2020.1.16
青山学院大学文学部学部の国語過去問分析【GMARCH】
Table of Contents
こんにちは、GMARCH【過去問分析コラム担当】の岩澤です。
本日は青山学院大学文学部学部の国語過去問分析を見ていきましょう。
構成
(2月13日)
現代文2題・古文1題
*ただし日本文学科B方式のみ上記に加え、現・古融合問題が出題される。
(2月14日)
現代文2題・古文1題
*ただし日本文学科B方式のみ上記に加え、古文がもう1題出題される。
時間配分
現代文:40分弱・古文:20分弱 試験時間:60分
(日本文学科A・B日程においてはもう1題あるので、古文はさらに時間短縮をしたい)
解法
入試問題の特徴とポイント
現代文では基本的に評論が出題されている。極端に読みにくいということはないが、ある程度の語彙力がないと読解に時間がかかってしまい、ミスをしてしまうかもしれない。文章内容としては文学論・哲学論などバラエティ豊かである。古文に関しては、さまざまな時代、ジャンルから出題されている。難易度は標準的だが前述の通り時間的制約が強いので素早く内容を理解し解答する力が必要とされる。現・古融合問題はかなりの長文であり、融合問題になれていないと解答に時間がかかる可能性がある。過去問演習を積み、問題形式に慣れておきたい。漢文に関しては、独立問題は出題されないが、基本的な漢文事項については出題されることもあるのでしっかり目を通しておきたい。
設問形式の特徴とポイント
現代文では空所補充問題、内容説明問題、内容真偽問題などがよく出題される。全体として文脈判断が必要とされるため、しっかりとした読解力がないと正解が難しくなる。また漢字の部首を答えさせる問題も出題されたこともある。基本的な語彙、漢字知識は頭に入れていくべきである。古文は人物関係、内容把握問題や口語訳、文学史、和歌に関する問題などが出題されている。古文読解の基礎は文法と単語である。これらを早いうちに習得し、その後読解演習を重ねていきたい。
解答形式の特徴
マークシート法による選択式と記述式の併用。