【2020年11月更新】オンライン塾・予備校のデメリット

今回の記事では前回の「宅浪とオンラインの塾・予備校の比較」の続きとして一般的な塾・予備校と比較したときのオンライン塾・予備校のデメリットについてお話ししていきます。

 

デメリット

 

① 「安さ」に気を取られがち

 

オンライン塾・予備校の授業料は普通の塾・予備校に比べて「安い」ことが多いです。一般的に最も高くなる傾向がある大学受験予備校の年間授業料は100万円前後、夏期講習等を含めるとそれ以上となることも多いですが、オンライン塾・予備校の場合、例えば最も安価なスタディサプリであれば月額1980円、テキスト代を含めても年間50,000円程度に収まります。しかし、これが「担当コーチが丁寧に指導」する「合格特訓コース」となると月額9,800円、テキスト代を含めると年間150,000円程度に上がります。これでもまだ「安い」と感じますよね?ここがオンライン塾・予備校のデメリットのひとつだと考えます。

 

なぜなら一般的な塾・予備校であれば、教室・自習室をはじめとした施設利用、勉強に最適な環境維持、講師の日常的な働きかけ、授業、自習サポート、その場での質問対応、進路指導など具体的なサービスに対して費用を支払うという感覚を持てますが、オンライン塾・予備校の場合はその「安さ」ばかりに気を取られ、具体的なサービス内容の検討、また、その費用対効果の検討が二の次になる傾向があります。この状態で自身の成績を最大化し、志望校合格のための”正しい塾・予備校”選びが本当にできるでしょうか?恐らく答えはNOです。だからこそ「安さに気を取られがち」というのはデメリットの1つだと言えます。

 

② ライバルがいない

オンライン塾・予備校にはライバルが存在しません。オンライン塾・予備校のサービスの中には、塾内SNSを構築したりバーチャル自習室を用意するなどしてライバルを可視化させようという試みはありますが、実際に塾・予備校の校舎に通い、同じ授業を受け、同じ自習室で切磋琢磨する実在するライバルの存在にはやはり敵いません。

 

また、実は私たちが勉強をするときは、中学入試・高校入試・大学入試はもちろん、中学校の中間テスト対策でさえ、「誰かと点数を競う」ということが前提となっているケースがほとんどです。このことの良し悪しは置いておいても、ライバルがいないということは勉強をするうえで大きなデメリットになると言えます。

 

③ 電子機器に依存する

 

オンライン塾・予備校のサービスを享受するためには、スマホ・タブレット・PC等の電子機器を使用することが前提となっています。これら電子機器を使って遠隔地にいながらクオリティの高い授業を受け、勉強時間を管理し、学習進捗の記録をつけ、また、Zoomなどを通してオンラインでの個別コーチングを受けることも可能になります。

 

しかし、忘れてはならないのは、結局、勉強自体は机に向かって行うものだということです。スマホで授業動画を見るだけで成績が上がるというようなことは起きません。動画はあくまでも理解のサポートですから、本当に学力をつけたいのであれば、動画を見た後に自分の頭を使って問題に取り組む必要があるのは言うまでもありません。オンライン塾・予備校ではこの認識を見失う可能性が高く、その場合はスマホやタブレットに依存しているだけの状態になってしまう恐れがあります。

 

④ 責任者がいない

 

こう書くと語弊があるように思うかもしれませんが、オンライン塾・予備校には責任者がいないことが普通です。仮に通学型の塾・予備校に通っていて成績が上がらなければ、その授業を担当している先生、またはクラスがある場合は担任、最悪でもチューターが責任を持って面談対応することが一般的です。少なくとも校舎があり、そこに先生がいる以上、責任者がいないということはありません。

 

一方、オンライン塾・予備校の場合、最終的な責任は誰が負っているのか、そもそも責任者という概念があるのか、不透明なこともあります。これはオンライン塾・予備校側が意図的に責任逃れをしているというよりは、システム自体がサービスであるという構造上の特徴と言えるかもしれません。

 

まとめ

 

①「安さ」に気を取られがち
② ライバルがいない
③ 電子機器に依存する
④ 責任者がいない

 

以上4点は、オンライン塾・予備校を受講する際のデメリットになる可能性があるものです。大学受験において浪人生で宅浪かオンラインの塾・予備校どちらにするか悩んでいる人が後悔のない塾選びができるよう、メリットだけでなくデメリットも慎重に見極めていきましょう。

 

今回の記事が大学受験において浪人生で宅浪かオンラインの塾・予備校か悩んでいたり、地域に塾・予備校があまりなく、オンラインの塾・予備校を探している現役生など、全ての受験生の少しでもご参考になれば幸いです。

 

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