青山学院大学2022年度入試の難易度をどう考える?!

青山学院大学の入学試験は2021年度の新入試から各入試方式に関して例年に比べて大きく変わりました。今回は出題方式をはじめ変更点の大きかった青山学院大学の2022年度の入試難易度について結果を振り返っていきたいと思います。

 

数字でみる青山学院大学入試難易度は?

 

まずは客観的な数字で分析をしたいと思います。青山学院大学は2021年度入試から大きく入試方式を変更したため、2021年度の入試は大きく志願者数が落ち込みました。その分大学入試の一般的な流れともいえる、隔年で志願者数や倍率が上昇下降を繰り返す流れが青山学院大学の2022年度の入試でも起こりました。具体的には下記の表をご覧いただくとわかる通り、ほとんどの学部・入試方式で2022年度入試の志願者数が上昇しています。

 

 

 

 

上記の表を見てわかる通り志願者数が上昇したことからも2022年度の青山学院大学の入試難易度が上昇したことが分かります。では志願者数上昇だけでなく、あらためて入試方式の変更で青山学院大学の2022年度の入試の難易度は内容的にはどのように変わったのか?についても見ていきましょう。

 

特徴は?

 

結論から言うと青山学院大学の2022年度の入試難易度としては内容的に見ても難易度が今まで以上にアップしたと言えます。そう述べる根拠としては具体的に2つあります。まず1つ目が従来の試験方式と比較して共通テストの比重が大幅にアップした点です。そして2つ目が出題される問題傾向が従来と変更点が大きく対策難易度がアップしたからです。

 

なぜそう言えるか?

 

まず1つ目の共通テストの比重が大幅にアップしたのは下の図をご覧いただくと分かりやすいと思います。下の図でわかるように一般選抜(全学部日程・個別日程・共通テスト利用)の中で例年と同じく個別日程の定員が一番多く、一般選抜のメインは個別日程というのが分かります。

 

 

 

2021年度入試の入試改革で志願者数を大きく減らしてしまったことから共通テストスコア必須の個別日程の募集定員を調整し、共通テストスコア不要の全学部の定員を多少増やしてはいますが、全体を通してみると圧倒的に個別日程の募集定員が多く、やはり個別日程がメインの入試方式というのが分かります。

 

 

次に下の図をみると一般選抜のメインである、個別日程で「共通テスト」のスコアが必須になる学部は経済学部以外すべてというのが分かります。2020年度までは旧センター試験のスコアが必須の個別日程が無かったことを踏まえると「共通テスト」のスコアの比重が大幅にアップしているのが分かります。

 

 

 

1つ目の理由から2022年度の入試における青山学院大学は経済学部の個別入試(募集定員355名)を除く全ての個別入試日程(募集定員1326名)で共通テストのハイスコアが必要になりました。共通テストに関しては一発勝負ですし、旧センター試験に比べると比較的基礎問題や知識を直接的に問う質の問題が減り、ハイスコアを取りにくくなっていることからも青山学院大学の合格を狙う上で、上記定員比較で分かる通り2022年度の青山学院大学の入試対策難易度が高かったと言えます。

 

加えて個別日程の入試問題の出題傾向の変更点が大きいことも青山学院大学の2022年度の入試の難易度が今まで以上にアップした2つめの理由です。2つ目の理由に関してはポイントが2つあります。①独自問題が科目横断的(英語・歴史・政治経済まで問われるなど)②小論文が学部・学科に特化したテーマになっているという点です。

 

他の大学や共通テストでも通用する「基礎力」や従来通りの「過去問対策」だけだと通用しないということです。学部・学科ごとの問われる背景知識や扱うテーマも変わるため、本来の「同じ大学であれば学部が違っても問題傾向が似ていて、対策になり得る」というのが通用しません。だから対策難易度が大幅にアップしているのです。

 

◇まとめ

 

今回振り返った通り青山学院大学の2022年度の入試難易度は①客観的な志願者数増加という数字視点、②内容的な大幅な出題形式変更(2021年度以降)の視点、から難易度が高かったと言えると思います。イメージとしては10月までに共通テストスで3科目8割が取れる基礎力を構築し、10月以降に各学部ごとの個別日程の対策に入るのがおススメです。

 

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