2019.12.23
明治大学文学部の過去問分析【GMARCH】
Table of Contents
こんにちは、GMARCH【過去問分析コラム担当】の岩澤です。
本日は明治大学文学部の過去問分析を見ていきましょう。
構成
長文読解3題・文法・語彙問題2題
時間配分
試験時間:60分
長文読解:15分×3・文法・語彙問題:10分程度
解法
入試問題の特徴とポイント
2017年度に会話文が出題されたものの、基本的には長文3題・文法・語彙問題2題という形で安定している。長文読解のテーマとしては、言語・心理・歴史・社会・物語など多岐にわたって出題されている。英文の長さはとりたてて長いというわけではないが、試験時間が60分と比較的短いことから、文章を素早く、正確に読む練習が必要となる。文法・語彙問題では語形変化や派生語による空所補充などが出題されている。単語や熟語、慣用表現などの語彙力を養っておく必要がある。また、これらに関しては、解答形式が記述式であるので、正確なスペリングも必要となってくる。
設問形式の特徴とポイント
長文読解の設問については、同意表現、内容説明、内容真偽、主題などがよく出題される傾向にある。同意表現については、語彙力は当然のこと、文脈をとらえたうえで選択肢を吟味しないと判断を誤ってしまう可能性があるため、文章全体の読解力も問われることとなる。内容真偽も問われることから、文章の正確な理解が必要となる。問題全体として、文法・語彙知識や文章理解と英語力をバランスよく問われている。
解答形式の特徴
文法・語彙問題の10問は記述式、あとはすべてマークシート法による選択式。