2020.3.17
大学受験「補欠合格」「繰り上げ合格」をお待ちの方へ
目次
なぜ「補欠合格」「繰り上げ合格者」が増えているのか?
首都圏の私立大学へ大学生が集中してしまうのを防ぐために、数年前から国によって入学できる定員が厳格化されました。そのため、大学は「正規合格者」を減らし、「補欠合格」「繰り上げ合格」を増やし、入学者数は定員に近づけるよう調整しているのです。
補欠合格・追加合格とは何か?
「補欠合格」とは、正規の合格者が大学入学を辞退した場合、その枠を埋めるために追加で正規合格を出すための候補者のことを指します。
補欠合格が判明したタイミングでは正規合格としては認められませんが、状況次第で正規合格に変更される可能性があるのです。
その補欠合格から正規合格に変更されることを「追加合格」や「繰り上げ合格」と呼んだりしているのです。
ただ大学によって追加合格の仕組みは異なります。
私立大学では、正規合格者の発表と同時に補欠合格者も発表するケースが多くあります。
合格可能性はもちろんありますが、辞退する人数によって合否が決まるため、繰り上げ合格可能性は外部要因によるところが大きいのです。
また私立大学によっては補欠合格者の順位を公開するケースと、しないケースがあります。
順位を公開するケースでは、順位の高い人から順次追加合格となるため、追加合格できる可能性がどれくらい高いか、なんとなくの雰囲気では予想できます。
参考までに都の西北早稲田大学の2019年度補欠合格(文系学部)情報を掲載します。
2019年度早稲田大学補欠合格(文系学部)情報
✓13/21(61.9%)学部・学科で繰り上げ合格している
✓13学部の中の平均合格繰り上げ率は39.7%
✓繰り上げ合格率TOPは77.6%の国際教養学部
✓繰り上げ合格率BOTTOMは9.40%の教育学部教育学科
早稲田大学のデータを見ると私立大学文系学部では合格の可能性は十分にあると言えます。
私立大学は募集人数が多く、また併願としてうける大学・学部も多いので、繰り上げ・追加合格は出やすいです。
さいごに
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