2019.12.23
立教大学文学部の過去問分析【GMARCH】
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こんにちは、GMARCH【過去問分析コラム担当】の岩澤です。
本日は立教大学文学部の過去問分析を見ていきましょう。
構成
長文読解2題・文法・語彙問題3題or文法・読解問題2題と会話文問題1題
時間配分
時間:75分
長文読解を正確に読み取る為にある程度の時間は残しておきたい。標準レベルの文法・語彙問題を先に終わらせ、読解問題に時間を使うのも戦略である。
入試問題の特徴とポイント
長文読解に出題される英文量はおおむね標準な分量ではあるが、設問内容がしっかりとした文章理解を求めるので読解力が必要となってくる。文法・語彙、会話文問題に関してもおおむね標準レベルの問題であるのでしっかりとした対策をすれば高得点が期待できる。会話文問題では、口語表現特有の言い回しを問われる問題が出題されることがある。
設問形式の特徴とポイント
大問5題の出題内容は、長文読解問題が2題必出で、残りの3題が文法・語彙問題3題、もしくは文法・語彙問題2題と会話文問題1題で構成されることが多い。長文読解問題は、おおむね標準的な分量の英文を扱っているが、しっかり読まなければわからない内容まで問う設問が多いため、十分な読解力を必要とされる。文法・語彙、会話文問題は、おおむね標準的なレベルの問題である。会話文問題では、口語表現特有の知識を要する問題を出題されることもある。
長文読解では正確さが大切。大問(1)(2)がともに長文読解が出題される傾向がある。長文読解の設問では、例年、細かい部分の内容まで問われている。それらの設問に対応するには、一読で内容を把握し、設問に当たる際に該当箇所を精読するという形で取り組むと効果的である。文法・語彙問題のウェイトが大きいので、しっかり学習しておく必要がある。また英文和訳問題も出題される傾向がある。
解答形式の特徴
読解問題中の短文を和訳1題と、ひとまとまりの英文や会話文中の空所に単語を補う問題1題が記述式で、そのほかはマーク式の選択問題である。