の復習ベースの反復テストがカリキュラムで決まっています。やることに迷わず、各科目のバランスや教材の復習タイミング(英検対策に向けた単語テストは鉄壁や出る順パス単をテスト回数だけで8-10周します。)まで全て志望校合格から逆算して決まっています。


10か月徹底度高く継続してやり抜けるよう1on1面談でサポート
上述の通り基礎的な内容の反復が重要なことは頭では分かっても、自力で10か月300日やり続ける、継続してやり抜くというのが想像以上に難しいのです。GMARCHの場合は1日8時間半以上、早慶上智に至っては1日11-12時間、土日の休みも関係なく毎日、300日やり続ける必要があります。保護者様も想像したら分かると思いますが、仕事で置き換えた時に300日、土日や祝日などの休み関係なく毎日8時間半以上や毎日11-12時間やり続けられるでしょうか?
保護者様がご想像した通り、相当なブラック企業だと言うのがハッキリと分かるかと思います。それでも保護者様からするとご家庭で勉強に取り組んでいない様子などを見ると、感情的に指摘してしまうお気持ちは分かります。ただそうするとお子様も感情的に反発してしまい、かえって勉強に取り組まなくなってしまいます。では10か月徹底度高く継続してやり抜くためにはどうすれば良いのでしょうか。
EDIT STUDYでは1点目の年間を通してのカリキュラムで復習ベースの反復確認テストが決まっているのでやることに迷うことはありません。ただ自力で1人でやり抜くのは相当難易度が高いので、毎週担当しているSS(先生)と必ず1on1面談があるので、そこでやり抜けるようにサポートしていきます。また保護者様の代わりと言ってはおこがましいですが、しっかりと生徒が勉強に向き合うように日々1on1面談で声掛けしていきます。
何でも質問相談できる週に1度の1on1面談

授業と年間600回の復習テストの成績管理をしている担当のSS(先生)と週に1度の1on1面談で成績に合わせて学習計画を最適化していきます。もちろんそこで徹底度高く継続してやり抜くために優先順位や科目のバランス、モチベーションの相談など、しっかりと継続してやり抜けるようにコミュニケーションを取っていきます。
上記の通り学習状況を全て詳細に把握しており、普段の授業も担当しているSS(先生)からのアドバイスなので、指定校推薦との両立や総合型選抜との両立を実施してる生徒も毎年数多く存在します。生徒自身も保護者様からのご指摘と違って、比較的素直に受け入れることが多く、行動変化しやすいのです。

週に1度の1on1面談で将来の選択肢を最大限拡げる
また客観的な倍率や合格最低点などの数字データや統計データをもとに生徒の視野を拡げるお手伝いを週に1度の1on1面談で実施したり、11月から始まる4回に及ぶ出願戦略面談で個別で実施していきます。また個別の面談はもちろんですが、授業やクラス単位でも今回の記事のようなおススメの併願校や学部などをクイズ形式で出題するなど、視野を拡げるお手伝いを実施していきます。

もちろん当たり前のことですが、最終的なご判断は生徒様・保護者様、つまりご家庭でのご判断を尊重させていただいておりますが、EDIT STUDYでは様々な数値データなどを使って視野を拡げ、将来的な選択肢の可能性を拡げるお手伝いを出願戦略では実施していきます。
各生徒の個別学力状態から具体的に算出する
またEDIT STUDYは出願戦略面談を実施するSS(先生)が全て正社員で、出願戦略面談も全社員が厳しい研修を受けています。その年その年で更新される入試情報を全社員が同クオリティで提案できるように研修後のチェックテスト等も設けて日々研鑽を積んでいます。

その上で担当のSS(先生)が生徒の受験科目3科目全ての成績を把握しているので、客観的な数字データ(日々の学習時間の記録や年間600回に及ぶ各科目の復習テストの結果や塾内模試の結果、各大学の過去問演習などのデータ)をもとに各大学の科目配点で生徒の特性に合った受験校や併願校の選定を生徒と作戦を練りながら算出します。

他にも英検などの外部検定試験スコアの利用や、2科目受験、小論文など本人の適性に合わせて志望校を一緒に決めていくスタンスで寄り添いつつ視野を拡げるお手伝いを実施しています。このように研修を受けた正社員のSS(先生)が感覚だけでなく、客観的な数字データをもとに3科目全ての成績を把握しているからこそ、将来的な選択肢の可能性を拡げる志望校選びのお手伝いが出来ると自負しています。
属人的に人に依存するのではなく、システム(正社員の研修でクオリティを担保し、週に1度の1on1面談や11月からの4回に及ぶ出願面談などサービスとしてシステムで固定します)に落とし込んでクオリティを維持しています。研修の中では具体的な数値データの使い方や入試カレンダーの使い方、狙い目の穴場学部の情報共有など全SS(先生)が同クオリティで提案できるように、研修などのシステムを充実させています。それを実現するためにも雇用形態的に全員正社員で雇用し、研修でクオリティを担保できるようにしています。
このようにしてEDIT STUDYでは10か月で間に合うように、逆転合格を掴めるように、テスト中心のカリキュラムや毎週の1on1面談で最後までやり抜けるようにサポートをしていきます。もちろん一般入試に限らず指定校推薦との両立や総合型選抜との両立も毎週の1on1面談でバランスを見ながら実現可能です。











