2019.12.23
中央大学商学部の過去問分析【GMARCH】
Table of Contents
こんにちは、GMARCH【過去問分析コラム担当】の岩澤です。
本日は中央大学商学部の過去問分析を見ていきましょう。
構成
大問数6題、試験時間80分。
時間配分
試験時間80分
長文読解・英作60分、会話文・文法問題(選択)計10分、文法問題(整序)10分。
解法
入試問題の特徴とポイント
大問6題のうち、長文読解2題、会話文1題、文法・語彙2題、英作文1題で安定している。長文読解では内容説明を中心に、内容真偽や空所補充などの出題がある。記述式の英文和訳は必出となっていて、会話文問題は例年空所補充形式となっている。
読解問題の分量は多めなので速読速解力が求められる。また出題されるテーマが多岐にわたるので、日頃から新聞やテレビなどで様々な話題に触れ、自分なりにその話題について考える時間を作ると英文内容の理解は深まる会話文、文法・語彙の問題はともに知識系の問題であり、内容に関わる要素は低い。難度の高い問題もありながらも、頻出の構文、イディオムなどが中心である。読解問題は標準的な英文で量が多い。日ごろの学習をしっかりとつんできており、センター試験で時間が余るのであれば十分対応できるだろう。文法・語彙問題は一部難しいものがあるものの、基本は標準的な問題であるので、怖がる心配は少ない。口語表現の知識を問うというよりはむしろ会話の内容を把握できているかを問う問題が多い。そのため英文解釈のように文法の知識を活用すれば対応可能。全体で留意しておきたいのは、英作文の対策と、問題数の多さから来る時間配分についてである。
会話文から始まる文法問題は簡単で得点源としやすい。大問4(会話文)と大問5(文法選択)で10程分程度、大問6(並び替え)10分程度で解答し、残りを長文読解と英作文に時間を当てられると理想的である。文法系は基本的なイディオム知識の有無や、英文法の運用能力を問われる。
英作文
英作文問題は自由英作文で、日本語での問いや場面設定に答えて英文を書く形式となっている。指定後数は80語以上である。
解答形式の特徴
全問マークセンス方式だが、英文和訳、英作文が記述式で出題される。