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<2019年10月更新>【新入試英語-リーディング概観-】プレテスト分析&対策

みなさんこんにちは。2021年度大学入試改革(新入試)担当の初田です。

今回から複数回にわたり共通テスト第二回試行調査の英語(リーディング)についてみてきます。

 TOPICS

共通テスト英語(2021年度大学入試改革(新入試))の出題方式について

過去二回のプレテストから考える出題傾向

高得点を取る為に必要なこと

 

共通テスト英語(2021年度大学入試改革(新入試))の出題方式について

✓制限時間は80分、センター試験と同じ時間設定
✓大問数6題、独立した発音アクセント・文法問題の出題はなし
 

英語(リーディング)の試験時間は80分。大問の数は6題となっています。従来のセンター試験と同じ試験時間、大問数となっていますが、発音アクセントや単独の文法問題が削除され、すべての問題が長文読解となっています。

 

 

過去2回のプレテスト(2021年度大学入試改革(新入試))から考える出題傾向

✓「身近」で「実用的」な題材の問題
✓内容の把握や表の読み取りが求められる
✓センター試験以上に早く読むことが求められる

 今回の2021年度大学入試改革(新入試)試行調査で出題されていた問題で使われている題材は、インターネット上で見られる、ウェブサイトやブログ、レシピといったものやディベートやプレゼンの発表資料といった実用的なものとなっていました。

各問題では、単に文章の内容を理解するだけではなく、回答に必要な情報を探し出したり、英文の内容を踏まえ図表やグラフを利用したりする問題が多く出題されるようになっていました。また、英文に記述されている「事実」と「意見」を区別する問題、正解が一つとは限らない問題など、英語能力にとどまらない、情報を正確に処理し判断する国語的な能力を必要とする問題(2021年度大学入試改革(新入試)の特徴の出題もありました。

問題文に限っては従来のセンター試験と文章量は大きく変わりません。しかしながら、図表や設問の語数がおおよそ2倍となっていること、また、難易度の上がる後半の問題に複数の選択肢を選び解答をする問題があり、問題文を読む時間に加え、解答を考える時間まで考慮に入れると、従来のセンター試験よりも時間が少なく感じるかもしれません。回答時間のマネジメントはやはり引き続き考えていく必要があるでしょう。

 

高得点を取る為に必要なこと

✓英文の難易度は高くない、基本をまずは作る事
✓センター試験第3C、第4問のやり方が流用できる
✓新しい設問には対策が必要
✓英語の基礎力と考える習慣を

 

2021年度大学入試改革(新入試)共通テスト試行調査を見る限り、英文の難易度そのものは大きく変わっておらず、基本的な語彙と文法知識があれば十分に読みこなすことができます。そのため、単に「難しくなる」とやみくもに不安になる必要はありません。

文科省が作成した共通テストの作問の狙いを見ると、2021年度大学入試改革(新入試)共通テストで問われる能力は概ね①「素早い情報処理能力」②「文章の意図を正確に把握する力」③「『意見』と『事実』を区別する読解力」であることが分かります。各問題に対しては、掲載されている文章や記事、表から、設問の解答に必要となる情報を探し出すこと、その文章が何を「伝えたいのか」を考え解答することといった、従来のセンター試験第三問Cのディベート問題や第4問の図表問題、広告問題のやり方がそのまま流用できます。一方で新たな設問として、「意見」と「事実」を区別する問題や、正解が複数ある問題の出題がありました。これらは英語の能力そのものを問うというよりは、一定の英語力を前提として「考え」「判断する」能力(2021年度大学入試改革(新入試)の特徴)を問う問題であると考えることができるため、従来のセンター試験にはない対策が必要となります。

結論としては共通テスト試行調査から見る限り、英語(リーディング)の難易度が著しく難しくなるという事はありません。この点では2021年度大学入試改革(新入試)でも、今までの知見を活かした学習で十分にカバーできるでしょう。新たに必要となるのはやはり「思考力」「判断力」に関わる能力であり、その対策として、日ごろから様々な文章に触れ考える習慣を作る事でが大切しょう。

 

いかがでしたでしょうか。従来のセンター試験と比較すると、2021年度大学入試改革(新入試)共通テストでは実用的な内容をテーマに、「論旨を正確に理解し(文章の言いたいことを考えながら読み)」「素早く情報を探し図や表と関連付け」、単純に本文を読むだけではない、「考え」「判断する」能力(2021年度大学入試改革(新入試)の特徴が問われるようになっています。

 

次回の記事からは英語(リーディング)の各問題に焦点を当て、従来のセンター試験と2021年度大学入試改革(新入試)との比較や、その対策について考えていきたいと思います。 

 

新大学入試に向けたDIETSTUDYの取り組み

新大学入試に向けてDIETSTUDYが取り組んでいること
分かりやすく1分で理解できるようにまとめました。

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1位 週に1度の1on1面談

・毎週自身の足りない部分に気付かせてくれた面談で成績が上がった!
明治大学経営学部経営学科進学!T・Kくん(千葉日本大学第一高校)

・自分から質問できるタイプではなかったけど、面談があったので何でも相談出来ました!
立教大学観光学部交流文化学科進学 S・Oさん(日出学園高校)

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2位 何度も反復してくれるテスト中心カリキュラム

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明治大学商学部進学!丸子くん(船橋芝山高校)

・テストがあって皆で切磋琢磨できたから頑張れた!
早稲田大学国際教養学部進学!S・Mさん(アルジャー高校(東京インターハイスクール))

・テストがあったからこそ10か月心の支えになって頑張れました!
学習院大学 法学部 政治学科進学!H・Kくん(日々輝学園高等学校:通信制)

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3位 少人数反転対話式授業

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早稲田大学教育学部社会地理歴史専攻進学!I・Tくん(井草高校)

・対話式で根拠まで聞かれるので理解力が高まり、成績が上がりました!
立教大学社会学部現代文化学科進学!H・Yくん(千葉英和)

・適度な緊張感と記憶に残りやすかった対話式授業!
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