2020.7.6
所沢校第6回ブログ
稲垣T)今週もお疲れ様でした。
片岡T)お疲れ様でした。
稲垣T)今週を通して感じたことありますか?
片岡T)そうですね。社会の2周目も始まって勉強量が増えている中、みんな本当に頑張っていると思います。
具体的に言うと、この数週間の間で授業日以外の日や、授業前後に自習室で勉強する生徒が増えてきました。みんなの受験に対する覚悟が強くなってきた証拠だと思います。
稲垣T)自習室の利用率が増えていることがその証拠ですよね。
片岡T)ただ、社会のレギュラーテストの勉強をする中で、教科書読みに時間がかかりすぎてしまう生徒が多いような気がします。
このような生徒に共通することは、一度に教科書の内容を完璧に理解しようとし過ぎる傾向があることです。
稲垣T)確かに、片岡先生はそのような生徒にどのように声がけをされていますか?
片岡T) 教科書の内容に深入りし過ぎず、反復回数を増やすように声掛けをしています。
私は大学時代、日本史を専攻していたのですが、人物一人ひとり、出来事一人ひとりに膨大な量の研究があることを身をもって知りました。
教科書に書かれている内容はその研究の上澄みのようなものなので、1度読んだだけで完璧に理解しようとするのはかなり難しいです。
もちろん5W1Hを意識して文脈を理解しようとすることは重要ですが、知らない言葉を全て調べようとしたり、理解できるまで何度も読み返してしまったりすると、かえって効率の悪い勉強になってしまいます。
なので生徒には「何度も読んでいるうちに、そのうち理解できるだろう」くらいのスタンスで、さらっと読み通していくように伝えています。
稲垣T)そうですよね。
私もクラスで、初めは7割程度の理解度を意識して読み何度も反復していく中で理解度を100にあげていくのをイメージして勉強するよう伝えています!
片岡T)稲垣先生のクラスでは何か工夫されていることありますか?
稲垣T)英単語のテストで2周目が始まったので、2周目のテストについて1-on-1で自クラスの生徒と話しました。
片岡T)そうなんですね!どんな話だったんですか?
稲垣T)1周目を合格できている生徒だったので、2周目はただ合格するだけではなく、いかに勉強のクオリティを上げて合格できるか、という話をしました。
片岡T)勉強のクオリティを上げるというところを、もう少し詳しく教えていただいてもいいですか?
稲垣T)具体的な内容は、英単語の2周目のテストだったんですけど、1周目は基本的な単語の意味を覚えるので精一杯で、finalだったらfinallyなどの派生語や、それに関連する熟語表現を覚えるところまではできなかったそうなんです。
だから2周目では余裕がある状態なので、派生語や熟語表現も合わせて覚えていこう。という話をしました。
片岡T)なるほど!そういう工夫をされているんですね。
派生語や熟語表現など少し高いハードルを自ら設定して勉強するようにすれば、2周目の勉強をより効果的に出来ますね。
稲垣T)そうですね。お互いのクラスで質の高い2周目の勉強ができるといいですね!
片岡T)来週も頑張っていきましょう!
稲垣T)はい頑張りましょう!