大学受験で合格するために塾・予備校は本当に行くべきなのか

この記事を閲覧されているみなさんは志望大学合格を目指す上で、塾·予備校を検討されていることと思います。「大学受験で合格するために塾·予備校は本当に行くべきなのか」というタイトルで、その疑問に順を追って回答していきます。

▼塾·予備校に行くべきではない人

偏差値70ぐらいの中高一貫「超」進学校の生徒が該当します。このような中高一貫校では、中学生の段階で高校の学習範囲が終わっており、高校に入ると同時に大学受験の対策に入るというケースがよくあります。また地方の超進学校では全寮制を採用しているところもあり、授業を終えて寮に戻った後、2時間以上自習時間が設けられているケースもあったりします。基本的に高校の授業は基本的に塾·予備校で実施するような受験対策の授業であり、更に寮がある高校では自習時間で受験勉強を進めるため、そもそも塾·予備校に行く時間もなかったり、行く必要もありません。最近ではアクティブラーニングにより主体性を伸ばす授業を取り入れる中高一貫「超」進学校もあったりもしますが、いずれにせよ、受験勉強が学校のみで完結されるシステムとなっています。

塾へ行くべきではない=行く必要がないのは上記に当てはまる生徒です。
つまり、上記以外の生徒は大学受験合格のために塾が必要ということになります。
塾と言っても様々なスタイルの塾(や予備校)があります。
そこでどんな人がどのスタイルの塾・予備校に行くべきなのかをお伝えしたいと思います。

▼大手予備校(大手衛星予備校)に行くべき人

偏差値60~65ぐらいの公立高校、中高一貫校の進学校の生徒が該当します。中学時代から毎日2時間以上の勉強習慣があり、自分で理解し、勉強を進めることができる生徒です。中学時代の内申点だと40/45ぐらい(5段階評価×9科目)で、まじめにコツコツ勉強できるタイプは行くべきです。大手予備校のサービスは、大学受験勉強に特化した良質な一方通行の授業を提供することですので、学校の40人前後の授業を、すべての時間集中して受けられる生徒は行くべきです。大手予備校では(選択した授業によりますが)100人単位の授業もあったりします。また大手予備校は基本的に勉強管理やテストによる進捗確認はないので、受講した授業内容を自身の力で理解する「基礎学力」と、授業のない日にしっかり復習できる「学習習慣」が必須となります。その基準として偏差値60~65ぐらいの公立高校、中高一貫校の進学校、中学時代の内申点だと40/45ぐらい(5段階評価×9科目)を採用しています。
大手予備校はLIVE授業のため、部活動や習い事がある生徒が希望する授業を受講できないケースもあるため、衛星予備校という動画授業が広く普及しています。時間が合わない生徒は衛星予備校に行くのもアリです、大手衛星予備校は動画の分、授業調整など融通が利く程度で、大手予備校とサービスに大きな違いはありません。

▼中規模予備校に行くべき人

基本的なシステムは大手予備校とは変わりませんが、1クラスの人数が20~30人だったり、生徒数が少ないため担任と言われる正社員との距離が近かったり、と規模に違いがあります。大手予備校と差別化するために、「55段階制」「強制自習」「1クラス最大25人」などといったコンセプトを取り入れながら、個別対応に強い少人数のような印象付けを行っています。大手予備校にしても、中堅予備校にしても多くはプロ時間講師と言われる人たちが授業をしており、複数の予備校を掛け持ちしている人も多くいます。集客力がある大手予備校では、1授業の生徒が中規模予備校よりも多いため、良質な講師は時給の高い大手予備校で指導することがほとんどです。ですので、大学受験勉強に特化した良質な一方通行の授業を求めるのであれば大手予備校に行くべきで、「55段階制」「強制自習」「1クラス最大25人」などのコンセプトにひかれて、コミュニケーションが取りやすい雰囲気を求める場合は中堅予備校に行くべきです。

▼自学自習の塾·予備校に行くべき人

これは中々に難しいテーマです、自学自習と書いている以上、塾·予備校に自習をしに行くわけですから何がサービスか分かりづらいですね。考え方としては、そもそも大手予備校の授業を受けるよりも自分で参考書を使って進めた方が早く進むため、勉強効率は良いという考え方です。生徒ごとの学力や志望校に合わせて参考書をベースに学習計画を作り、その進捗を管理することがサービスといことになります。確かに大手予備校にはそのようなサービスはないため良い部分なのですが、その計画をつくり、進捗管理をするだけにも関わらず、大手予備校と近い料金設定となっており、担当者はほとんどが(大学生)バイトです。

『大学生アルバイトと1週間に1回科目ごとの学習計画を立てる→計画通りに自習する→大学生アルバイトと1週間後に学習進捗を確認し、また計画を立てる』このサービスに大手予備校と近い料金を支払うということは考えづらい気がしますし、例えば基礎学力がない生徒が学習内容を参考書だけで理解するのは難しいはずです。偏差値60以上あって、基礎学力と学習習慣があり、たまにコミュニケーションをとりたくて、自習室を使いたい生徒は1科目だけとって、有料自習室と同じような感じで勉強したい生徒が行くべきな気がします。が、自学自習ができるなら自分でネットの情報を集めながら良質な参考書を使ってゴリゴリ勉強を進めた方が早そうです。

▼個別指導に行くべき人

基本的には学力が低く、分からないところをその場で聞けて、その生徒に合ったペースで教えて欲しい生徒が行くべきです。先生1人に生徒が2~4人割り当てられ、各生徒は別の科目だったり範囲を進めることになります。ちなみに先生はほぼ(大学生)バイトで、正社員の教室長はアルバイトのシフトを組んだり、入塾関係、講習提案などの営業が仕事の中心です。例えば先生1人に生徒が2人であれば、1人の生徒が高校3年生で英文法、もう1人の生徒が中学1年で数学を勉強していたりします。高校3年生に解かせている間に、中学1年生に数学の解説をし、解説が終わったらチェンジするため、待ちぼうけになる時間もよくあります。また完全に生徒にペースを合わせるため、範囲が終わらないこともよくありますし、大学受験生の場合、個別指導に通って範囲が終わらないから夏期講習、冬期講習で大量に授業をとったものの、受験までに範囲が終わらなかったというのはアルアルです(授業料だけ跳ね上がり続ける)。また先生がアルバイトという性質上、講師のクオリティに大きなバラツキがありますし、途中で担当が辞めて、変わってしまうこともしばしば。多くの個別指導は高校受験がメインになりますので、大学受験を目的に通うのは止めておきましょう。
大学受験は大学受験専門の予備校や塾に行くべきです。
実は個別指導に向いてる生徒も一定数いて、例えばですが、帰国子女で英検準一級持ってるけど、どうしても古文ができないからピンポイントで古文だけど入試に間に合うように教えて欲しいといった、ピンポイントでの弱点克服などには良いケースもあります。

▼AI個別指導

 

個別指導の中で(大学生)バイトからAIへの置き換えが進んでいます。こちらはタブレットの中で出てくる問題を解きながら正答率などをAIが分析することで生徒に合った授業動画などを自動で紹介してくれるシステムです。AIであれば正社員の教室長は「①アルバイトを採用する必要がない」「②アルバイトを育成する必要がない」「③指導のクオリティが担保される」と小さくない3つのメリットがあり、塾全体としても人件費が浮きますし、採用活動もしなくて済むため、人材不足には困りません。特に地方での大学生アルバイトの獲得は難しいため、地方に多く広まっており、今後も広がっていくはずです。AI個別だから行くべきというよりは、個別指導に通いたい人はAI個別を選択した方が良いかもしれません。
ただ生徒に合わせるということはAIでも同じなので、範囲が終わらない可能性が高かったりしますし、当然その場合は課金していくことになります。

▼私大文系専門EDIT STUDYとは

大手·中規模予備校にはない「いつでも、何でも質問できる少人数対話式授業」で自学自習の塾のように「週に1度の1on1面談で、あなただけの学習計画を最適化」し「たった10ヵ月で、ゼロから圧倒的なMARCH合格力」を身に着けることができます。
大学生アルバイト中心の個別指導とは違い、MARCH以上を卒業した正社員のみで構成された私大文系専門塾。それが、EDIT STUDYです。ぜひご検討下さい!

大学受験の重要情報を毎月1回レポート配信いたします。

配信月に合わせた知っておくべき情報をピンポイントでお送りするので、是非皆さんの受験成功に役立ててください!

【2月の配信内容】

高校2年生向け:高校2年生と、その親御様が受験生になる直前の2月に知っておくべき2つのこと

以下のフォームから送信いただくと自動返信メールでレポートをお送りします。


ご氏名 (必須)
学年
メールアドレス (必須)