2019.4.24
「とりあえずMARCH(マーチ)」の落とし穴
✓大企業への就職の観点から、とりあえずMARCHって言う
✓MARCH以上は全大学の上位7%、レベルの高い大学グループ
高3になって、もしくは浪人が決まって「とりあえずMARCH(マーチ)に合格できれば良い」っていう人は多いのですが、それはなぜでしょうか?
まず、MARCH(マーチ)以上の大学と、MARCH(マーチ)未満の大学との差がはっきり出るのは「就職活動」です。実際、一部上場企業に就職できるのはほとんどがMARCH(マーチ)以上の大学です。
こうした企業はエントリーシート提出の段階でMARCH(マーチ)未満の大学の学生は一律でカットされることがあります。MARCH(マーチ)以上の大学に通っている大学生は全体の7%前後(この時点でMARCH(マーチ)以上の難易度がよく分かります)なので、93%の学生のエントリーシートは見てももらえないということになります。
またOBへの配慮もあるでしょう。
MARCH(マーチ)卒OBは大企業の中でも、明治・法政・中央は50万人以上、比較的規模の小さい立教・青学も20万人前後、存在しています。
さらに一部上場の社長の数も、中央(39人)・明治(36人)・青学(29人)・法政(24人)・立教(21人)です。
結果的に有名企業はMARCH(マーチ)以上の学歴を軸に、採用活動を実施することになるのです。
では、実際「どんな人がMARCH(マーチ)以上に合格しているのか」という部分です。
私立高校の偏差値はそもそも、高校側が望む数値が設定されているので、あまり参考にはなりません、都立高校で考えると下記がMARCH(マーチ)以上進学の難易度です。
✓偏差値70(西・日比谷レベル)で50%進学の難易度
✓偏差値65(戸山・立川レベル)で30%進学の難易度
✓偏差値60未満で10%進学の難易度
こう見るとMARCH(マーチ)以上ってレベル高いですよね。
更に現在、国は現在各大学の定員の厳格化を図っています。
今までは私立大学は、定員を多少オーバーしても補助金をもらえたのですが、これからはほぼ定員通りに入学させないと補助金はカットされます。
そのため各有名私大では合格者数を例年より大幅に削減しており、それによってかなり難化しているのです。
基本的に私大というのは、ほとんどの受験生が多くの大学・学部を併願受験するため、早慶が合格者数を削れば、次に位置するMARCH(マーチ)に影響し、MARCH(マーチ)も合格者数を削って、それはさらに成蹊・成城・獨協・國學院・武蔵、明治学院、日東駒専などにも影響を与えるのです。
昨今の状況を踏まえても、MARCH(マーチ)に逆転合格するためには、相当な努力が必要だと考えられます。
EDIT STUDYは、非進学校の生徒、進学校の下位層の生徒が、ゼロからMARCH(マーチ)を実現するために、合格保証制度・対話式授業・超圧縮カリキュラムを用意した私大文系専門塾です。
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