■#16■ 11月最後の授業で・・・このままでいいの??

宣言通り12月からはコンスタントに更新をしていきます。

生徒のインタビューだけでなく、日々の出来事や受験を間近に控えた生徒の様子なども書いていければと思っています。

町田校共々お時間のあるときに合格進行記LIVEをチェックしてみてください!!

 

さて、12月です!

いよいよ受験本番が目の前まで迫ってきています。

 

11月最後の浪人生の授業では、少々檄を飛ばしました。

「君らそんなんじゃMARCHなんて受からないよ?」

 

厳しい言葉かもしれませんが、伝えるなら今しかないと思ってのことでした。

最後2ヶ月で追い込める生徒と追い込めない生徒で結果は大きく変わるものなのです。

 

11月は受験生にとって非常に微妙な時期なのかもしれません。

ある生徒にとっては、本番までの逆算から焦りを感じ始める時期で

またある生徒にとっては、夏に次ぐ第2の中だるみの時期で

クラス内にもなんとも不均一な、妙な雰囲気が流れているのが11月の後半でした。

 

周りの生徒にどんな勉強をしているのか頻繁に聞きまわって落ち着かない生徒がいたり、空き教室でダラダラと談笑している生徒がいたり、遅刻をしたり生活リズムの乱れが垣間見られるような生徒もいました・・・。

もちろん高い集中力を保って普段通りにできている生徒も多くいますが。

 

何のために大学受験・進学をするのか。

そこに対して何か正しい答えとか常識とかそういうものはなく、人それぞれでいいと私は思っています。誰かを見返したいとか、誰かを喜ばせたいとか、モテたいとか、動機は何でもいいんです。

 

ただ1点非常に大切だと感じることは、勉強という行為自体は、どんな目的であれ100%自分のために行うもので、学んだ分だけ自分を豊かにすることができるもので、自分にしかできないことだということです。

100%自分に返ってくるということは、自分自身が100%責任を負うことになるということであり、自分自身と向き合う行為であると言い換えることもできます。

 

一定の年齢までは身体的・知的に健康に育つためには周囲の大人の手助けが必要です。

ですが義務教育期間を終えてしまえば、そこから先、知的に自分を成長させることが出来るのは自分しかいないのです。

 

他人がどんな勉強をしているかは文字通り他人事であり自分とは無縁。

いくらでもサボれるが、勉強しない限り知的レベルは不変でありそれは自己責任。

かといって誰かにやらされるものではなく、能動的でなければ何も面白くない。

勉強とはそういうものです。

 

そんな理屈っぽいことや理想論は抜きにし、つべこべ言わず、受験すると決めたから勉強するんだ!と割り切れている生徒はそれでOKです。

そうではなく、モヤモヤしている生徒には自分の勉強を今一度じっくり振り返ってほしいと思いました。

恐らく不安や焦りや怠けなど色々な気持ちから、受験勉強や自分自身と冷静に向き合えなくなっているように感じられたからです。

そんな状態で受験本番期に突入してしまったら・・・。

自分でも何がなんだか分からないうちに波に飲まれ、全て終わってから後悔に襲われる生徒が何人も出てくるような気がします。せっかく1年間頑張ってきて、そんな思いはしてほしくありません。

 

「受験が迫ってくるのではなく、自分から受験に向かっていく」

そういう気持ちをつくることができれば、自ずと結果が付いてくると思います。

本来自分のための有意義な行為である勉強やその結果が「試験」「評価」として世の中で用いられる以上、どうしてもつまらなくなり、受動的な取り組み方になってしまう気持ちも分かります。

ですが大きな視点で受験勉強を捉えたときには(特に浪人生にとっての1年は)勉強によって知識を得ることができるだけでなく、勉強を通してどっぷり自分と対峙して自己管理能力を身に付けることまでできる非常に有意義な素晴らしい経験なのです。

 

受験本番まで残りあと少し!!

4月から考えると、みんな本当によく頑張ってきました。

そして全員にしっかりと成績の伸びが出ています。

11月末にこの話をし、すでに変化を表してくれている生徒も多く、嬉しい限りです。

 

1人も余すことなく志望校に合格できるよう、

貪欲に、能動的に、全力で、結果にこだわって、悔いのないよう、自分のために

残りの時間を過ごせるよう、良い雰囲気を皆で一緒につくっていきたいと思っています。

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