2020.1.16
明治大学情報コミュニケーション学部の国語過去問分析【GMARCH】
Table of Contents
こんにちは、GMARCH【過去問分析コラム担当】の岩澤です。
本日は明治大学情報コミュニケーション学部の国語過去問分析を見ていきましょう。
構成
大問3題(現代文2題・古文1題)
時間配分
各20分程度 試験時間：60分
入試問題の特徴とポイント
例年現代文は2題出題され、1題は評論、もう1題が小説という構成が多い。文章の難易度としてはそこまで難解ではない。古文に関しては出典はさまざまであるが、近年は『蜻蛉日記』『源氏物語』『俊頼髄脳』など比較的有名な作品から出題されることもある。漢字問題は
小問で書き取り問題が出題されている。これらは確実に点にしたいので参考書を一通り目を通しておきたい。
設問形式の特徴とポイント
現代文は、文脈理解を問われる内容説明、全体の論旨把握問題などが問われる。全体として文章の論理展開が問われる形式であり、文章読解力が必要とされる。段落ごとの関係性を意識して解答に取り掛かりたい。小説は評論と違い、感情が入り込みやすく、主観で解いてしまいがちである。文章から回答の根拠となる箇所を丁寧に見つけ、誤答のないように注意したい。古文の設問は大きく分けて文法問題と読解問題が出題されている。具体的に言えば助動詞など基本的な知識を問う設問や、下線部口語訳、論旨把握問題などである。どちらの設問にしろ解答の基礎となるのは語彙力と基本文法である。これらを早い段階で押さえたうえで、主語挿入や人物関係、文脈把握などを出来るように演習を重ねていきたい。また文学史や和歌に関する知識も問われることから基本的な事柄はインプットしておきたい。
明治大学情報コミュニケーション学部の国語は、近年漫画や絵巻など資料を用いた問題が出題されている。このような形式の出題が今後も続く可能性があるので、過去問対策でしっかりと慣れていきたい。
解答形式の特徴とポイント
マークシート法による選択式と記述式の併用。
