2022.5.17
東洋大学人気急上昇!?~その魅力とは~
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こんにちは。EDIT STUDYです。今回の記事では「東洋大学人気急上昇!?~その魅力とは~」と銘打ってお話ししていきたいと思います。ここ最近人気、実力ともに急上昇中の東洋大学にスポットを当て、2022年度の入試ではその人気は実際にどうだったのか?を長年「ゼロからMARCH」の逆転合格に導いてきた私立文系専門塾のEDIT STUDYならではの視点で徹底解説していきたいと思います。
東洋大学とは
そもそも東洋大学はどのような大学グループの位置づけになっているのでしょうか?東洋大学は関東の難関私立大学グループとして有名なGMARCHを目指す受験生の多くが併願先でも検討する関東に本部をおく私立大学グループの日東駒専と呼ばれる大学グループの一角になります。
日東駒専とは日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学をまとめたグループです。近年の都内の私立大学定員厳格のあおりから難易度も人気も上昇しています。また、各大学の人気の学部はGMARCH並みの偏差値や難易度、人気も高まっている、そんな大学になります。
※EDIT STUDYの2024年度の東洋大学の合格速報を下記にまとめておきました。学部ごとの合格数を出しておきましたので、参考にしてください。
<2024年合格実績速報>
東洋大学172学部合格!
福祉社会学部38学科合格!
経済学部35学科合格!
法学部23学科合格!
経営学部20学科合格!
社会学部21学科合格!
食環境学部11学科合格!
国際学部8学科合格!
国際観光学部8学科合格!
情報連携学部4学科合格!
文学部4学科合格!
2022年度入試の結果
ではまずは近年人気、実力ともに上昇してきている東洋大学の2022年度はどうだったのか?こちらを振り返っていきましょう。
入試倍率
次の表に東洋大学の各学部2022年度の志願者速報をまとめておきました。2021年度の志願者速報と比べてみましょう。
これを見ると東洋大学の2022年度の入試に関しては志願者を約1000人、全体で見ると約3%減らす結果となったのが分かります。しかし、これは2016年度から私立大学の定員厳格化の煽りを受けて、私立大学の入試が難化した結果、早慶上智やGMARCHなどの難関大学だけでなく、日東駒専も難化し、倍率や偏差値、人気が急上昇した結果の現象なので、直近で見れば微減に見えますが、むしろ高い水準で踏みとどまっているとも言えます。
では私立大学が早慶上智やGMARCHを中心に難化する中、日東駒専グループである東洋大学がなぜ近年人気が上がったのか?理由を具体的に挙げていきたいと思います。EDIT STUDY独自の調査で明確になった理由は以下の3つです。
1.立地
2.学部の新設や増設
3.就職実績
それぞれの理由を具体的に根拠も交えて解説していきたいと思います。
1.立地
1つ目の理由が意外かもしれませんが、その立地です。東洋大学は2005年に白山キャンパスを再開発し、それまで朝霞キャンパスで学んでいた文系5学部(文、経済、経営、法、社会)の1、2年生の授業を移転し、文系5学部4年間一貫教育を開始しました。実はこのことがGMARCHをはじめとする大手大学の都心回帰の先駆けとなりました。
現在はコロナの影響もあり、通学の距離やアクセスも非常に重要なポイントになります。白山キャンパスは都内はもちろん、埼玉県や千葉県、神奈川県からのアクセスも良く、各県の進学校の生徒がGMARCHの併願校として選びやすいという利点があります。
また埼玉の朝霞キャンパスもアクセスは悪くありませんが、朝霞キャンパスにあるライフデザイン学部をより立地の良い赤羽台キャンパスへ2021年に移転しました。東洋大学は群馬の板倉キャンパスも持っていますが、生命科学部、食環境学部(板倉キャンパス)、理工学部生体医工学科(川越キャンパス)を朝霞キャンパス、赤羽台キャンパスへ移転予定で唯一立地の悪かった板倉キャンパスを事実上の撤退とし、よりアクセスの良い状態を作っています。こうした立地も工夫して受験生が併願で検討しやすくしている点も人気の理由の1つになります。
2.学部の新設や増設
2つ目の理由は学部の新設や増設、上記キャンパス移転に伴う改組を積極的に行っている点です。現在では東洋大学の人気学部でもある「ライフデザイン学部」を2005年に朝霞キャンパスに開設するだけでなく、2017年には国際地域学部を国際学部、国際観光学部に改組しました。
国際観光学部はコロナ禍で産業としては厳しい状況にある観光業ですが、学生からの人気は非常に高く、立教の観光学部に次ぐ観光系学部として人気を博しており、特に国際観光学部は偏差値や人気でも学部によってはGMARCHの学部を凌駕しています。
また2009年に総合情報学部を川越キャンパスへ設置、2017年に情報連携学部および大学院情報連携学研究科の教育研究活動を赤羽台キャンパスで開始するなど現在人気のIT関連の実践的な学びの出来る特徴的な学部を設置してきた歴史もあります。こうした学部の新設や増設、改組を積極的に取り組んできたのも近年の東洋大学の人気を支える理由の一つになります。
3.就職実績
最後に挙げる東洋大学の人気の理由は「就職実績」になります。実は東洋大学は日東駒専の中でもここ最近就職実績を伸ばしてきている大学です。恐らく、みなさんの描くイメージでは日大が日本の社長数でも11年連続1位のため、就職実績では日大が一番良いイメージがあるかもしれませんが、東洋大学も負けてはいません。実際の就職実績でも数多くの大手企業への豊富な実績があります。
例えば主な就職先はメガバンクである三菱東京UFJ、三井住友銀行、みずほフィナンシャルグループや野村證券、全日本空輸、日本航空、東海旅客鉄道、東日本旅客鉄道、富士通、電通、リクルート、ヤクルト本社、ソフトバンク、日本テレビ放送網、警視庁、厚生労働省、防衛省など国の主要機関や一流大手企業への実績も豊富です。
今回ご紹介した3つの理由で近年、東洋大学は日東駒専の中でも偏差値や人気が高まり、GMARCHの併願校として数多くの受験生が検討する人気の大学となっています。
番外編~人気の理由~
東洋大学の人気が急上昇している主な理由は上記3つになりますが、最後に番外編で人気の理由を1つ紹介しておきます。実は東洋大学は学生の満足度も高いのですが、その人気を下支えしているのが「学食」です。メインキャンパスである白山キャンパスにある「学食」は『早稲田大学学食研究会』通称”学食研”が制定する「学食ランキング」で2年連続1位となっています。
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