2020.1.16
法政大学法学部政治学科の国語過去問分析【GMARCH】
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こんにちは、GMARCH【過去問分析コラム担当】の岩澤です。
本日は法政大学法学部法律・政治学の国語過去問分析を見ていきましょう。
構成
大問3題（現代文2題、古文1題、）
時間配分
現代文：45分程度 古文：15分程度 試験時間：60分
解法
入試問題の特徴とポイント
「古文を出題範囲に含み、漢文の独立問題は出題しない」基本的には現代文2題と古文1題の出題。過去に随筆や国語常識（漢字、語句の意味、四字熟語など）出題されていた。法政の他学部では出題されるので併願する場合は対策をしておいて損はないと思われる。
30程度とはいえ記述問題を数問課している点が特徴で、法政の中では難度は標準。とはいえ現代文2題・古文1題制限時間が60分なので時間配分が大事になる。
現代文では評論を中心とした出題で内容のジャンルは多岐に渡る。選択式の内容説明、内容真偽、空所補充などが問われる。記述式の説明問題が必出。現代文2題で1題の文章量がやや多く、設問も多いので試験時間を考えると「速読力」が必要になってくる。
古文は中古・中世の作品から出題されることが多い。設問は重要古語の意味や文法など基本的なものから読解力を見る問題まで幅広い出題となっている。文学史の出題も多く、例年出題されている。記述式では口語訳や内容説明が出題されており、口語訳や人物指摘の問題が出題されることもある。
難易度自体は標準的だが、問題量と制限時間の兼ね合いという点ではやや難といったところか。
設問形式の特徴とポイント
最終的には1題15-20分程度で解けるよう意識して取り組みたい。現代文ではどのようなジャンル・文体の評論が出てきても筆者の意見を一通り読み取れるようにし、記述式対策として普段から自分で解答の根拠を説明する練習をしておきた。
古文は読解力を問うものの、重要古語や基本文法を問う設問が一定数あり、学習成果を発揮しやすい問題と言える。重要古語を含む解釈や基本文法問題など、「内容を読めなくても、取れる」部分で確実に得点を重ねることが肝要である。
傍線部に当たったらそのたびに設問を確認し前後から速やかに回答を出していくということを心がけるとよいだろう。過去問演習段階では内容はさておき、「とにかく素早く書く」ことを意識してアウトプット練習を行っておこう。
解答形式の特徴とポイント
マークシート法による選択式と記述式の併用。
