2015.5.28
町田校【合格進行記】第二回 ~眠れる獅子推参~
既卒生は第1期「だらけ期」を迎える頃だ。(1.5期かも)
そんな中、最近は毎日のように顔をみかけるようになり、頑張っている様子でもあり、
時折ぼーっとしているようにも見えるSくん(既卒)とのお話。
辻井「最近、結構来てるね。調子はどう??」
Sくん「なかなかモチベーションが上がらなくて、継続して出来ないんですよね」
辻井「この時期にはあるあるだね~。原点に戻ってみよう。なんで大学受験を選んだの?」
Sくん「いくつか選択肢があったのですが、周りも大学に行っているし、いろいろ考えた結果、という感じですかね」
辻井「何か深そうだね!笑 大学に入って何かやりたいことがあるの?」
Sくん「運動はしたいですね。でも、何を学びたいかは定まっていなくて、志望校も明確になっていない状態です。。。」
辻井「確かにそれは、なかなかモチベーションが上がらないね。じゃあ、一旦大学はさておき、将来のビジョン、目標はある?」
Sくん「お金儲けしたいです!笑」
辻井「なかなか正直だね!笑 そこから逆算して考えてみたら、良いんじゃない?」
Sくん「逆算ですか。良い大学に入らないと、お金は稼げないんですか?」
辻井「どの程度で『稼ぐ』とするかによるけど。お金を稼ぐための道って何か思いつくものはある?」
Sくん「やっぱり大企業に入ることですか!?」
辻井「それも一つの選択肢だよね。じゃあ、大企業に入ろうとすると何が必要なんだろうね?」
Sくん「… そのあたりのイメージがわかないんですよ~」
辻井「まぁそうだよね!大企業に入りたい人はSくんと同じようにたくさんいて、競争になっていて、ある企業が10人を募集したら、1000人の応募があると企業はどうやって選ぶかな。」
Sくん「やっぱりお金を生めそうな人ってことになりますよね」
辻井「(お金儲けしたいだけあって、考えの筋が良い!)その通り!でも、お金を生めそうな人なんて、わからないよね。企業も限られた時間の中で面接するから、1000人全員に会えないだろうし。。。」
Sくん「そうですね。」
辻井「そこで、書類による選考があったりする。一般に言われる「良い」大学に行っていた方が書類の段階では通りやすいことは何となくわかるかな?Sくんは面接にさえ行ければ、何か採用されそうだもんね笑」
Sくん「そういうことがあって、MARCH以上=選択肢が増えるということなんですね!」
辻井「OK?じゃあ、明日から全力で頑張れそうだね!もう5月も終わりだから、とりあえず夏の模試に向けて、頑張ろう!」
Sくん「いきなり全力は厳しいので、徐々にエンジンかけていきます笑」
辻井「(明日から頑張ってくれ~!)う、うん。そうだね!最後にEDIT STUDYの授業はどう?」
Sくん「文法問題と読解で同じようなことをやるので、授業を聞いたら、結構覚えています。
It is not until ~ that S V とか文法問題、読解で出てきて、また文法問題で出てくるって感じで、あれは気づいたら覚えられているので、ありがたいですね!」
辻井「しつこさで攻められている感じがたまらないよね」
Sくん「こんな感じでやっていけたら、一度やったことは忘れないと思います。」
辻井「英語は1回も落としてないよね?あれ、社会の方は…」
Sくん「あ、次は大丈夫です!笑」
辻井「じゃあ、次は期待してるよ!気づいたらもうこんな時間だ!時間取らせてごめん!」
Sくん「ぼんやりしていた頑張る目的が少し見えたので、やってみます!」
直接は大学受験に関係ないと思うような会話。しかし、向かう目的地が必要で、それに気づくことは大きな前進(=原動力)になり得る。
最近は勉強中の誘惑を断ち切るために携帯電話も家においてきて、走り出すための準備をしている様子。
継続的に勉強するようになったら、おそろしく力を発揮しそうなSくん。
眠れる獅子が目覚め、奮起してくれるよう願います!