2019.12.23
明治大学商学部の過去問分析【GMARCH】
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こんにちは、GMARCH【過去問分析コラム担当】の岩澤です。
本日は明治大学商学部の過去問分析を見ていきましょう。
構成
文法・読解問題1題・会話文1題・読解問題2題
時間配分
試験時間:80分
文法・読解問題25分×2・文法・読解問題10分程度・会話文:10分程度
解法
入試問題の特徴とポイント
読解問題の英文は、例年内容的にヘビーで読み応えがある。一方で設問自体は標準的なレベルなので丁寧に落ち着いて対処すれば問題はない。ただ、内容の正確な理解が問われる問題も出題されるので、読解問題の演習の際には、設問の答えに対してなぜこの選択肢が正解なのかという、文脈にあった論理的根拠を明確にしながら解いていきたい。文法・語彙問題は英語文法を包括的に出題してくる。難易度としては標準レベルなので、基礎的な英文法を押さえた上で、問題集などで練習を重ねていけば問題はない。
設問形式の特徴とポイント
〔1〕の文法・語彙問題では、空所補充形式で、動名詞、分詞構文、代名詞、副詞、仮定法、熟語など様々な分野から出題される。基本的な文法事項、語彙力があれば問題はない。一方で、文脈から適切な名詞を選択する問題も出題される。語彙力が必要なのは当然として、文脈から正しい選択肢を判断する論理的思考も必要となってくる。〔2〕の会話文問題は、選択式の空所補充問題が出題されている。例年空所の前後の文脈を理解して解答していくタイプである。過去問の演習と共に、似たような形式の問題集で慣れていけば問題はない。〔3〕〔4〕の長文読解は、空所補充、同意表現、内容説明、内容真偽が出題されている。空所補充、同意表現は主に文法、語彙知識が問われ、内容説明、内容真偽では内容の理解を問われる傾向がある。また2019年度には新たに同一用法を選ぶ問いが出題された。英文の内容自体がヘビーな為、空所補充の語彙も必然的にレベルの高いものになるため、事前の準備が不可欠である。
解答形式の特徴
大半はマークシート法形式。語形変化問題では記述式あり。正確なスペリングが要求される。