2019.12.23
中央大学経済学部の過去問分析【GMARCH】
こんにちは、GMARCH【過去問分析コラム担当】の岩澤です。
本日は中央大学経済学部の過去問分析を見ていきましょう。
構成
文法・語彙問題4題・会話文1題・読解2題・英作文1題
時間配分
時間:90分
文法・語彙問題(60点):20分・会話文(20分):10分弱・読解(60点):45分
英作文(10点):10分程度
解法
入試問題の特徴とポイント
文法・語彙・読解と英語の総合力が試される。文法・語彙問題については、問奇問は少なくオーソドックスな問題が多い。参考書をやりこみ基本文法を頭に叩き込めば高得点が期待される。読解問題の英文テーマは医学・心理学。社会科学など様々な分野から出題される。文章量は700~1000語程度なので試験時間を鑑みると速読力が必要となる。
設問形式の特徴とポイント
文法・語彙問題では、同意表現、空所補充、書き換え、語句整除など一般的にみられる形式で続けて出題されている。会話文は空欄補充形式で出題される。会話の流れから答えを推測する必要があるため、前後の文脈を丁寧に読み取り正解を導き出そう。読解問題は内容説明、内容真偽、空所補充、英文和訳などが出題される。その中でも内容真偽と英文和訳が中心となる。内容真偽の形式は、英文を1~5のブロックにわけ、それぞれの内容を4択式で答えさせるという特徴がある。段落、そして英文全体の内容をしっかり理解していないと正解を導くことが難しくなるので速読力に加え、精読力も必要となってくる。会話文は会話表現を問うというよりは前後の文脈から選択肢を選ばなければならない。英作文は、空欄補充の形式で出題される。空所は3箇所設けられている。難易度としては標準レベルであるので、文法、語彙、構文の基本知識があれば問題なく正解を導き出せる。
解答形式の特徴
読解問題中の英文和訳と、和文英訳問題は記述式。それ以外はすべて選択式の問題である。